9月の最終日曜日のことです。当初の予定よりも早めに到着すると店頭の様子はこのような状態で2人目のお客さんが到着したのは16時を過ぎた頃。その後も16時台は列の伸びは鈍いものの、17時を過ぎた頃から一気に来客数が増え、17時48分に開店する際にはその列は持ち帰り客も含めて23人に及んでいました。尚、この日は以前と同様、持ち帰り客に優先的にラーメンが提供されていました。
待っている間に道中のセブンイレブンで購入した話題の新商品を。
梅の酸味がキツめで酸っぱいなとすら。これはこれで美味しいとは思いますがお店のものとは別物。焼酎も梅シロップも市販されているのだから炭酸を加えるだけ、と簡単に考えてしまうのですが、難しいんでしょうね。
国産ブタメン、大蒜多め+野菜+ブタかす入りアブラ+生卵+大盛り。
その姿から普段と同じ位の量だな、と。この時は余裕もあったのですが。
豚と野菜が麺に張り付くように。
スープの存在を目視出来ない程に麺がぎっしりと。
豚や野菜に圧し潰されたことがあっても標高そのものはさほどでもありません。
盛り上がった部分は乾燥も手伝ってボソボソ感を猛烈に伝えます。
シャリっという小麦粉を噛む音が聞こえてきそうな、ボソさが突き抜けた結果の生煮えと表現したい感覚を覚えました。
スープに潜らせましたがその特徴は保たれたまま。
最後は卵黄による深みを加えて。
充分に火が入ることでホクホクとし、本来持つ甘さが極限まで引き出された野菜。
サックリという音が聞こえてきそうな赤身。
食欲をそそるタレが染みて変色した脂身に覆われた豚。
荒々しい見た目で厚みもあります。
裏返すと、実際に食さなくとも赤身は軟らかく脂身には甘い脂が含まれていることが容易に想像できる形姿。
元は1つだったであろうと思われるも、それぞれが充分な大きさである豚。
みっちり詰まった肉質も歯を入れるとそれ程抵抗せず崩れていく豚。
豚のコクと調味料の甘さと醤油の塩味という3つの要素がその順に表現された味わい。ただ飲む度に、液体油によるねっとりさが味と舌触りの両面に多大な影響を与えていました。
ビローンと伸びた麺の下には甘辛いアブラ。ぐったりした野菜と共に。
大蒜は大量に。ガリガリと音を立てた後に強烈な辛さが襲ってきました。
ブタかす入りアブラ。脂たっぷりなのですが見ため程の油っこさはありませんのでそのままパクパクとも。
生卵。卵黄は避難させ器に残った白身は麺と絡めて。
完食までには約26分。他の固形物を食べるのに苦労して、大蒜とブタかす入りアブラを少し残してしまいました。総量はそんなに多いとは思わなかったのですが時間を要してしまい、お店に迷惑を掛けてしましました。次回以降は注文内容を考え直さねばと決心し、店主さんと助手さんにお礼を言い帰路に就きました。
食べては撮って食べては撮ってみたいな落ち着かない人の隣の席になってしまったお客さんも、ただ反省と毎回毎回口だけでのこのこやってこられる店主さんたちが不憫だなと。。
たまには箸を持ったら最後まで食べられてみてはどうですか。