goo blog サービス終了のお知らせ 

575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

捨てられた犬が、飢えに苦しみながら家を守り・・・     遅足

2012年03月03日 | Weblog
「飼い主に捨てられた犬が、飢えに苦しみながら家を守り、
飼い主の帰るのを待つ様子を見て涙が出てきた」

「腹をすかした猫が、鶏を襲うことなく仲良く過ごす不思議な光景も見た」

「動物の多くはすでに餓死したが、今も多くの牛や犬が寒さと空腹に耐えながら、
原発の周辺で生きている」

福島原発周辺で動物の保護活動を行いながら、
現場の様子をカメラで撮影し続けている太田康介さんの言葉。

            (朝鮮日報より)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足袋の穴空に突き抜け寒明ける 能登

2012年03月03日 | Weblog
この季節になると、小浜市発心寺の寒行を思い出す。
修行僧たちは寒の期間、足袋にわらじを履き托鉢に出かける。
もちろん、雪の日も。
寒行の終わる立春の日、境内の洗濯干場には、
穴の開いた足袋がひるがえっていた。
三十年も前の、伝える力を信じていた頃の懐かしい1シーン。
と、作者のコメントです。

伝える力を信じていた頃、というフレーズが
ココロに沁みます・・・          遅足
         

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真鶴や機銃掃射とチリメンジャコ     朱露

2012年03月03日 | Weblog
   真鶴は両親の在所で戦時中の疎開先。
   機銃掃射はアメリカグラマンの空襲。
   チリメンジャコはシラスで春の季語。
   六十七年前のことで私は九才だった。

            



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする