徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと~ぶらっと下田街道 常連の滝から旧天城トンネル(6月3日)

2014年06月05日 | 街道を歩く
  常連の滝から先は国道414号線ではなく「踊子歩道」という旧下田街道、
  天城峠越え街道を行くのが安全だ。
  常連の滝の踊子茶屋前の国道414号線を横切ると
       
       道標がある。
       
      この道を歩いて行くと
       
       伊豆や天城を題材にした作家の碑がある。
      これは島崎藤村
      
      街道っぽい雰囲気のなか
     ちょっと左手上の方に
      
      横光利一の碑
      
      ところどころにこんな案内図があったり
      
      こんな道標があるので道に迷うことはない。
     「道の駅・天城越え」で伊豆近代美術館などを見て
     こんどは、国道414号線の右側の踊子歩道を行く。
      
      滑沢渓谷に沿って
      
      
      きれいな川の流れやわさび田
      
      杉並木の中を歩いて行く。
      平日だからか、誰とも出会わない。
       
      上の方を国道が走っている。
      
      街道の言われが書いてあるボードがあったり
      
      大川端キャンプ場で昼飯を食べた。もちろん誰も居ない。
      コンビニのおにぎりとコーラはいつも通りだ。
      遠くに見えるのは森林鉄道の車両。
       
      
      
     旧天城トンネルももう少しだ。
     水生地下、これ「すいせいちか」と読むのではなく、
     「すいしょうち・した」と読むのだ。
     この「水生地下」でまた国道を横切り、旧天城トンネルに向かう
      
      
      だんだん標高が高くなる。
      
      ここにも川端康成の『伊豆の踊子』の一節が
      
      旧天城トンネルが見えて来た。 
    ここまで来る途中、乗用車一台に出会った。
    この道は車輛通行禁止ではない。
    休日などはツーリングバイクやドライブの車で混雑するそうだが、
    今日は、一台とすれ違っただけだ。
      
      
      トンネル入り口。
    実は、この旧天城トンネルは心霊スポットでも有名らしいのだ。
        
      中に入ると冷気でひんやりする。
     ワタシはこのトンネルを歩くためにヘッドランプを持参した。
      
      天井から水滴がポトリと落ちる。
      出口が見えて来る頃、後ろの方で男女二人連れの会話が聞こえる。
     振り向いても人影が分からない。
      
      出口が近くなったが、声は聞こえる。
      おかしいな~~~。トンネルに入るまで俺一人だったのだがな~~。
      車でトンネルまで来て、そこから降りて歩いているのかな?
      
      トンネルを出て、「生存証明」写真を撮ったり、説明板を読んだりした。
      さっきの二人連れ、そろそろこちらに到着しても不思議はないと思った。
      途中で引き返したのかな~~~?
     このトンネルを通って、「つづら折りの坂を下って河津七滝」に出るのが
     普通なのに、途中で戻ってどうするの?と思い
     ワタシはまたトンネルに入り
      
      今度はストロボを発光し写真を撮った。誰も映っていない!
      話し声も聞こえない。
      関東各地は30度以上の暑さだそうだ。
      ここはひんや~~り。(笑)
                                
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