北京オリンピック閉会式の日、柏で成分献血を行った後に訪れました。前回は全血への変更、前々回は途中で強制終了とアクシデント続きで、今回も濃度が高すぎるとのことで全血への変更を提案されましたが、初志貫徹でどうにかこうにか無事に終了しました。
その後は、常磐線と京浜東北線を乗り継いで、14時29分に店頭に到着し13人の行列の最後尾へ。後続に9人だけが続いた15:06に開店し、丁度私までが一巡目として入店できました。そして、入店から25分程待ってラーメンが配膳されました。
店内はカウンター6席、座敷席は4人掛け3席の最大18人が収容できますが、複数人で訪れた方の状況によって、概ね12人~15人で運用しているよう。1ロット5杯で2ロット分は立て続けに配膳し、お客さんの食べるスピードと着席未提供のお客さんの人数を勘案し、3ロット目の調理開始タイミングを計っているように思いました。
国産ブタメン、チョイ野菜大蒜多め+大盛+ぶたかすアブラ。
先行して配膳された丼。自分でもよく崩れずにカウンターから降ろせたなと感心しました。
この時点で決壊が始まり、見かねた助手さんからおしぼりが手渡されました。
今まででもトップクラスの標高です。
店主さんがぎゅーっと一揉みしてから鍋の中に投入され、3分間茹でられた麺。
ボソッとした食感でも、喉に詰まるような感覚はありません。
スープと長時間絡んでもその特長は失われずこれだけの量でも飽きずに食べ切れました。時間を掛けてしまいましたが、決して食べ切れないという訳ではないのが、富士丸の魅力かと。
野菜はお馴染みのグッタリしたもので、自身の甘さを余すことなく伝えていました。バランスという意味であればもっと量があった方が良いのですが、ここ2回の麺量からすればこれ位が適量です。
脂身と赤身をバランス良く備えザクっという食感の豚。
ほぼ赤身でしたがパサつきによる食べ難さはなく。そして口に入れると、裏側にチューチューと吸いたくなる味の染みた脂身の存在に気が付きました。
見た目どおり、あっさりとした後味だった豚。
堅固さを感じるももスッとほぐれるやや黒みを帯びた豚と、細やかな肉質で脂身多めの豚。
液体油の層がほとんど見られないスープ。
表面に細かな油滴が浮かび、醤油の効きが優しめの甘じょっぱい味わい。そして、麺と野菜の影響か、最終盤には薄さを覚えました。
蓋をするように盛り付けられた豚の上にもアブラ。
ツンツンと辛さを発していた大蒜。
野菜の茹で汁も混ぜられたブタカスあぶらは、麺を移してつけ麺の様にして。
テーブルに麺、野菜、大蒜を散らかしながら、同ロットの男女カップルとほぼ同時に約22分で完食。店主さんからの大きな声でのご挨拶を背に、14人の待ち人の脇をすり抜け帰路に就きました。
とか、わざわざドヤ顔で書く必要はあったのだろうか