私の俳句は、見たものから何か新しいものを発見し、これを句にするといういわゆる”写生派”です。
ですから7月句会の兼題「冷麦」は、私にとって最もイヤなお題で、夏になると何処にもある冷麦から、一体何を発見すればよいのでしょうか。
皆さんの投句を拝見しても”冷麦を食べる環境”とか、その場の”雰囲気”と言ったものが多く、”なるほど”という発見はあまりなかったようです。
それで私も今回は大苦戦!!何人もの方が取り上げた、冷麦の中の一筋、二筋ある「赤い冷麦」にポイントを置き、挑戦してみましたが、17文字中12文字を「冷麦の赤き一筋」でとられ、残り5文字で新しい発見をし、これを文字にしなければなれません。
パソコンを前に何時間も“にらめっこ”が続きましたが、フト閃いたというか、名句が天から降って来たのです。
それは中島みゆきさんの「糸」という名曲で、後ほど歌詞の一部をご紹介しますが、つまり”経糸と横糸が回り逢って、幸せな暖かい布が出来る”というあの名文句です。
何という暖かさ、気持ちよさ、思いやりがそこにあり、私は涼しい冷麦の赤い一筋の中にそれを見出したのす。
あまり内容の無い、”こじつけ”の雑文ですので、みゆきさんの「糸」の名歌詞で締めくくります。
なぜめぐり逢うのかを
私達は なにも知らない
いつめぐり逢うのかを
私達は いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるのかも知れない (等)
ですから7月句会の兼題「冷麦」は、私にとって最もイヤなお題で、夏になると何処にもある冷麦から、一体何を発見すればよいのでしょうか。
皆さんの投句を拝見しても”冷麦を食べる環境”とか、その場の”雰囲気”と言ったものが多く、”なるほど”という発見はあまりなかったようです。
それで私も今回は大苦戦!!何人もの方が取り上げた、冷麦の中の一筋、二筋ある「赤い冷麦」にポイントを置き、挑戦してみましたが、17文字中12文字を「冷麦の赤き一筋」でとられ、残り5文字で新しい発見をし、これを文字にしなければなれません。
パソコンを前に何時間も“にらめっこ”が続きましたが、フト閃いたというか、名句が天から降って来たのです。
それは中島みゆきさんの「糸」という名曲で、後ほど歌詞の一部をご紹介しますが、つまり”経糸と横糸が回り逢って、幸せな暖かい布が出来る”というあの名文句です。
何という暖かさ、気持ちよさ、思いやりがそこにあり、私は涼しい冷麦の赤い一筋の中にそれを見出したのす。
あまり内容の無い、”こじつけ”の雑文ですので、みゆきさんの「糸」の名歌詞で締めくくります。
なぜめぐり逢うのかを
私達は なにも知らない
いつめぐり逢うのかを
私達は いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるのかも知れない (等)