卒業間際の娘は、午前中に受験用の講座と呼ぶ授業を受けて、帰ってくる。
それが早い。11時過ぎには生駒駅にもどってくる。そして電話してくる。
こちらは午前中こそ集中して仕事をしている最中である。
駅に着いたことを報告するのは、夜遅かったときのルールだから、昼間からせんでよろしい。だが、向こうはここぞとばかりに話しだす。別にたいした内容ではない。学校のこと、帰る途中のこと……私の仕事を邪魔するつもりなのだ。
うるさいから、当分帰って来ないでいい。駅前で遊んでこいとか、ゆっくり歩け、家の周り3回まわってから入れと言っているが、ひたすら話し続ける。
そして家に帰ると、腹減ったと、欠食児童のように昼飯を催促する。
だが、それもあと1日2日だ。受験が終わる……。ほっ。
あれ? 受験が終わると卒業式で、卒業すると、ずっと家にいるのか。うるさい……。
夜は……また早いんだな。何時間でも寝られるらしい。
ぁ。待てよ。そのぶん、夜が。。(^^;