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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

どの道も芒の中に消えにけり  松ヶ崎敬子

2015年10月14日 | Weblog
あるコンクールで特選に選ばれた句だそうです。

句会が近づいてきました。今回の題詠は「芒」です。
「薄」とも書きますが、「芒」が本来の表記だとか。
萩(はぎ) 芒(すすき) 桔梗(ききょう) 撫子(なでしこ)
葛(くず) 藤袴(ふじばかま) 女郎花(おみなえし)
芒も秋の七草のひとつです。

よく似たものに荻(おぎ)があります。
芒が株立ちするのに対して、荻の茎は一本づつ立っています。
荻は風聞草(かぜききぐさ)とも言われ、ともに風に縁の深い草です。

  この道の富士となり行く芒かな  河東碧梧桐

この句にもきっと風が吹いているのでしょう。
雄大な景色が目に浮かんできますね。
芒原、芒野、糸薄、花薄という言い方もあります。(遅足)


          

応答の一日一句

  大百合の香りいささか疎ましく    孝

  百合の香に部屋占められて逃げ出せり 亜子

コメント (1)
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