奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

古民家リノベーションの現場、設計デザインの工夫で立体的な空間の余白、LDK空間からの開放感と二階ホールの居室のような心地よさと味わいを・・・・・。

2016年12月16日 | (仮称)味わいの時間を丁寧

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古民家リノベーションの現場・・・・・・。

(仮称)暮らしの環境と味わいの時間を丁寧に感じる古民家リノべーションの現場。

 

 

この日は現場の出来高確認も含めて

状態の確認に・・・・・・。

 

住い手さんも同行して「その場所」を歩く事での

気付きもありますからね。

 

LDK空間から吹き抜けを見上げる立体感・・・・・・。

 

 

実際の生活の場が出来上がるまでに

現場を見たり、歩いたりすることの

重要性はありますから・・・・・。

 

リアルサイズでの確認が大事。

 

 

LDKスペースでの吹き抜けの効能も

一階部分で感じる事が出来ますよ・・・。

 

 

リノベーション前は閉ざされた場所で

日中でも暗かったLDKのスペースは

その場所での窓の設計と吹き抜け部分での

窓の設計・・・そして部屋をまたいででの

窓の設計による効果で明るさと開放感を

落とし込んでいますよ・・・・・。

 

キッチンもその明るい空間に存在を映移動させて

向きも使い勝手も改善して

I型キッチンを使い 「アイランド」キッチンとしての

空間の使い方が出来る様に・・・・。

 

同時に・・・・レイアウト変更で

キッチンに立つ時、使うときの

作業動線、家事動線の改善と

「見える方向」を心地よく

空間デザインを施しつつ・・・・・。

 

ダイニングテーブルを置く位置も

キッチンからの作業動線を考えて

横へスライド移動するようなイメージ。

 

 

効率化だけが暮らしやすさのすべてではない

という部分もしっかり「味わい」としてデザイン

していますからね・・・・・。

 

 

二階部分の各部屋の状態も

仕上げに近づいているところ。

既存の柱や梁などの「木部」を活用する事で

「当時の趣」を残すように・・・・・。

古民家ならではの良さが

新しい和モダンの空間に生きていますよ。

 

時間の経過を楽しむように・・・・・。

 

 

棚も少し「遊び心」を投入しています。

そのカタチが出現するのは

もう少し先なので・・・それはその際に・・・・。

 

二階の吹き抜けから続くホール部分には

天井付近に「明り取り」窓として

和モダンの表現として「アクリワーロン」による

イメージのデザインを施していますよ・・・・・。

 

 

 

光の透過での印象を和モダン空間に。

 

 

 

様々な印象付けをデザインしながら

暮らしやすい空間に

設計デザインの価値を注ぎ込んでいますからね。

 

天井の勾配を利用して・・・以前よりも

天井の高さを確保することでの「印象の違い」。

空間の密度も変化して。

 

部屋のレイアウトや、存在そのものをすべて

スケルトン「骨組み」の状態にする事から変更して

家そのものの持つ魅力を昇華させつつ

暮らしの豊かさをカタチに落とし込んでいますよ。

 

 

古民家の空気をよりよくする設計の工夫で・・・・・。

以前の状態での良い部分は残し、

改善すべき環境の部分は設計の工夫で

より良い方向へ「環境の改善」へ・・・・・。

 

 

古民家リノべーションで

暮らしに良い意味での変革をデザインしていますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 


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