人生いろは坂

人生は山あり谷あり、そんなしんどい人生だから面白い。あの坂を登りきったら新しい景色が見えてくる。

孫の成長その2

2007-05-06 08:50:06 | Weblog
 連休を利用して娘夫婦が孫を連れて帰ってきました。孫の成長に
ついては先にも紹介しましたが、間近に見ますと、より一層その成長
ぶりに驚かされます。

 彼のお気に入りの場所は台所の缶詰や瓶詰めなどを置いている棚
です。ここへどっかと腰を下ろし棚に並べてあるものを小さな手で
鷲掴みにしては床に降ろし、また棚に並べると云うことを飽きもせず
に繰り返していました。なくなったと探していた風呂上がりに孫の
顔に塗るワセリンの瓶詰めも、この棚に置いてありました。恐らく
孫が持ってきて置いたものと思われます。

 この、お気に入りの場所から無理矢理引き離されようものなら大声
で泣きわめきます。従って、台所への戸を閉め切って台所へ入って
こられないようにしていたのですが、私たちの出入りの隙を狙って
大急ぎで中へ入り込もうとします。その度に目の前で戸を閉められて
泣いていました。その内に瓶詰めの蓋なども簡単に開けるようになる
のではないかと思われます。

 娘が言うには公園に連れて行くと常に隅っこの方に行き小枝などを
拾ってはしきりに何かしているようです。どうやらこの子の場合、ボール
を追いかけ回すことより、一つのことを飽きもせずしている方が好きな
ようです。これも個性なのでしょうか。リモコンや携帯電話好きなのは、
この子だけではないようですが、とにかくリモコンも大好きです。

 色んな言葉もかなり理解しているらしく今回驚いた事があります。
家内が冷蔵庫を開け閉めしているのを見ていて、その方向を指さして
牛乳と言うのです。家内が牛乳のパックを取り出して見せると得意げに
「牛乳、牛乳」と言っていました。
 ところが当の本人は牛乳は大嫌いらしく、指さして牛乳と言ったと
話したら娘も娘婿も驚いていました。家ではあまり使わない言葉なのに
どこで覚えたのだろうと話していました。

 このように幼子は大人には考えも付かないような思考回路が働いて
いるようです。成長の最大のものはいやなことはいやとはっきり表現
出来るようになったことです。いやなことを強要されようものなら
両手で払いのけようとします。それでも許して貰えないときには背中
を反り返して拒否しようとします。その力は凄まじく、うっかりして
いると、どこで頭を打つか分からないような勢いです。

 こんなわけでたった一人の小さな男の子を中心に大にぎわいの三日間
が過ぎ去ってしまいました。孫が帰ってから再び私たちだけの静かな
生活が戻ってきました。
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