ラブストーリーは砕かれて

「ラブストーリーは突然に・・・のはずだった」、の続編
あれは３０数年前
19の時 オリーブ(女房殿)に命を懸けてフラレ 身も心も砕かれた おいら。

１ヶ月後 何も考えずユースエクスチェンジプログラムからの紹介でカナダへ飛び立った。
カナディアンパシフィック航空B747 香港からの羽田経由ヴァンクーヴァー行き。
乗客は半数近くが移住目的の方々。多種多様な言語が飛び交う機内で上映されてたのが
シルベスタ・スタローン主演の「ロッキー」、吹き替えは無いけど 解りやすいストーリー
気がつけば着陸態勢に。
トランジットで迷っていると、初老のご婦人が おいらの手旗信号の様なジェスチャーに
理解してくれドメスティックカウンターへ案内してくれ無事アルバータ州エドモントンへとうちゃこ。
待っていてくれたのは オーバーアクション気味なママ。
彼女の運転で約一時間、一方的にしゃべり通してくれたドライブ。
数日間は馴染めなかったけど トラックの配車業務の手伝いをするうち
オリーブの事も少し頭から離れて行った。最初のうちは間違った指示を無線で出し
荒くれドライバーからは 東洋人に指図されたくないと脅されたけど、
少しづつ認めてくれるようになり 面白くなって ２ヶ月過ぎ
このまま 移住しても と思っていたら、日本から父危篤の連絡。
帰国することになってしまったのだ。
日本のドラマで時任三郎と陣内・・主演「ライスカレー」の様な珍道中だった
そこからまた ストーリーが突然に。
山崎まさよしの「One more time, One more chance」みたいな
それは また別のお話。

新宿TAKASHIMAYA Patissieriaのモンブラン達パート2

曜日違いで14人のパティシエの作品がショーケースに並ぶTAKASHIMAYA Patissieria
写真の許可を頂いて １枚だけ カシャッ

そして その中から 最初に選んだのは、学芸大学近くにある「リュードパッシー」のモンブラン

しっかりした食感のマロンペーストは甘さを抑え
中の生クリームはクリームチーズを隠し味に使っているのか 濃厚でミルキー。
メレンゲのステージが しっとりして美味しい。

二つ目は多摩の名店「ル・ジャルダン・ブルー」和(なごみ)のモンブラン

メレンゲのステージにスポンジを載せ タップリの生クリームを被せ 小豆をちりばめ
こし餡にも似た柔らかい渋皮栗のペーストを絞ってその上に甘露煮を飾り
金粉のアクセントを。
見た目は普通のモンブランぽいけど、ボリュームも有り 想像以上の完成度。

ご馳走さまです。

今朝の羽田空港 ハミングバードDepartureはこれだけで

土曜日とあって 専門家の皆様がフェンスの端から端までいらっしゃる。
間から １枚だけ撮らせて頂き
格好イイお写真は皆様にお任せして、いつものニュートラルコーナーで

オリーブ(女房殿)が持たせてくれるポットからコーヒーを注ぎ、
リカレントの書類に目を通してと。
彼女も朝 暗いうちから仕事なのに、いつも すまねえ。

朝陽が眩しい

あっ バードさんが空砲を鳴らして鳥達に注意している

小路を通って


おいらも 仕事に入ります

オリーブ(女房殿)が好きな 竹輪麩 おいらは・・・・・

昨晩 オリーブが用意してくれた 晩メシは おでん。
前日から昆布で出汁を取り、おじゃがと大根それにトマトは別鍋でコトコト。

食べる直前に他のタネを入れ ひと煮立ち。

透き通った薄味に各々の味が重なり 旨味に旨味が絡み合う。
どれを取ってもウマイんです、がっ！
この中に おいらの唯一 苦手なモノが。 それは竹輪麩。
あの メリケン粉を固め、何の味もしないボソボソとした様な食感。
子供の頃から手が出なかった。
もし 結婚したら 我が家からは竹輪麩は排除するつもりだったのに、それが。
オリーブと付き合う様になった ある日、鎮座の煉瓦亭へ誘ったら定休日。
仕方なく 向かいの割烹おでんの店へ連れて行って 女将に彼女の好きそうなのを！と
そこで出してくれた竹輪麩に彼女の一言、
こんなに美味しいモノに巡り会え、しぇふと付き合って良かったと。
それだけかい！
オリーブの家では おでんに竹輪麩は入れなかったのだ。横須賀には無いのか？
そして 竹輪麩だけで おいらの事を・・・・・・・んな訳ないだろう！
あの路地裏の名店も無くなってしまい、彼女があの味を受け継いでいるのかも。
ご馳走さまです

もう このハンバーガーが食べられなくなる

JR品川駅 港南口前にある グリル＆バー「yves」
今週末 その灯りを消す。
お願いしたハンバーガーがテーブルに
写真を撮っても？に もう しぇふさんの様なお客様に会えないんですね とM君。

ウルティメーテッドバーガー おいらが勝手にそう呼びました。

yvesの歴史と旨味を全て積み上げたハンバーガー
能書き等 要りません、おもいっきり手を汚して頂きました。

時をかけ 味を紡いできた料長 お疲れ様でした。
いつも笑顔で迎えてくれたホールの皆さん ありがとう。

ご馳走さまでした。