奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りとプランと生活環境の設計デザインを大切に・・・毎日の暮らしを意識する事で見えてくる生活の理想と現実のギャップ、疲れない暮らしの空間となるように意識する事、先ずは動線から。

2021年07月12日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※空間を切り取ったスタディー模型でLDKの一部要素を立体化してビジュアル感度をイメージする提案

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家事は毎日のことだから、

ストレスが少ない

家事動線の家にしたいですよね。

 

それだけの充実では無くて

その周辺要素も含めて

暮らしやすいということの本質を

キチンとデザインされた住まいに・・・・・。

 

憧れの注文住宅を建てたけど、

いざ住んでみると不便だったというケースは

理想や憧れだけで住まいを考えてしまう事。

 

そして「YESマン」の設計者や

つくり手に囲まれてしまう事・・・・・。

 

暮らし方の本質に対して

デザインの効能をしっかりと

含める事、そして家としての意味を

きちんと理解してるのかどうか?

 

暮らしに対しての立案は

そういうところを見逃さないように。

 

そして「暮らす人」にきちんと

フォーカスする事・・・・・。

 

そういう意味で家での暮らし方に

必要な見え方の部分とポイント。

 

家事動線の重要性を丁寧に。

 

動線とは人がどのように流入し、

どのような道を

自然と辿って出ていくのかを追跡し、

線でなぞったものです。

 

家の中での移動と周辺、

そして外側との連動・・・・・・。

 

その中でも、

料理や洗濯、

掃除といった「家事」をする際に

通る道筋を家事動線と呼びます。

 

家事をする時間が

限られているケースも多いですが

家事を楽にできる家づくりに重要なのが

この家事動線です。

 

例えば料理をするときに、

食材が入っている場所とそれらを調理する場所、

食器が入っている場所が

バラバラな場所にあれば、

無駄な移動動作と

距離が増えてしまいますよね。

 

シンプルに動く事が出来る空間に

意識を向ける事。

余白は大事ですが

それは適度に・・・・・。

 

逆に無駄な移動距離が増えることは、

疲れやすく

イライラを募らせ

生活を不便に感じてしまいますから。

 

間取りを計画する際には、

このような意味を

どんな風に落とし込むのか?

が重要ですから。

 

家事動線は、

家に住む人の生活習慣や

家具の置き方で異なりますが、

住宅設計によって

方向性が決まります。

 

その為、少しの工夫で

家事動線を改善するのには

限界があります。

 

注文住宅を建てる際には、

希望する家事動線だけではなくて

俯瞰で暮らしの意味紐解き

環境をきちんと設計出来る

そんなデザインが大切・・・・・。

 

必ずという訳ではなくて

家族や暮らしの文化を紐解く前提ですが

家事動線をスムーズにするポイントは

回遊できる動線にする事。

 

キッチンとトイレや

お風呂場がドアでつながり、

回り込める動線等を回遊動線と呼びます。

 

同じ場所へ行くためのルートが

いくつかあると、

移動しながらの家事が

可能になり便利になりますから。

 

可能な限り家の中で

行き止まりがない計画だと

暮らしの空間とバックヤードとの

移動もスムーズになります。

 

そして家事のための道具は

使う場所で収納する計画に・・・・・。

 

例えば、掃除をしようと思っても、

掃除機の収納場所と

使うところが遠ければ

不便さを感じてしまう事も多いのでは?

 

充電式の掃除機と

そうでは無いものでも変わりますが、

基本的な暮らしのアイテムと

その使い方、頻度は

設計の情報の中に落とし込む

そんな必要性はありますから。

 

また、洗濯物を取り込む場所の近くに

アイロンを収納しておくの重要。


そうすれば、

アイロンやアイロン台を

わざわざ運ぶ必要なく、

その場でアイロン掛けをして

その選択物を収納したり

分別する事も単純な移動で

済ます事もできるようになりますから。

 

自分の理想の生活と現実を

キチンと判断する事・・・・・・。

 

自分の理想の生活と

そのギャップをどのように整理整頓するのか?

 

誰でも好きな家事と

苦手な家事はありますよね。

 

それだけに限らず、

本来の自分がどうであるのか?

 

理想の暮らしがあっても

自身がそれを行う事に

そのような空間に身を置く事

暮らす事がストレスにならないのかどうか?

 

理想と現実のギャップ・・・・・。

焦点を当てて考えるのは大切。

 

例えば、洗濯物を

たたむのが苦手という方は

いっそのことハンガーにかかったまま

収納できるようにしてみたり。

 

自分自身の暮らしの感度を

きちんと理解するところから

家づくりを考えるのは大切な事・・・・・。

 

生活の現実をイメージしながら

余白の構成を細部にも意識した

空間の心地提案。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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