おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

水道路(すいどうみち)。柴又~高砂~青戸

2011-10-23 22:07:56 | 歴史・痕跡
 利根川・江戸川水系から取水している金町浄水場。3月11日の大震災後、放射能が検出され、大騒ぎになりました。石原都知事が浄水場の水を飲むパフォーマンスで、安全宣言。日本一まずかった金町浄水場の水道水。懸命な技術革新によって、今や「東京の水」として売り出している、その水が福島第一原発事故によって放射能汚染。当時はてんやわんやの大騒動。それも沈静化。
 今度は、葛飾区、土壌の放射能汚染が問題になっています。
 23区のうち、東部地域を中心に供給されている上水道。葛飾区内にはその上水道管が伸びています。青砥駅付近から木根川橋付近まで一直線に伸びる道路。その道路を地元のの方によっては「水道路(すいどうみち)」と呼んでいました(今でも?)。
 かつては、これが幹線水路だったようで、荒川を鉄管が渡り、墨田区の方まで続いていました。今は、全くそれは見当たりません。現在では、災害対策など非常時に備えて、上水の配給のために多くの幹線水路が幹線道路に沿って敷設されているのでしょう。
 葛飾区の中川。京成線のすぐ北側にあった鉄管ももう少し北側に移り(移設したのではなくて、新設?)、跡形もありません。道だけはかつてのように、金町浄水場から四つ木までほぼ一直線に続いています。
 写真は、京成金町線越しの金町浄水場。ここから水道路は始まります。
水道敷地を示す道標。
浄水場方向を望む。道路には、小学校など学校施設が目立ちます。
交差点から柴又方向。神社や仏閣も目立ちます。
一直線の道。
車の通りも激しくありませんが。
馬頭観音のある古刹。交差している道は、旧「佐倉街道」だと思います。水戸街道新宿の宿から分かれている道。
中川近くなると道が判然としなくなりますが、そのまま直線で中川に。
その北側に接している青龍神社の池。つり客が何人か。蓮の葉がいっぱい。昔からあったような・・・。
青戸側からの中川。かつてはここに鉄管が渡っていました。振り返って急な坂を下りると、青砥駅方向に進みます。
現在の水道鉄管。この先はどうなって進んでいるのか。そのまま西に向かっていくのでしょうか。

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