現場での状況確認・・・・・。
奈良・天理市内での民家再生計画・・・・・リフォーム・リノベーションの現場。
現在、現場の一部解体作業中で、現況の確認に。
ある意味・・・・・いい意味で期待を。
現状の天井を丁寧に解体したところ、嬉しい「現況」が現れて・・・・・・。
まだ天井を貼っていた部分の「吊り木」と「野縁」・・・・・天井裏の取り付け部材は
残っていますが・・・・それも解体して「民家の表情」を生み出したい。
丁寧に全ての関係する部分の現状仕上げ等の解体を済ませて、電気の配線関係も整理して
よい天井の表情つくり出せそうです。
まずは「野縁」・「吊り木」も・・・・・関連部分はすべて撤去して・・・・・・。
しかしながら「それ」は部分的には利用できそうですが、
部分的には利用できそうにないところ・・・・・・。
構造的に補強を入れるべき部分もあり、
「法規的」な「仕上げ」や「処理」の部分で検討要素もイロイロと・・・・・。
その良い部分はよりよく・・・・天井も高くなりますし、室内空間の表情も「豊か」になる気配。
黒さと歴史を取り込み・・・・・時間の流れも「豊か」になるような空間に。
古さの価値を生かしながら・・・・・。
この現場・・・・住まい手さんも工事に参加していただく「セルフビルド」。
DIYの予定現場ですから、またひとつ「ある意味DIYの楽しみの部分」が増えました。
天井がつくりだす豊かさを計算して、「民家のシーン」を上手に利用できる
空間となるように・・・・・・。
現場でも・・・・・「業務上の技術提供」をイロイロと。
僕たちの仕事は「商品を販売したりする」のではなくて、技術とノウハウ・・・・「カタチ」を
つくりあげる為の「知恵」と「それを反映させるための手段」・・・・。
ツールとしての図面の提供・・・・・など。
空間はそのバランスと崩し方がポイント・・・その「空間の役目」によっても。
一つの要素で大きく変わるけど、その空間を構成「素材」や「部材」・・・・・総合的なバランス計画。
大切ですよ・・・・・・。
部分的に見るのではなくて、そのすべてが集まったときにどのようになるのか・・・・・。
要素を考えて、その後を検討・・・・・そこを見つめて「考える仕事」が僕の生業です。