後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

足慣らしのハズが・・・

2015年07月17日 | Weblog

今週末に北アルプス薬師岳に行くが、その前に足慣らしをと思い、15日の朝早くから
天竜川を遡った水窪(みさくぼ)にある「常光寺山 1439m」に登りに行く。

登山道入口に着くと4駆のパトカーと登山支度の警察官が2人。
何事かと聞けば「調査です」と言うだけで、何の調査かは分からないがとにかくドッキリ
おまけに「クマが出ますので気を付けて」とか言われ、さっそく首に笛をぶら下げて出発

登山口の看板を見ると「クマ注意」とか「山岳遭難警告」「遭難者」の立て看板が・・・・
4月5月で6件の行方不明者とも書いてある・・・こんな山で遭難・行方不明??

水窪町の案内では「ファミリー向け頂上まで1時間半」とあったので、気楽に登り始めたが
やっぱり「クマ」は気になって、途中途中で笛を吹きながら予定通り1時間半で頂上に着いた。

出会ったのはサル2匹でヤレヤレ

当初計画に従って、グルリと尾根伝いに回って下山するコースを進むと
常光神の祠に出合うが既に廃墟になっており人が訪れた形跡はない。

陽光は明るく風は涼しく気持ちがイイ。 道々「バイケイソウ」の群生が見られて山の楽しさを満喫。

2時間ほど進むと分岐に出て、標識通りに「白ガ森集落」に進んだ・・・・が、なかなか集落に出ない。
常光寺が廃寺になって以来、お参りする人もなく踏み跡は消えてしまったようだ。
行きつ戻りつして何とか林道に出たが、右に下るのか左に上るのか
現在位置が分からず地図読みができない。

プチ遭難状態だ・・・ 今朝見た、立て看板の行方不明者警告が頭を過る。

このまま林道を下ればどこかの集落に出るハズと歩き出す。

・・・・・と、山仕事中の村人に出合い道を尋ねる。

「この林道を下らず登った終点から行った方が早い」と教えられて、もう一度
下りてきた林道を1時間かけて登った。
しかし林道終点に着いたものの言われた道は無い  仕方なく今来た道を再び下るハメに

結局3時間歩いてまったく予定外の上村集落に辿り着いた。  

1軒の民家に入って、常光寺山登山口のある「家老平」への道を尋ねたら
呆れ顔で「よくも歩いて来たもんだ。ここから歩いてなんて無理だよ。10キロはある」

さらに「ヒルにやられんかったか」と聞かれ、シャツを捲ってみたら
首の下にヤラレタ跡が・・・・たっぷり血を吸って行ったようだ

足が棒状態なのでとても歩く気になれず、タクシーを頼んでもらい、今朝パーキングした
「家老平」に無事戻った。  タクシー代5000円は苦にならない安堵料金になった。

歩いた距離19キロ。歩いた時間8時間・・・・とんだ足慣らしになった。  反省

 

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