おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

老いては子に従え

2024-03-14 21:01:48 | 格言・ことわざ

 最近(といっても、何と14年前のブログ記事)のトイレの「日めくり」より。改めて読みなおすと、ますます我が意を得たり。

というわけで再掲。

①「老いては子に従え」=今や「老いても子を従え」になっているような気がします。元気な年寄りが多くて、家族の者がそろそろ「引退を」などと言おうものなら、かえって意固地になって頑張っていく。家族は半分はあきらめ顔。でも平和なのかもしれませんね。

②「驕れる者は久しからず」=今は「驕れる者は久しい」になっていて、いつまでも権力の座に座って、周りの忠告も何のその。驕れるというより、驕っていないと我が身が危うい、そんな危機感がかえってますます驕り高ぶらせるかもしれせん。

③「腹は立て損、喧嘩はし損」=今は「腹は立て得、喧嘩はし得」という感じ。先に腹を立てた方が勝ち。大声でわめきたてると、周りも何だか仕方がなくなって・・・。喧嘩もした者勝ちの風潮がありそうな・・・。

④「言いたいことは明日言え」=今となってはこれじゃ、ダメ!「言いたいことは今言え」の世界。言いたい放題、言った者勝ち!「先んずる者は人を制す」の世の中。先んじられたら、人に制せられてしまうのだから。

⑤「源清ければ流れ清し」=「源は清くても流れは汚し」。出発当初は理念も目的もすばらしく何となく先を期待したが、途中であれやこれやちゃちゃが入って、次第に何だか当初の清々しさは、いつしか汚辱にまみれて・・・。

⑥「木を見て森を見ず」=「森を見てばかりで木が見えず」になってしまって。大向こうをうならせるような立派な総論を発言、大局観を感じさせたのも一瞬。個別具体的な課題や現状が見えてくると、自らの不明を恥じるどころか居直る方が多くなった。当事者はますます怒ってしまう。いやはや・・・。

⑦「七度探って人を疑え」これは本義よりも、今の世相にぴったりになってしまった!

 政治の世界も何もかも、どうも昔の格言のようにはいかないようで。


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