住まい造り・・・・・暮らしの場所を考えるときに、
方位の話しは必ずあります・・・・。
特に南側にLDK等の「集まる場所」をつくるという話し。
でも、それは実際には敷地のおかれている環境でずいぶんと
話しが変わりますよ。

実際に土地(敷地)の話しだと、
建売住宅や分譲の住宅地を見ると、
周囲の状況や内容とは別に
「南側」というだけで「大きな窓」を設けているケースも多いですよね。
計画地の南側にも家は建っていたり、
道路があったりして「車」や「歩行者」からの目線も気になったり
するケースもよくありますが、「明るいだろう」、「南側」だという
信仰的な内容だけで実際決めてしまっているケースも
あるようです・・・・・。
実際に「僕のところ」にも「ブログ」や「ホームページ」を経由して、
もう実は「他のところ」で建ててしまったんですが、
「相談出来る人がいないので・・・・・。」と「お問い合わせ」を
いただく事もあります。
「どうすればよいか」・・・・・という事で。
単純には解決する事は建てた後なので難しいのですが、
部屋の使い方や窓際のウインドートリートメント、
窓際や壁際の工作物などで「アドバイス」をさせていただいたり・・・・・・。
現場をきちんと観察することで物理的な事も
そうではない事も「暮らしを考えて」判断する事が大切。
条件の良い部分だけを見るのではなくて、
一日を通してどうなのか、
夜はどんな具合なのか等・・・・・時間帯や平日、休日などでも
随分と土地(敷地)の状態は変わりますからね、
隣地のお家での暮らしの様子も、道路の交通量や「内容」も・・・・・。
南側が空いていても「実際」には光が得られない土地(敷地)も
数多く存在します。
近隣の状態でもずいぶん変わりますよね・・・・・・。
特に建物が密集している住宅地等では
光を取り入れる為の距離が取れなかったり、
大きな窓をつくってもあまり「効果」は無く、
お隣の家の「壁」を眺める事になったり・・・・・。
小さな窓でも効果的に「計画」することで「明るさ」や「風通し」、
「開放感」を生み出すことは可能ですからね、
勿論「南側」だけに拘る事なく、
「各方位」の「その計画土地」での特徴を
キチンと汲み取り「計画」に生かすことで・・・・・・。
きれいな空を切り取ったり、中庭を造り「反射光」を
建物内部へ取り込み、内部を明るくして
「空」を切り取るような「借景」を計画したり・・・・・。
計画性の幅で環境は変わりますからね。
閉じる事で逆に開くようなイメージを
設計の工夫として取り入れる手法で
敷地(土地)のマイナス面をプラスに変換したり・・・・・・・。
心地よさを探して家の計画に程よく取り入れる方が、
「南側ありき」の計画よりは長い目で見ると「生活の価値空間」も
向上して、質よく暮らす事が出来ますからね。
良い意味で敷地をきちんと「見極めて」良さを生み出すように
建築の細工を考えたいですよね・・・・・・。
暮らす事が魅力的な住まいとなるように。
暮らしの充実度に値段のつけることが出来ない「プライスレス」を生み出す事も、
僕が出来る暮らしの為の「設計の魔法」ですから・・・・・・・。
その現場、その暮らし・・・・・その住まいに使い分けて
場所を「質よく」計画することで、価値観と合わせて
毎日のちょっとした「事」が変わりますよ。
暮らしを豊かにする設計の魔法の掛け方にも
その計画の「コツ」がありますからね。
日々に価値ある場面を生み出すように・・・・・・・・。
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建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
やまぐち建築設計室ホームページ http://www.y-kenchiku.jp/
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