Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

輪王寺門跡(2014年12月7日参拝)

2015-01-13 | 仏閣
本日のメインである寛永寺に向かって上野駅へ。

上野公園に入ってすぐに輪王寺門跡というお寺に到着。
東京、というより関東に門跡寺院があるとは知りませんでした。


所在地:東京都台東区上野公園14-5
宗派:天台宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:正保元年(1644)


【歴史】
輪王寺はもと寛永寺の伽藍の一部で、開山堂または慈眼堂と称されていた。

江戸時代前期の承応3年(1654)後水尾天皇第3皇子の守澄法親王が、
寛永寺の第3代貫主となり日光山主を兼任した。
翌年の明暦元年(1655)には天台座主を兼ねることとなった。

同年、日光山の満願寺は後水尾上皇の院宣により輪王寺と改称し、
守澄法親王が住持となった。
守澄法親王は天台座主、寛永寺貫首、日光山主の「三山管領宮」となり
「輪王寺宮」または「輪王寺門跡」と呼ばれた。

以後、幕末まで皇族が関東に下向し輪王寺宮となった。

戊辰戦争の後、15世輪王寺宮の公現法親王は還俗となり輪王寺宮は廃絶された。

寛永寺の開山・天海は寛永20年(1640)に死去し、翌正保元年(1644)、
現・輪王寺の地に天海を祀る開山堂が建てられた。

天海が崇敬する良源を併せ祀ったことから両大師と呼ばれるようになった。


【寛永寺旧本坊表門】


重要文化財。

慶応4年(1868)の上野戦争の為、ことごとく焼失し、
表門のみ焼失を免れ、この門はその焼け残ったもの。


【輪王殿】



【山門】



【境内】


いい雰囲気です。


【阿弥陀堂】




左から地蔵菩薩、阿弥陀如来、虚空蔵菩薩という珍しい組み合わせ。

脇侍というには不釣り合いな大きさでもあるので、
後世になって寄せ集められたのかな。


【本堂】


本堂は撮影禁止でした。

どんな内陣だったのか忘れてしまった。(^^;
だから撮影出来ていれば良いのに。


【境内】



【鐘楼堂】



【御車返しの桜】


京都には御車返しの桜というのがありますが、
こちらにもあるんですね。

どんな高貴な方が牛車を引き返して桜を見返したのでしょう。


【寝釈迦石】



【井戸】


写っているのは決してオーブでは無い。(笑)




【法華塔】





【地蔵尊】



【御朱印】


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