中国では地溝油と称する食用油が大問題になっている。地溝油とは廃棄された食料油が排水口に
溜まったものである。こうした油分を多量に含んだ下水を回収し精製して販売していたという代物だ。
今までにも中国では様々に食に関する問題が生じている。塩と称して売っていたのは工業塩と言う
毒性の強い亜硝酸塩であったり、赤ちゃん用の粉ミルクに増量剤としてメラミンを入れて売っていた
など数え上げれば切りがないくらい偽物やまがい物が出回っている。
こうした事件の全ては経済成長著しい中国の陰の部分と言えるのではないだろうか。今の中国人は
格差社会の中で取り残されまいと必至にあがいている。吾も吾もと金持ちになりたいと欲している。
そのためには手段を選ばないと言う凄まじいまでの人間の執念である。
その結果、お互いに相手を信じることが出来なくなっている。生きていくためには欠くことの
出来ない食べ物や飲み物までが信じられないようになったらお終いである。
また中国と言えばコピー商品を思い出すくらい様々なまがい物が多い。それらは著作権や特許権の
問題で多くの国々と様々な問題を引き起こしている。
日本は多くのものを中国から輸入しているが、わけても輸入食料品の多くが中国製のものである。
先に問題になった農薬入りの餃子などは氷山の一角であり、地溝油の事件などと比較すれば些細な
ことかも知れない。現に他国では中国製の医薬品服用者からも被害者が続出している。
人毛をかき集め醤油を作っていたなどと聞けば驚きとともに中国人の商魂のたくましさと発想の
豊かさを感じる位である。まさに儲けるためには手段を選ばないと言うすさまじさがある。
また、一方では誘拐犯の村があり、その村では他の村の住人を拉致しては奴隷として売っていたり、
その奴隷を買ってレンガを生産させていたなど、今の世では信じられないようなことが行われている
ようだ。
人間はどこまで落ちていくことが出来るのだろうか。欲望に抑制の効かなくなった人間の行き着く
先はどこなのだろうか。欲望という地平線の果てに何が待ち受けているのだろうか。
こうした問題は一人中国だけの問題だけではない。今の世の中おしなべてこれに近いか、これ以上
のことが行われている。その一つがアメリカの食品業界を牛耳っている企業ではないだろうか。
こうした巨大企業は農家に莫大な金を貸し与え借金で身動きできないようにして巨大な養鶏場や
農場を経営させている。これら畜産農家から運び出された牛や豚や鶏などは大工場で精肉されていく。
こうした農場で肥育されている牛などは早く太らせるため濃厚な飼料を与えられている。そのため
胃の中では大腸菌のような細菌が突然変異を起こしO157などになるようだ。こうした牛が屠場
され挽肉に加工されたハンバーガーなどから病原性大腸菌による死亡者などが出ているのである。
相次いで患者や死亡者が続出した挽肉の加工工場では何を考えたか、こともあろうにその挽肉を
消毒するために毒性の強いアンモニアを使い始めたのだ。実に恐ろしいことである。
そして政府の要衝には、こうした企業関連のものを座らせ問題の発覚を押さえている。今や食料品
でさえ巨大企業に様々にコントロールされているという実態がある。従って、アレルギー問題などは
起きても不思議ではない。
私達が日頃食べている多くの加工品の中には驚くくらいの添加物が混入されている。加工品の
多くはそれらしく見えているが、まがい物か添加物を食べているのかも知れない。放射能被害も
見逃すわけには行かないが、それ以上に恐ろしいのは定常的に食べているM社のハンバーガー
かも知れないのである。
私達は生き方の根底から問い直さなければ行けないような時代に突入している。出来るだけ
子ども達には農薬などに汚染されていない自然のものを食べさせたい。加工食品は表示を良く
読んで買って欲しい。
今の時代は自然栽培に近いものほど高いと言われている。だったらプランターで良いから庭や
ベランダの片隅で自分で植えた野菜を食べて欲しい。自然農については次回に書いてみたいと
