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リタイアーのよもやま話

バッハ シャコンヌ

2016-02-26 21:09:29 | 音楽

先日、バッハ シャコンヌ‐庄司紗矢香
を聴いて驚いたことがあった。

何とも、聴きやすい演奏だこと。

かなり、昔のことだ。
もしかすると、40年以上前だろう。

日本人の女性バイオリニストの
演奏でこの曲を聴いた。

その時、この曲を聴いて、あまり
いい印象を持たなかった。

その懊悩するような曲調には、絶
望的な気分になり、堪らなかった。

かなり、有名な女性バイオリニスト
だったのだが。 

その演奏者の演奏を紹介するのは、
今では、不可能のようだが、その
系列の演奏とししては、パールマン
等の演奏に、その面影を感じ取る
ことができるような気がする。

Bach 's Chaconne for Solo Violin
 / Itzhak Perlman (Part 1/2)

Johann Sebastian Bach - Chaconne,
 Partita No. 2 BWV 1004
| Hilary Hahn

ところで、次の演奏は、先日紹介した 
庄司紗矢香 の演奏である。

バッハ シャコンヌ‐庄司紗矢香 
( bach chaconne - sayaka shoji)

どうだろう。違うと思うのだが。

印象的には、カザルスの無伴奏チェロ組曲
を思いだす。

改めて聴くと、全く違うのだが、
(久しぶりに聴くと、なんと若々
しい情趣に満ちていること)

いずれにせよ。 感情過多にならないと
いうことでは、共通点があるのではなか
ろうか。

とにもかくにも、今回、バッハ シャコンヌ
‐庄司紗矢香を聴いて、やっとこの曲に魅
力を感ずることができて、驚いている。

40年以上、かかってしまった。

こういうことがあるんだ。

驚きである。