そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

明治座とコンサート・・・正反対の音楽!

2009-10-16 08:49:50 | Weblog
10月14日

またまた二つも重なった!

午前11時から浜町の明治座、夕方7時からは四谷で紀尾井ホールのコンサート。
浜町と四谷、家から行くよりはずっと近い!
悩ましいのは明治座が終わるのが3時頃、夕方の待ち合わせが6時半という時間の使い方。一旦家に帰っても、1時間ちょっとしかないし疲れるだけ。

朝のうちに夕食の準備をして、10時前に家を出る。
明治座を楽しんだ後、友人達とお茶を飲んで歓談、40分。いいぞ!
人形町で別れ、地下鉄で日比谷へ。
四谷はあまり知らないので、日比谷で時間を過ごす事にした。
映画を観る時間はないが、シャンテのなかを見て廻り時間をつぶすにはいい所。
昔はこのシャンテのカードを持ち、洋服を買ったりしてたのが今はとんでもなく高く感じる。買うどころではないので見るだ~け!

地下にある一人でも入りやすい洒落た店で紅茶とパンケーキで軽食代わり。
中途半端な時間なので、私と同じように時間つぶしの読書をしてる方が何人か。
こちらも持参した本を出して1時間ぐらいしっかり読んでしまった。
これ以上はお店に悪い気がするので、腰をあげる。
でも、皆さん結構長く居るようだ。
お店にとってもガラガラよりはいいんでしょうね、勝手な理屈だが・・・

あと1時間あまり。どうする?
四谷に行くとするか。
丸の内線で四谷に。JRの四ッ谷駅まで行き、又本を読んで待つ事にした。
面白い事発見。四谷駅の外トイレ、とってもレトロ。ロールなし。

6時20分友達現れる。
これから音楽会、多分寝てしまうだろう。

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「明治座」10月公演
 川中美幸特別公演
   (幸せの行方 御鳥見女房)

 御鳥見とは、将軍家の御鷹場を見回り、鳥の生息状況を調べ、鷹狩りが滞りなく
 遂行されるように目を配るお役目。
 江戸に六ヶ所ある御鷹場の巡検と鷹狩りのための下準備が主な任務。
 しかし、その裏に幕府の密偵という任務がある。
 
この御鳥見役人の女房役の日常を描いた作品。
初めて聞いた御鳥見という役が面白いと思った。
川中美幸、頑張ってました。

コンサートは、次回に書きます。時間が無くなったので・・・

江戸川だより (キカラスウリ)

2009-10-14 07:31:59 | 江戸川ウォーク
10月14日

今朝のウオーキング5時40分スタート。
陽はまだ昇ってないが辺りはもう薄明るい。
でも、今日は霧が出ていてモヤっとしてる。どうも暑くなるようだ。

新道を行き、林遊船の横にでる。
何時ものように橋の下を見る。今日は鯉は2匹程度だ。
土手の上に出ると、朝日がチラッと雲の間から覗くがすぐに隠れる。
雲の後ろから朝焼けが始まる。うす~いピンク色、天気は崩れるようだ。

この天気では富士山は勿論見えないので、途中から下の道へ下りる。
秋も深まった。
鈍色の風景の中、少しの色彩。
ススキの灰色の塊、ノイバラの赤い実、セイタカアワダチソウのもうくすんだ黄色、そしてまだ残っているツユクサの紫。

先日見つけたキカラスウリが少し黄ばんできた。先へ行くと、全く黄色になっている実も2つある。頑張ってるなあとうれしい。
ズンズン行くとヌルデの茂み、綺麗な赤い葉が増えている。茶色になってしまった葉も多いが。
と、その上のフェンスにカワセミがとまってる。
そっと、そっと足を忍ばせる。
やっぱり逃げられる。8メートル手前。

昨日はカワセミ2羽にあったが、今日は1羽のみ。
そのかわり、今日はヒヨドリがご機嫌のようだ。
群れて木々の間を「ピ~ヨピ~ヨ」と忙しい!
そろそろ冬鳥がやってくる。楽しみ。

楽しかった今日の江戸川!

