映像は、「Frank Sinatra . My Way. 1974 . 」(「Youtube」より)
「7月5日土曜、10名ということで予約します。時間は5時から。そうですね、喜寿のお祝いの会なので。」
「そうですか。では、そのお祝い膳コースということでお願いします。伊勢エビと鯛がつく。なるほど豪勢でいいや。」
「お酒は別で。では、そのコースということでよろしくお願いします。」
・・・浅草某所での宴会予約。どういう店か、昼飯を食べがてら、でかけての予約がかり。その時は、久々の「生しらす丼」を食べました(江ノ島以来)。
いつものじじばばが集まって、もっと年上のお世話になった爺様のお祝いをするという趣向。
幹事が葉書で連絡して、記念品も調達して、末広がりの扇子がいいかな、と。「末」はいつまで、という感じですが・・・
連絡が一段落したので、
「この前は10名ということで予約しましたが、12名でお願いします。時間は5時で予約をとった者です。6時ではないですよ。5時で予約したはずですが。」
お店の帳場をやっていた方、女性もけっこうなお年。女将という感じ(ホントはバイトの方かも知れない)受け答えがどうもスムーズではない、何となくイヤな予感。
7日前。
《あ、あれ電話番号が違ったのかな。でも話が通じるからいいか。行きたいんだけれどもさ、歯を3本抜いてさ、食べられるものあるかな。刺身か? 大丈夫かな? でも、あの方にもお目にかかりたいし、・・・天ぷらかあ。・・・別の食べ物、注文してもらうかな。数には入れておいてもらっていいけれど・・・》
「はいはい!わかりました。」
5日前。
《1名行けるようになったから、追加して下さい。》
「はいはい!」
「すいません。12名で予約しましたが1名追加で13名でお願いします。いや、6時でなくて5時ですから、よろしくお願いします。」
その頃、
《一人、奥さんの具合が悪くなってしまって、1名減らして下さい。》
「はい、はい。」
「すいません。13名と言いましたが、申し訳ありませんが、12名にして下さい。いえ、5時にお願いしてありますよ。」
そして、2日前。
《もしもし私だけれども、実は田舎の兄貴が亡くなってさ、そうそう、長野の。土曜日が葬式になっちゃてさ、兄貴も保育園の園長やったり、そういう男なんで、行かないわけにいかなくてさ。悪いけれど、欠席させてもらうわ。》
こうして、主賓が欠席。いったい何のためにうちら(幹事)やってきたの!
そして、当日。
《私ですが、会議が長引いて行けそうもないんだ。その店はよく行くんで今回はぜひと思ったんだけどさ、予約してあるんでしょ、金は後から請求して下さい》
・・・(むっとする本人)「はいはい。わかりました。またの機会にお会いしましょう」
いよいよ、本番。
5時に行ったところ、《お店の人、6時からと聞いているって》
「・・・」。
かくしてクーポンを使って1名分助かって、持ち出しもなくて何とかお金の方は決着。しかし、料理は1人前、余分なままに。適当につまんだが、余ってしまって、もったいなかった!
