おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

時すでに遅し

2006-03-31 23:12:44 | 平和
 たぶん多くの人が思ったでしょうね。今回のM党のM君の辞任。それからもう一人のダメ男、N君。こちらもやっと辞表を出すことに。国民はとっくに二人ともそういうふうになること、そういうふうにしかならないことを分かっていた。にもかかわらず、何を思ってかぐずぐず居直ってここまで来たのですな。
 お辞めになる、はいそうですか、よかったですね、お互いになど、とはもうならないのです。今辞めるくらいなら、何で今まで地位にしがみついていたの?さっさと辞めるはずじゃないの?今になってM党の厳しい現状(国民からの支持がなくなって、千葉での補欠選挙に勝てない)。そういうことは、このドタバタ劇が始まって以来、誰でも感じていたこと。それをなんだかんだ言い訳をしつつ、ここまで引きずってきた。
 挙げ句の果て、コイズミ自民党のいいように国会運営がなされて、あれよあれよと言う間に予算を通す。まともな論戦も出来ないまま、ただただコイズミさんの思うがままに推移した国会。永田町的思考にドップリ浸かっていたのは、自民党ではなくてM党であったのですな。永田さんに永田的思考が見事に覆されたって、これはマンガですね。
 所詮、選挙互助組織でしかないM党。選挙云々で、はじめて辞任を決意する。これこそ自民党の思うつぼ。何の理念も戦略もない、政党のこれこそなれの果て。結局、また分裂しかないのでしょう。M君も今回の利敵行為を文字通り実践するためには、パッと自民党に移籍した方がいいような感じ。
 マスコミだって今さらのM党のことなんか関心なし。問題児・コイズミチルドレンの結婚相手を追いかけて、またまたM党のお家騒動も無視している有様。どうせ視聴率もかせげないから。
 ここまで来れば、いよいよ解党的出直しというわけで、執行部総辞職。この機会に、何人かは自民党の移籍するなど、というさもしい連中も出てきそうな雲行き。何しろ、次の党首に名前が挙がっている人が、何と小沢某。とっくの昔に過去の人になった御仁じゃないですか、この男。政党を作っちゃあ壊し、影の親分気取りでいる、実に時代遅れの男を担ぎ出そうっていうんだから。呆れてモノが言えない。
 自民党の後継者争い。安倍さんだって、他の人だってよほど小沢某よりは国民受けする、しゃれたことをマスコミ向けに発信している。そう思っているのは小生だけだろうか。
いったい、今の政治に、自民党のやりたい放題路線・言いたい放題路線を阻む野党はいないのか。野党第1党がこの体たらく。いよいよお先真っ暗の日本国ではある。
コメント
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