あまり考えたくないことだが「とんでもない時代」がすぐ目の前に来ているような気がしてならない。
そのとんでもない時代は環境的にも経済的にも自然災害さえも、いずれもが複雑に絡み合っている
ように思えるものだ。
そもそも環境問題を語るとき、経済問題を抜きにして語ることは出来ない。それも全ては人間の
欲望に根ざしている。飽くなき人間の欲望は自然を壊し自然を犠牲にしながら拡大の一途をたどって
きた。
その結果、自然環境は大きく損なわれ、その上に気候変動という、かつてない大きな問題を引き
起こしてきた。もはや再び、その昔を取り戻すことは不可能なほどに自然は損なわれてしまった。
地球上の人口が70億人を越えたと聞いたとき素直には喜べないものを感じたのは私だけだろうか。
ただでさえ損なわれた自然が更に壊されていく危険性を感じたからである。
そして自然を修復不可能なまでに壊してきたのは経済発展という魔物であった。富を得たものは
更に富を増やし、貧しいものはますます貧しくなると言うのが昨今の構図である。それは国と国の
間にも生じている。
一方、浪費癖のついた世界経済は国家経済が破綻を来すというとんでもない現象を生んでいる。
その代表的なものがユーロ圏におけるギリシャやイタリアである。ヨーロッパはユーロという経済圏
を作り成功したかに見えたが、内部破綻を来たしたギリシャの為に今や塗炭の苦しみの中にある。
ヨーロッパにおける多くの銀行が巻き添えを受ける可能性があるからだ。ギリシャに金を用立てて
きた銀行が倒産するような事になれば、その影響は計り知れない。かつてのバブル崩壊時の日本が
そうであったし、つい最近生じたリーマンショックによるアメリカ発の金融危機がそうであった。
金融市場は巨大になりすぎ、その上に様々な形で複雑に絡み合った国際経済は世界規模で影響を
与えかねない状況にある。これらの背景にはマネーゲームに走る国際的な金融組織も背景に潜んで
いる。
このような巨大化した経済システムは最早、簡単に修復は出来そうにないくらい内部は腐敗し
切っている。お金という得体の知れないものに振り回されている人間の姿がかいま見えてくる。
そして国も個人も共に借金地獄の中にある。
こうした状況をいち早く解決するには国家的な取り組みが必要なのに、どこの国も政党同士の
政権争いが続き、国民の声を政治に生かすにはほど遠い状態である。政府は政府としての機能を
果たし得ていない。
一方、中国やかつての社会主義国であったロシアなどは一党独裁という構図の中で腐りきっている。
こうした状況が一触即発の状況を生んでいる。こうした状況はロンドンでもアメリカでも若者達の
反政府、反政党的なうねりとなっている。
そして中東では独裁政治打倒の嵐が吹き荒れている。今やイスラエルとパレスチナの対立とは
異なる構図を見せている。
奇しくも終末論さえささやかれている2012年を目前にして世界はどこへ向かおうとしている
のだろうか。私達人間はどこへ向かおうとしているのだろうか。
それは私達自らが見極め決めなくてはならないことだ。真の世界平和と私達の生活の安定に向けた
大きな一歩が踏み出されようとしている。それまでにどんな波乱が待ちかまえているのだろうか。
そのとんでもない時代は環境的にも経済的にも自然災害さえも、いずれもが複雑に絡み合っている
ように思えるものだ。
そもそも環境問題を語るとき、経済問題を抜きにして語ることは出来ない。それも全ては人間の
欲望に根ざしている。飽くなき人間の欲望は自然を壊し自然を犠牲にしながら拡大の一途をたどって
きた。
その結果、自然環境は大きく損なわれ、その上に気候変動という、かつてない大きな問題を引き
起こしてきた。もはや再び、その昔を取り戻すことは不可能なほどに自然は損なわれてしまった。
地球上の人口が70億人を越えたと聞いたとき素直には喜べないものを感じたのは私だけだろうか。
ただでさえ損なわれた自然が更に壊されていく危険性を感じたからである。
そして自然を修復不可能なまでに壊してきたのは経済発展という魔物であった。富を得たものは
更に富を増やし、貧しいものはますます貧しくなると言うのが昨今の構図である。それは国と国の
間にも生じている。
一方、浪費癖のついた世界経済は国家経済が破綻を来すというとんでもない現象を生んでいる。
その代表的なものがユーロ圏におけるギリシャやイタリアである。ヨーロッパはユーロという経済圏
を作り成功したかに見えたが、内部破綻を来たしたギリシャの為に今や塗炭の苦しみの中にある。
ヨーロッパにおける多くの銀行が巻き添えを受ける可能性があるからだ。ギリシャに金を用立てて
きた銀行が倒産するような事になれば、その影響は計り知れない。かつてのバブル崩壊時の日本が
そうであったし、つい最近生じたリーマンショックによるアメリカ発の金融危機がそうであった。
金融市場は巨大になりすぎ、その上に様々な形で複雑に絡み合った国際経済は世界規模で影響を
与えかねない状況にある。これらの背景にはマネーゲームに走る国際的な金融組織も背景に潜んで
いる。
このような巨大化した経済システムは最早、簡単に修復は出来そうにないくらい内部は腐敗し
切っている。お金という得体の知れないものに振り回されている人間の姿がかいま見えてくる。
そして国も個人も共に借金地獄の中にある。
こうした状況をいち早く解決するには国家的な取り組みが必要なのに、どこの国も政党同士の
政権争いが続き、国民の声を政治に生かすにはほど遠い状態である。政府は政府としての機能を
果たし得ていない。
一方、中国やかつての社会主義国であったロシアなどは一党独裁という構図の中で腐りきっている。
こうした状況が一触即発の状況を生んでいる。こうした状況はロンドンでもアメリカでも若者達の
反政府、反政党的なうねりとなっている。
そして中東では独裁政治打倒の嵐が吹き荒れている。今やイスラエルとパレスチナの対立とは
異なる構図を見せている。
奇しくも終末論さえささやかれている2012年を目前にして世界はどこへ向かおうとしている
のだろうか。私達人間はどこへ向かおうとしているのだろうか。
それは私達自らが見極め決めなくてはならないことだ。真の世界平和と私達の生活の安定に向けた
大きな一歩が踏み出されようとしている。それまでにどんな波乱が待ちかまえているのだろうか。
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