おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

秩父鉄道三峰口駅~西武観光バス「秩父湖」。その4。三十槌の氷柱(みそつちのつらら)。二瀬ダム。(「荒川を遡る」第10日目。)

2021-08-05 18:43:45 | 荒川を遡る

                       「道の駅大滝温泉」観光案内図。

道の駅には、車で見える方の姿のみ。徒歩の客は見当たらない。ま、この炎天下で歩く人はまずいないのでしょう。

今回、地元の方を含め、歩いている人とはまったく出会いませんでした。

蔵造り。

二階建て。現代風の建物ですが、沿道の部分は昔ながらの店構え。食堂か何かだったのか?

          

ここから約4キロの道のりで「秩父湖」に。

旧大滝村役場。

2005年4月1日に、秩父市吉田町荒川村と新設合併し、新たに秩父市となった。

面積は約332km2、埼玉県の自治体の中で最も広かった。旧村域全体が秩父多摩国立公園に指定されていた

秩父山地の主脈を村域とし、村域の97%は山林である。村内には甲武信ヶ岳をはじめ、標高2,000m級の山々が12峰連なり、そこから荒川が流れ出している。よって、「荒川の源流郷」でもある。

山:甲武信ヶ岳、三宝山雲取山和名倉山御岳山三峰山三国山両神山など

河川: 荒川、中津川滝川大洞川大血川など

湖沼: 秩父湖奥秩父もみじ湖  

(この項「Wikipedia」より)

この手前に対岸に向かう「大滝橋」がある。

荒川の流れ。

             

右手から「中津川」が合流。

「落合橋」。上流。

新しい「国道140号線」は中津川沿いに進み、「大峰トンネル」を経て、川又で再び合流します。「秩父湖」方面には荒川沿いの旧国道を行きます。

かつては奥に建物があった。

車の量が少なくなります。

                   

しばらく進むと、「三十槌の氷柱」の看板。

奥秩父の冬の名勝「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は、岩肌から湧き出る湧水によりつくりあげられる、高さ約8m、幅約30mにもなる大規模な氷のオブジェです。
天然の氷のため毎年、姿も変わります。
荒川源流の大自然の中、氷柱は1年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月下旬までご覧いただけます。
※氷柱は天候や気温などで条件が変わる場合がございますので、ご了承ください。

(「ぶらっとちちぶ―秩父観光協会」HPより)

     

      

この先、ダムサイトに向かう急カーブの上り坂が続きます。最後のひとふんばり。車から気の毒そうな視線が。

やっと下り坂になり、一気に秩父湖へ。

舗装道路でなければ深山の雰囲気が。

やっと今回のゴール地点が見えてきます。

「二瀬ダム」。

荒川は名前が示す通り古くから氾濫を繰り返す河川であった。1947年昭和22年)のカスリーン台風によって流域は更なる被害を受けた。建設省(現・国土交通省関東地方整備局)は荒川の治水を図るべく「荒川総合開発事業」に着手。この中でダムによる洪水調節を目論んだ。こうして計画されたのが二瀬ダムであり、1952年(昭和27年)より建設が開始され1961年(昭和36年)に完成した。

ダムの型式は重力式コンクリートダムアーチ式コンクリートダムの利点を兼ね備えた重力式アーチダムであり、ダムの高さは95mである。荒川沿岸の洪水調節、荒川沿岸の既得農地に対する慣行水利権分の農業用水補給を図る不特定利水、および埼玉県企業局による水力発電が目的の多目的ダム特定多目的ダム)である。

(この項「Wikipedia」より)

上流を望む。

「みやま商店」に入ってビールでのどを潤し(今回の旅で会話したのは、食堂の方とここのご主人と二人だけ)、1時間近く待って、西武秩父駅行きのバスに乗りました。

暑い一日でしたが、眼下に、しだいに渓谷に変わっていく荒川を眺めながらの歩きでした。

次回は、ここから「川又」まで往復することになりそうです。

コメント (1)
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