消費期限終了

リタイアーのよもやま話

職業や企業そのものが消えつつある

2010-05-13 21:40:47 | 経済
ロバート・キヨサキ氏の本を読んでいたら、「いまは単に
失業者が増えているだけではない。職業や企業そのものが
消えつつある。」

なんていう文章が出てきた。非常にインパクトがあった。



夕方、病院から帰宅して、ヤフーを覗いたら、


なんというタイミングかというようなニュースがあった。


企業「消滅」、2万7000件=休廃業など、倒産の2倍超-09年度

5月13日18時4分配信 時事通信

2009年度に企業(個人経営も含む)が休眠や廃業、解散に追い
込まれた件数が、法的整理による倒産件数の2倍を超える2万
7191件に上ったことが13日、帝国データバンクが初めて実施
した調査で分かった。

厳しい経済環境などを背景に、倒産を大幅に上回る数の企業が
「消滅」している実態が浮かび上がった。

内訳は、不況による業績悪化などを理由に事業を休止したり、
夜逃げなどで実質的に事業が停止していたりする「休眠」が
9744件、登記を消滅させる「解散」が8966件、「廃業」が
7224件、「一時的休業」が1257件。

倒産と同様、金融危機の一服や政府の経済対策効果などで08年度
と比べると総数は9.8%減少したものの、帝国データが集計した
倒産(1万2866件)の2.1倍。

法的整理よりコストがかからないことも多さの一因だという。 


とういニュースであったが、それだけ、失業者が増えていくこと
であり、複雑な気分である。


20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか

2010-05-13 00:17:52 | 社会
講談社+α新書
20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか
著者: 大屋洋子


最近、本屋で見かけた本である。


若干、うらやましい気分もしたが、わたしのような
退職組が読んでもしようがない本と思った。


ところが、ヤフーの記事に、びっくりする特集が
あった。


以下、その記事である。


価値観の変化になぜ気づかない?
痛い[40代バブル男]の共通点

週刊SPA!4月27日(火) 12時26分配信 /
エンターテインメント - エンタメ総合

'87~'91年に起こったバブル景気。この間の狂乱っぷりも、
もはや昔話となり、当時、就職活動を行った“バブル世代”も、
40代の立派な中年である。

そして今、なんでも、このバブル世代が「若い女のコにモテる!?」
と、うっかり、ときめいているんだとか……。

現実は、さにあらず。若い女性たちが聞こえてくるのは、
いまだギラギラが冷めない40代バブル世代への「イタい」
「ウザい」といったブーイングだった!


【食に関する価値観の違い】

<バブル時代の風景>

会社の接待や忘年会が高級レストランや会員制クラブで行われ、
高級食材を貪るグルメブームが起こった。

イタリアンを「イタ飯」と呼んだり、ボジョレー・ヌーヴォーを
異常にありがたがったりもした



「新入社員の頃、経費月30万円を使うため、キャバクラや高級
レストランに行きまくった」という男性(43歳・広告)の証言も
ある。

確かに、いい店に行き、いい食材を食してきたのであろう。


しかし、~。以下省略。


以上、ヤフーの記事より。


この記事を読んで、さすがに一人で笑ってしまった。



わたしたち団塊の世代が、何かと理屈っぽくて、したの世代から
疎まれたが、どの世代も、その次の世代に疎まれるもののようだ。


この記事を読んで、わたしたちの世代と後続の世代との断絶より、
このバブル世代とその後続の世代とのギャップの方が、なんとなく
痛々しい気分になってしまう。

今、まさに、若者は草食系と言われている。そして、ものを買わなく
なっている。

そういう時代に、バブル世代のように、華美な生活を当然とするような
感覚では、種族が違うという程の断絶かも知れない。本当は?

そのことに、バブル世代が気づかないとは、中年にもなっている年齢
として、寂しい気持ちになる。


そういう意味では、まだ、団塊の世代のように、貧しかった子ども時代
の記憶のある世代の方が、草食世代と共感できるかも知れない。

そう、子どもの頃、家に何もなかった世代である。


ただ、わたしたちの世代は、21世紀は輝いていると、教え込まれた。


今の若者は、世紀末の様相の時代にあって、未来は閉ざされ、下流
社会という先のない人生に甘んじざるを得ない。

それは、また、わたしたちの世代では、理解し得ないものだろう。


それにしても、何が、時代の真実か、情報は、検証し続けなければ
ならないものだと、笑ってしまった。