奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの空間の居心地と色と素材、インテリアの効能を暮らしの価値基準に対して丁寧に・・・設計デザインの感度が暮らしの趣と居心地を上質に仕上げる工夫と対比と融合の効果をデザインに。

2023年02月05日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※壁紙サンプルブックからの素材選定

 

身近にある色の感じ方に関する選択肢。

家具や車もそうですが

普段から購入する商品や

身の回りにあるすべてのものには「色」が存在しています。

 

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港SRで家具と空間コーディネートの打ち合わせ

 

色でイメージが変わったり

カラーリングの好みや

心理的な影響の違いも含めて

家づくりの際にも

素材以外に様々な色の選択も

必要になります。

 

明るい色は面積が広くなるほど

明るく見えるのか?

それとも暗く見えるのか・・・・・。

 

新築やリフォームの際にも

大切な仕上がりイメージ。

 

中でもズレが起こりやすいのは

素材もそうですが「色の選択」。

 

屋根や外壁にはじまり、

床、天井、壁紙など、

家づくりではたくさんの

色選びが必要になります。

 

完成を想像しながらの

色選びは楽しい時間でもありますが、

完成後に「仕上がりのイメージ」と一致するのかどうか?

というのはまた別問題です。

 

色選びでうまくいかない原因のひとつは

自分の目とイメージのリンクだけに頼る事。

 

サンプルブック(色見本)を

しっかり意味を持って見ることは大切。

 

同じ色でも

ハンカチとベッドカバーでは

イメージが大きく異なりますよね。

 

太陽光で見るのか

照明の光で見るかによっても

印象は変わります。

 

色のイメージは「素材」と「面積」と「光」に左右され、

面積が広くなるほど

明るい色はいっそう明るく、

逆に暗い色はいっそう暗く

見える傾向にあります。

 

そして色単独の見え方ではなくて

素材と免責と光に加えて

その周辺の「色」にも影響される訳です。

 

色を見る背景が異なれば

対象の色も異なって見えるという現象。

 

色相対比・彩度対比・明度対比・視色対比など

背景と目的の色の対比でも

様々な現象があり

目の疲れや集中力の差

色の感じ方に対する濃淡の差等・・・・・。

 

強調させたい場合と程よく馴染ませたい場合でも

対象の色の考え方は異なります。

 

色の効能を視野に

住まいのカラーバランスは考えることを大切に。

 

勿論「個人差」もありつつ

「色」には人それぞれ好みがあり、

落ち着く色というものがあります。

 

最終的にはご自身でなければ

判断できないことも多くあります。

 

そのため色選びの際には

「できるだけ大きなサイズ」

「実際の環境に近い状態」で

確認することができる機会を持つことがポイントです。

 

ついついデザインや機能に

気を奪われて

うっかり見落としがちな「色」ですが、

ここでしっかりと確認しておくことが

暮らし始めてからの充実度につながります。

 

空間コーディネートや素材と色の提案にも

様々な意味が存在しています。

 

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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