おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

虎の尾を踏んだ。逆鱗に触れた。さてどうなる?どうする?

2014-01-15 21:00:42 | 格言・ことわざ
進次郎氏、小泉元首相の細川氏支援に理解 「そうだろうなと」(産経新聞) - goo ニュース
 反「反原発」包囲網をものともせず、細川・小泉元首相。すでに政治家として過去の人と化した人間がここで立ち上がるとは! ここまで反原発の主張が本気だったとは! とマスコミ。
 いよいよ細川つぶしに奔走するに違いない。特に、1億円問題に焦点を浴びせてくるだろう。どうなんだ! (細川さん自身はこの借金は抵当権をつけ、10年で返済した、との弁明があろうとなかろう、と。)さらに「原発推進」「反原発」という世論「誤」操作(かつての郵政選挙で有権者はこりごりしている、と。)だ!

 すでに「讀賣」は反細川キャンペーンを大々的に始めている。産経ももちろん、スポーツ新聞も(おそらく)。マスコミも今のアベに及び腰。細川・小泉(暗躍)連合にNO! となるはず。
 何しろ、反原発は許せない立場。口に出し、行動することはもってのほか。国民の目に、今もこれからも福島第一原発事故の恐るべき実態をタブーにしなければならない。まさに「原発推進」可否は、政財界の生命線。

 かつて、2011年秋。菅さんが「反原発」宣言をしたとたん、民主党からも異論反論。そのときの投稿記事を再掲。

 四面楚歌なんていうものじゃない。この時は、項羽のたてこもる城内にはわずかばかりでも味方が存在した。今や、菅さん「前門の虎後門の狼」。「脱原発」を言ったとたん、この騒ぎ。一説には、自公民などの政治家で電力会社から政治献金を貰っていないのは、菅さんと河野太郎の二人だけという。電力会社にしてみれば献金してもまったくうまみがないから、という次第にちがいない。
 かの町長も原発関連企業下請けの関係者。献金も仕事もけっこう貰っているらしい。だから、あれほどの罵詈雑言を菅さんに浴びせた。海江田さんも見事、迷演技に騙されてしまった。ばれるようなやらせメール問題でも、九電の責任はうやむや。
 これまでの日本、「脱原発」は脳天気な反体制の「犬の遠吠え」、評論家の絵空ばなしくらいにしか思われていなかった。「日経」を筆頭に、マスコミも徹底して原発推進キャンペーン。
 経済成長の要、産業興隆の生命線、「豊かな」電化生活、夢の生活・・・。無事故。絶対安心。安価。地元雇用、地元優遇、原発なしなら産業の空洞化、節電・停電の不自由生活、社会不安、・・・。原発に反対する者は日本国民ではない、くらいの勢い。
 自民党、公明党、民主党・・・、皆、巻き込んでの政治策動。政・官・民・財・教、すべての分野で一体となっての原発推進。
 ところが、時の宰相が虎の尾を踏んでしまった! 例えば、フクシマミズホが金切り声を上げて「反原発」「脱原発」を叫んでも、まったく無視したにちがいない。ところがところが・・・。こうなると、次期政権が「脱原発」路線じゃ困るから、次期首相候補も火消しに回る「菅(ここまで来ると呼び捨て)の個人的見解にすぎない」「政府の統一見解ではない」「民主党の方針ではない」・・・。もう、めちゃくちゃ状態。
 こうなると、何しろ菅さんという犬を早くどぶにけ落として、と。ついには、「どぶに落ちた犬は叩く」をやりたがっている、今のマスコミ。
 項羽は、四面楚歌に陥ったとき、「時、利あらず」と嘆き、最後の戦闘を敢行、討ち死にする。そして、天下は、劉邦の時代(漢)になる。
 本来の意味からは、菅さんの言動に喩えるのは不都合ではある。しかし、国家が立てた方針に逆らう発言をすれば、宰相の地位にある者でも「殺す」ということに喩えられるのではないか。
・・・

 結局、菅さんはぼろくそに言われて(今でもそうだが)、あげく、討ち死に。後の展開は承知の通り。いつしか民主党は雲散霧消、自民党の一党独裁(公明がくっついてはいるが)体制の確立。
 そして、再稼働、原発輸出にしゃかりき。貿易赤字がすごいのは、原発再稼働していないから燃料費がかさむ、・・・(政府は、外国から割高で買っているらしいのに)とまで。
 そこにお二人の登場。公私ともに過去の所行を叩かれるに違いない。その中での、息子さん。なかなか立派。これで、河野太郎も動けば面白いが・・・。はたしてそれだけの意気地があるかどうか?

虎の尾を踏む
 きわめて危険なこと。また、非常な危険をおかすことのたとえ。
「恐ろしい虎の尾を踏みつけると、虎に食い殺されてしまうことになる」ようなものだということ。

逆鱗に触れる
 逆鱗(げきりん)とは、龍の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生えている鱗のこと。龍は、この「逆鱗」に触れられた場合には激高し、触れた者を即座に殺すとされた。このため、「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となり、帝王(主君)の激怒を呼ぶような行為を指して、「逆鱗に嬰(ふ)れる」と比喩表現した。

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