お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

無駄のない話・・・蔵王ダム会

2010年10月11日 17時57分19秒 | Weblog
 蔵王ダム会は平成22年10月10日(日)、赤倉温泉‘みどりや旅館’で開かれました。今日は天気も好く山の色づきが気になりますので、早目に家を出ます。山刀伐峠越えの道に車を走らせますが、まだは秋の装いには早いようです。

 赤倉温泉‘みどりや旅館’ここが定宿です。1962年(昭和37年)以来のお付き合いです。私が一番乗りです。

 代表幹事シゲちゃんが「昨年の蔵王ダム建設40周年の集いで決めた通り、今年も健康を維持できた者同士の特権として親睦を深めましょう」と挨拶して本会の幕が開きます。

 「ここに元気で参加できたこと嬉しく思います。今後とも、世の中に憎まれて益々元気ではばかりましょう」と歳頭のケイさんが乾杯の音頭を取ります。元気ではばかるフジさんとセンパイもコップを高々に挙げ賛同します。

 ヤハギ君は酒も飲まず幹事職に専念します。指を折る手動計算機で何か難しい計算をしているようです。隣のナベちゃんとウルシヤマ君は無視します。

 「誰か!太鼓持ち呼んだ?」「ー」よく見るとフジさんです。公民館サークル活動の成果を披露するというのです。なかなか衣装がお似合いです。歳を重ねないとこういう味は出せません。

 いよいよ始まります。「南京玉すだれ?」違います。左手の金色の扇子と右手の打出の小槌とくれば「大黒舞い」です。

 ♪さあ~さあ~舞い込んだな~この屋の主に舞い込んだな~目出度い舞いなら踊り手も目出度い喜寿です。動きもあり時間も長く結構運動量があります。

 フジさんの踊りに皆笑顔で手拍子を合わせます。目出度さのお裾分けにあずかろうとの魂胆です。これが結構長くて手が痛くなります。

 フジさんが御色直しの後、宴を一本締めで閉めます。なんかに参拝し長寿を願ってるようにも見えます。決して謝っているのではありません。

 まだまだ話は続きます。毎年同じ話の繰り返しになりますが、BGMのエンドレステープのように飽きは来ません。幾ら話しても話に無駄はありません。これが長寿の秘訣かな~これからオニギリを食べようというのですから、この食欲も元気の源です。

 翌朝の朝食も終わり、別れの時刻になっても話はまだ尽きません。囲炉裏端会議です。話の続きは来年の楽しみにとって置き、必ず元気での再会を約します。
[出席者]佐藤、鈴木、大澤、大村、矢萩、渡邉、漆山の皆さんと私