でも、肴はおいしかった!伊勢もタイも・・・。お酒もそれぞれ好きに頼んで、飲みつ、飲まれつつ、トイレに立つたび、はさみ(他の男性陣は、皆、ラフな格好の中、唯一、背広にネクタイ姿で登場の、歯を3本抜いた御仁、はさみ持参で来た!)を取り出すたび、からみつ、からまれつつ。・・・
かくして2時間は、あっという間。
「これからは、駅前に集合して、その時に来た人数を確認してから、お店の予約をすることにします! ただし、人数だけ。食い物、飲み物はそこに行ってから頼むことにします!」
《それにしましょう》
《それがいい、それがいい》
《それはいいアイデアね》
《そうした方がいいよ》
《それがいいじゃん》
《それでいいです》
《それがいいと思うよ》
《それに賛成》
《それでお任せ》
《それもいいかな》・・・
「いいかげんにしろよ、君たち!」。
皆さん、さすが、「マイ・ウエイ」。
かくして、12月初めにJR「日暮里駅」改札口で会うことに。相変わらず(ますます)行き惑う「じじばば」でした。
「7月5日土曜、10名ということで予約します。時間は5時から。そうですね、喜寿のお祝いの会なので。」
「そうですか。では、そのお祝い膳コースということでお願いします。伊勢エビと鯛がつく。なるほど豪勢でいいや。」
「お酒は別で。では、そのコースということでよろしくお願いします。」
・・・浅草某所での宴会予約。どういう店か、昼飯を食べがてら、でかけての予約がかり。その時は、久々の「生しらす丼」を食べました(江ノ島以来)。
いつものじじばばが集まって、もっと年上のお世話になった爺様のお祝いをするという趣向。
幹事が葉書で連絡して、記念品も調達して、末広がりの扇子がいいかな、と。「末」はいつまで、という感じですが・・・
連絡が一段落したので、
「この前は10名ということで予約しましたが、12名でお願いします。時間は5時で予約をとった者です。6時ではないですよ。5時で予約したはずですが。」
お店の帳場をやっていた方、女性もけっこうなお年。女将という感じ(ホントはバイトの方かも知れない)受け答えがどうもスムーズではない、何となくイヤな予感。
7日前。
《あ、あれ電話番号が違ったのかな。でも話が通じるからいいか。行きたいんだけれどもさ、歯を3本抜いてさ、食べられるものあるかな。刺身か? 大丈夫かな? でも、あの方にもお目にかかりたいし、・・・天ぷらかあ。・・・別の食べ物、注文してもらうかな。数には入れておいてもらっていいけれど・・・》
「はいはい!わかりました。」
5日前。
《1名行けるようになったから、追加して下さい。》
「はいはい!」
「すいません。12名で予約しましたが1名追加で13名でお願いします。いや、6時でなくて5時ですから、よろしくお願いします。」
その頃、
《一人、奥さんの具合が悪くなってしまって、1名減らして下さい。》
「はい、はい。」
「すいません。13名と言いましたが、申し訳ありませんが、12名にして下さい。いえ、5時にお願いしてありますよ。」
そして、2日前。
《もしもし私だけれども、実は田舎の兄貴が亡くなってさ、そうそう、長野の。土曜日が葬式になっちゃてさ、兄貴も保育園の園長やったり、そういう男なんで、行かないわけにいかなくてさ。悪いけれど、欠席させてもらうわ。》
こうして、主賓が欠席。いったい何のためにうちら(幹事)やってきたの!
そして、当日。
《私ですが、会議が長引いて行けそうもないんだ。その店はよく行くんで今回はぜひと思ったんだけどさ、予約してあるんでしょ、金は後から請求して下さい》
・・・(むっとする本人)「はいはい。わかりました。またの機会にお会いしましょう」
いよいよ、本番。
5時に行ったところ、《お店の人、6時からと聞いているって》
「・・・」。
かくしてクーポンを使って1名分助かって、持ち出しもなくて何とかお金の方は決着。しかし、料理は1人前、余分なままに。適当につまんだが、余ってしまって、もったいなかった!
でも、肴はおいしかった!伊勢もタイも・・・。お酒もそれぞれ好きに頼んで、飲みつ、飲まれつつ、トイレに立つたび、はさみ(他の男性陣は、皆、ラフな格好の中、唯一、背広にネクタイ姿で登場の、歯を3本抜いた御仁、はさみ持参で来た!)を取り出すたび、からみつ、からまれつつ。・・・
かくして2時間は、あっという間。
「これからは、駅前に集合して、その時に来た人数を確認してから、お店の予約をすることにします! ただし、人数だけ。食い物、飲み物はそこに行ってから頼むことにします!」
《それにしましょう》
《それがいい、それがいい》
《それはいいアイデアね》
《そうした方がいいよ》
《それがいいじゃん》
《それでいいです》
《それがいいと思うよ》
《それに賛成》
《それでお任せ》
《それもいいかな》・・・
「いいかげんにしろよ、君たち!」。
皆さん、さすが、「マイ・ウエイ」。
かくして、12月初めにJR「日暮里駅」改札口で会うことに。相変わらず(ますます)行き惑う「じじばば」でした。
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