昨日より、和歌山県龍神村に行ってきました。龍神チェンソーカービング倶楽部の顧問に就任したので、そのご挨拶? みたいなもの。
そこで、いろいろ面白いものを見てきたけれど、それはおいおい紹介するとして、今日は帰ってくる道の雑感。
昨朝は、我が家から近畿自動車道、阪和自動車道など高速道路などを使うと、2時間半で着いた。意外と近い。そして総会に出席して、夜の懇親会では深夜3時まで飲んでいて(気がつけば、龍神で今年の誕生日を迎えていた……)、朝は8時前に起きて、9時に出る。
昨日と同じコースで帰るのは面白くない、と山越えして奈良県十津川村に抜ける道を選んだ。それが、大変な急カーブの連続で、あまり揺れるので酒がぶり返して気分が悪くなったほど。
それでも荒れた道を抜けていくと、意外なほど奥地に家が建っている。なんとバス停がある。意外とこぎれいな住宅もあるが、多くは昔ながらの山の集落。これらは、限界集落かもしれない。小学校の跡もあったし……。
ヘトヘトになりつつも、なんとか十津川温泉郷に出て、ようやく国道168号線へ。昔はよく通ったから懐かしい店なども目に入るが、全般に道はよくなっている。ショートカットしたり、トンネルが掘られたり、道幅も広げられて、非常に走りやすい。時速80キロで飛ばせる。
びゅんびゅんと飛ばして、調子よく北上するも、大塔村で2年前の大崩壊地に出る。山がまるごと崩れるような水害で、道は根こそぎなくなった地点だ。幸い県道の迂回路があるのだが、昨今の169号線の崩落を思い出す。
ちなみに現地は、巨大工事で谷を渡る大架橋による新線が現在建設中。でも、完成まで、あと何年かかかるだろうな。
結局、帰るまで5時間かかる。紀伊半島の西海岸部から山間部を周回するようなルートを帰ったわけだが、限界集落と高速道路並の道と、改めて考えさせられながらの旅であった。
考えてみればチェンソーアートをやらない私が、吉野と龍神の二つのチェンソーアートにかかわるのは妙ですが、自身でやらないから可能な面もあると思います。
ぜひ一度、吉野に来てください。
今回は本当にありがとうございました。
龍神と吉野をつなぎ、チェンソーカービング普及モデルのスタンダードを築いていきましょう!!
今度はこちらから伺わせていただきます。
それではまた近々!!
ケイジ