思っている。
溜まったものである。こうした油分を多量に含んだ下水を回収し精製して販売していたという代物だ。
今までにも中国では様々に食に関する問題が生じている。塩と称して売っていたのは工業塩と言う
毒性の強い亜硝酸塩であったり、赤ちゃん用の粉ミルクに増量剤としてメラミンを入れて売っていた
など数え上げれば切りがないくらい偽物やまがい物が出回っている。
こうした事件の全ては経済成長著しい中国の陰の部分と言えるのではないだろうか。今の中国人は
格差社会の中で取り残されまいと必至にあがいている。吾も吾もと金持ちになりたいと欲している。
そのためには手段を選ばないと言う凄まじいまでの人間の執念である。
その結果、お互いに相手を信じることが出来なくなっている。生きていくためには欠くことの
出来ない食べ物や飲み物までが信じられないようになったらお終いである。
また中国と言えばコピー商品を思い出すくらい様々なまがい物が多い。それらは著作権や特許権の
問題で多くの国々と様々な問題を引き起こしている。
日本は多くのものを中国から輸入しているが、わけても輸入食料品の多くが中国製のものである。
先に問題になった農薬入りの餃子などは氷山の一角であり、地溝油の事件などと比較すれば些細な
ことかも知れない。現に他国では中国製の医薬品服用者からも被害者が続出している。
人毛をかき集め醤油を作っていたなどと聞けば驚きとともに中国人の商魂のたくましさと発想の
豊かさを感じる位である。まさに儲けるためには手段を選ばないと言うすさまじさがある。
また、一方では誘拐犯の村があり、その村では他の村の住人を拉致しては奴隷として売っていたり、
その奴隷を買ってレンガを生産させていたなど、今の世では信じられないようなことが行われている
ようだ。
人間はどこまで落ちていくことが出来るのだろうか。欲望に抑制の効かなくなった人間の行き着く
先はどこなのだろうか。欲望という地平線の果てに何が待ち受けているのだろうか。
こうした問題は一人中国だけの問題だけではない。今の世の中おしなべてこれに近いか、これ以上
のことが行われている。その一つがアメリカの食品業界を牛耳っている企業ではないだろうか。
こうした巨大企業は農家に莫大な金を貸し与え借金で身動きできないようにして巨大な養鶏場や
農場を経営させている。これら畜産農家から運び出された牛や豚や鶏などは大工場で精肉されていく。
こうした農場で肥育されている牛などは早く太らせるため濃厚な飼料を与えられている。そのため
胃の中では大腸菌のような細菌が突然変異を起こしO157などになるようだ。こうした牛が屠場
され挽肉に加工されたハンバーガーなどから病原性大腸菌による死亡者などが出ているのである。
相次いで患者や死亡者が続出した挽肉の加工工場では何を考えたか、こともあろうにその挽肉を
消毒するために毒性の強いアンモニアを使い始めたのだ。実に恐ろしいことである。
そして政府の要衝には、こうした企業関連のものを座らせ問題の発覚を押さえている。今や食料品
でさえ巨大企業に様々にコントロールされているという実態がある。従って、アレルギー問題などは
起きても不思議ではない。
私達が日頃食べている多くの加工品の中には驚くくらいの添加物が混入されている。加工品の
多くはそれらしく見えているが、まがい物か添加物を食べているのかも知れない。放射能被害も
見逃すわけには行かないが、それ以上に恐ろしいのは定常的に食べているM社のハンバーガー
かも知れないのである。
私達は生き方の根底から問い直さなければ行けないような時代に突入している。出来るだけ
子ども達には農薬などに汚染されていない自然のものを食べさせたい。加工食品は表示を良く
読んで買って欲しい。
今の時代は自然栽培に近いものほど高いと言われている。だったらプランターで良いから庭や
ベランダの片隅で自分で植えた野菜を食べて欲しい。自然農については次回に書いてみたいと
思っている。