こんにちは、やまぐち建築設計室の山口です。
今日も奈良、吉野は晴れています・・・・・。
事務所で打ち合わせもあったので、今日は午前中は仕事です。
午後からはお休みさせていただきます。
明日の準備もありますので・・・・・。
さて、本日の打ち合わせの際、建て主さんと話していた内容なのですが、
どのように錯覚を利用するか・・・・。
という話し。
だまし絵ほどではありませんが、
錯覚を利用する設計手法はイロイロとあります。
たとえば、天井。
絵を描く際の遠近法のような手法で、さりげなく天井の高さを変えていく・・・・・・。
庭を造る際にも、植える植物や樹木、見えるものの高さを調整又は大きさを微妙に変えていくことで感覚的に広さを感じる工夫。
ショップなの設計では鏡なんかもよく利用できますね。
住宅でも、姿見以外に鏡を使って広く感じる手法を取り入れる事もしばしば・・・・・・。
で、今回は段差の利用です。
段差を収納に利用したり、腰掛に利用したりする事はありますが、
今回は、錯覚の利用です。
段差を床に設ける事で、段差先の床が一部見えなくなります。
この見えなくなる錯覚を利用。
床が一部見えないことによって個人差はありますが、広さを錯覚するんです。
「床を一部消す」事によって距離感を利用した錯覚です。
只今検討中・・・・・。
明日6月28日(日曜) はクリナップ奈良ショールームにて、
住まいの設計を手掛ける奈良の建築家集団
「奈良7人の建築家」による
住まいの無料相談会があります。
無料相談会では、皆さんの家づくりのご相談や、
設計手法などのお話もさせていただきますので、
気軽にお立ち寄りください。