575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

下五の表記  千香子

2020年05月05日 | Weblog


昨年の4月からちょっとしたグループの毎月出されている会報に投稿しています。
5月分として

  東には雪の御岳野蒜つみ

を出したら

  東には雪の御嶽野蒜(のびる)摘む

と添削されて掲載されました。
野蒜摘む となっていて、添削してくださったものと分かりましたが、
私は野蒜つみ で出しました。
どうして「摘み」にしたのか理由らしいものはありません。
摘む、の方が良い理由も分かりません。

もしかして野蒜摘みだと、名詞?になって
誰かが摘んでいるという風になるのかなー、
これは今書きながら思ったことです。
摘むだと自分のことになるから、その方がいいのかも。
これあたっていますでしょうか。

同じ会報に投稿している佐保子さんにお尋ねしました。
佐保子さんの返事です。
摘みだと名詞、または連用形で言いさしです。名詞止めだと絵の感じ。
言いさしよりは、いいきりのほうが、リアル感がある気がします。きっぱりしてるし、、、。

下五は摘みとすれば連用形、あるいは名詞。
摘む、は終止形。
名詞として使いたい場合は「野蒜摘」と表記することもあります。(遅足)

コメント
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