子供の頃からの昭和の味なんです。

遊廓街のど真中にある 「ミンミン」

物心ついた時に 親父殿に初めて連れていってもらった店なのだ。
あれから５０年 当時のままの佇まい。
以前 娘が中学校で中傷を受け 心が折れかけた時、この店の女将が
台湾なまりの日本語で この子は賢い子だよっ の一言で少し気分が和らいだんだ。
オリーブ(女房殿)の帰宅が遅いと連絡があり、久しぶりに娘と一緒に暖簾をくぐりやした。

マーマ！ただいま！ にヨクキタ ヨクキタ！と

雑然と並ぶ・・・・・・・・
冷房なんてありません。
窓や入り口を開け放ち、まるでオープンテラス席。

暑ければ 備え付けの コレッ 使ってよ！
ある意味 一般の皆様には敷居が高いと思います。
黙っていてもオイチャンが餃子の仕込みを

その最中も 夫婦喧嘩のバトルが続くのは５０年 変わらぬ風景。

熱々の餃子を頬張れば、色々あった我が家の歴史が走馬灯の様に甦る。

いつもは名物のジャージャー麺なんだけど、
マーマが この人 仕込むの忘れたよ！の一言で 火に油を注いで・・・・・・・
食べている横でバトルが
これもここの名物なんです。

ご馳走さまです。

おいらの大事な昭和のヒトコマを 娘と味わえた事に感謝

オイチャン マーマ、どうか これからもお元気で