奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

空間に変化と使い方の拡張を生み出すスキップフロアという選択肢、見る方向に「斜め」を生み出し部屋の奥行感を増す設計デザインの仕掛けで斜めの視線が生まれる事で間取りも段差も。

2022年11月05日 | 設計の事デザインの事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※スキップフロアの設計デザイン提案CG(斜めの視界を増やす事で空間に変化を促す)

 

 

 

よく考えられた住まい、

「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

住まいの空間づくりの際に

意識をしておくと効果的なのが、

高低差に関すること・・・・・。

 

立体的な空間利用を意識した

住まい造り。

 

地下室を設けたり

ロフト等を設けるなど、

住まいの空間の中に

高低差の広がりが出せると、

見た目の印象が

非日常化することと重なり

余裕のある空間として視界に入ります。

 

幅広い使い方ができるため、

空間の利用価値もあがりつつ

とても便利なものです。

 

そんな中で、

スキップフロアを設けるといった

空間の使い方もあります。

 

スキップフロアは、

床に段差を設け

部屋に抜け感や

奥行を生み出す仕掛け。

 

通常の床の部分よりも

少し高い位置にありますから、

目線の位置が上がって、

どちら側から見ても

斜めの視線となり

奥行が広がり

部屋が広く感じる事にもつながります。

 

なお、スキップフロアに上がることで、

天井までの高さは近くなりますが、

ロフトに上がった時に

感じる窮屈な感じはありません。

 

また、スキップフロアには、

部屋の見え方が変わる以外にも、

活用次第で

面白い空間の使い方を

できるのが魅力でもあります。

 

例えば、スキップフロア

上下をつなぐ階段を

ブリッジ(橋)のように見立てたり

階段の間に

収納スペースを計画したり、

階段の横にテーブルを備え付けて、

ちょっとした小部屋のような感覚で

使うことも考えたり・・・・・。

 

上には行かず、

すぐ脇に座って

背もたれにするといった

使い方もできます。

 

段差の利点を活用して

空を眺める空間として

プランを考えても良いと思います。

スキップフロアの

段差と融合して

窓の使い方次第でも

視界が拡張しますから。

 

 

家の中の段差ということも有り

気を付けなければいけない事も

多いですが

段差のメリットを

よりよく暮らしに合わせて

工夫する事で

間取りの活用にも

変化が生まれますから。

 

住宅設計デザインの付加価値で

味わう事の出来る暮らしの心地。

 

暮らしのカタチを丁寧に

愉しみと価値を生み出す

空間デザインが持つ

魅力を味わう住まい造りを

考えてみませんか?。

 

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
お申し込みください。
----------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
----------------------------------------------

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リノベーション・リノベで空... | トップ | 住まいの設計デザインの過程... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

設計の事デザインの事」カテゴリの最新記事