Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

大本山妙心寺(2011年2月12日参拝)

2011-03-20 | 仏閣
臨済宗妙心寺派大本山の寺院。
本尊は釈迦如来。
開基(創立者)は花園天皇。
開山は関山慧玄。





駐車場に車を止め南総門から境内へ。
駐車料金が無料なのが嬉しい。




この通りとても広い境内です。




手前から山門、仏殿、法堂。





さすがに大本山だけあって圧倒されます。


【山門】


慶長4年(1599年)創建の重要文化財。
楼上には観世音菩薩と十六羅漢が祀られ、
極彩色鮮やかに飛天や鳳凰、龍の図が柱や梁に描かれています。


【仏殿】




文政10年(1827年)創建の重要文化財。
階段を上がった所で御祈り。
出来れば中に入ってじっくりと御祈りしたかったですけどね。


【経蔵】


重要文化財。


【大方丈】








承応3年(1654年)創建の重要文化財。


こちらで雲龍図拝観の申し込みをし御朱印をいただく。


【御朱印】



【鐘楼】




初代の鐘(国宝)は昭和四十年代まで撞かれていたそうですが、
これ以上撞くと割れると判断されたので法堂の中に安置されています。

現在の鐘は二代目の鐘になります。


【法堂】


明暦2年(1656年)創建の重要文化財。
こちらで8年の年月を費やして描かれた狩野探幽の筆による雲龍図と
国宝の梵鐘が見られます。


【雲龍図】




重要文化財。
残念ながら撮影禁止でしたのでネットで拾ってきた画像です。

見る方向、角度により龍が昇り龍であったり下り龍であったりしますし、
表情も険しい表情や優しい表情に見てとれます。

さすが狩野派を代表する天才絵師である狩野探幽の作だけあって、
感動しました。


通称「八方にらみの龍」という、
この雲龍図は息を飲むほど、ただただ圧倒される。
一見の価値あり。

いや、京都にはたくさんの見所のお寺がありますが、
妙心寺の雲龍図は京都に来たからには見なければ損しますよ。


今、思えば建仁寺の雲龍図も素晴らしいと感じたけど、
なんというか綺麗過ぎるんですよね。

綺麗過ぎるが故に狩野探幽の作と比べて迫力や心に響くものが違うなと。


雲龍図を見た後、明智風呂を見る為に浴室へ。


【浴室】








明智光秀の菩提を弔うために立てられたという、
この風呂はたぶん日本で唯一の重要文化財の風呂なんじゃないでしょうか。

これはいわゆるサウナとして使用されていたそうで、
一人あたり桶三杯のお湯で体を洗った慣わしだったと係りの方が説明していました。


拝観後、境内にある海福院へ。
それはまた後ほど。


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