2009-10-10 14:16:50 | 江戸川ウォーク
10月10日

雨と台風の影響で、二日間ウオークをサボった。
今日は土曜日、家人は休み、少し寝坊して6時起床、6時50分スタート。

土手に着くと、休日なので船がもう結構出ている。
小さなボート、大き目の船にオレンジ色のライフジャケットを着た人をたくさん乗せて沖に出て行く。
今もやっぱりハゼ釣りなのかな、さっぱり分からないが、この辺は釣り船屋さんも何軒かあり、ハゼ釣りのメッカらしい。

昨日は早朝すごい風だったので歩かなかったのだが、一日中風が強かった。
なので、今日は冨士が見えるかと思ったけれど、雲が厚くてまるでダメ。
上を仰ぐと雲のしたを飛行機が二機飛んでる。1,500mぐらいに一機、1,000mに一機。
振り返ると反対側の空には少し雲がほどけて青空がみえている。そこにも飛行機が一機、今日は待機が多いのか?
昔から空を見上げるのが好きなので飛行機を見るのも好き。

今朝は満潮なのか水位が上がってるが、クラゲを見に土手の下に降りて水辺へ。
クラゲは波打ち際に一匹いたが、死んでるのか生きてるのかさっぱり分からない。
波のまにまに浮いてるだけ。呑気そう・・・

富士山みえないので、富士見ビュー地点から左へ逸れて下の道へ降りる。
今や道の彩りはせいぜいセイタカアワダチソウの黄色とノイバラの赤い実ぐらい。
そのノイバラもあまり鮮やかではないし、アワダチソウも終わりの黄色。

でも、ちょっと待って。
行き過ぎて戻る。
ノイバラと違う大きめの渋い赤が見えた。なんだろう?
あ、シャリンバイの実が赤くなりつつあるんだ。今はまだ赤みどりというところ。
赤くなった後に紫がかった黒になる。この実は素適で好き。
そして、そのあとに・・・
なんと、キカラスウリの実が12,3個も松の木にぶらさがってるのを見つけた。
ちょっと先にも黄色くなったカラスウリが2個。
感激だ!

この高谷川の岸辺はレース状の花はいっぱい咲くのに、実はなかなか付けないというか、毎年2,3個しか見られないのだ。
赤いカラスウリだともっといいのだけれど、贅沢は言わない。

その上、今日は鳥も多く、歓迎された気分でうれしい。
キジバト・ムクドリ・ヒヨドリ・スズメ・知らないスマートな鳥。
そして、可愛いシジュウカラが二羽!
これで終わらない、帰り際ムクノキのそばでホバーリングしてるムチャクチャ綺麗な鳥!あっと思ったらカワセミだった。
カワセミのホバーリング初めてみた!これも感激。

今日は幸せな日。朝歩く時間をずらせたほうがいいのかな?

レベッカ!

2009-10-07 15:06:08 | Weblog
昔懐かしい映画「レベッカ」をDVDで観た。

先日レンタルビデオ屋のセールで、一週間100円の日にチャンスとばかり名作を選びに行った。
はじめは、ヘップバーンを選ぶつもりだったが、隣にあった「レベッカ」が目に入った。20代の頃観た作品!好きだった映画だ。

勿論白黒、ヒッチコック監督、主演ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテーン。
原作はデュ・モーリア。

こんなにいい映画だったの?というぐらい今観ても全然いろあせてない!
二回繰り返してみてしまった。
ローレンス・オリヴィエが何といっても素晴らしい。魅力的だ。
この役はこの人を措いて考えられない。
英国の貴族マキシムを実に品良く、高潔に演じてる。
確か、オリヴィ江は最高の敬称のサーがつく俳優。
シェークスピアの舞台俳優として右に出るものはいないというぐらいの役者。
映画はあまり出てないと記憶してる。

誰かこの人の出演した映画を他に知ってたら教えてほしい。
もっと観てみたい。
ア、「ハムレット」があったかな?

原作が又読みたくなった。
ネットで図書館に申し込んだら、すぐに去年新訳された文庫本上下が来た。
貪るように読んだ。
若いときにも読んだが、印象がすごく違うのだ。
格調が違うと思う。
茅野美ど里氏の訳はとても読みやすい。若い女性の心理が、空想に入り込む主人公の心の襞が実に細かく描かれてる。
昔読んだ訳者(名前失念)のは印象が大分違う。
今度は昔の単行本を探して読もう!

原作を読んで映画との大きな違いに気がついたというか、忘れていた。
映画ではマキシムはレベッカを殺してない。
ところが原作では明らかに黒なのだ。ショックだった。
何故、こんな大事なところを変えたのか?疑問だ。
あとがきで訳者がちょっと触れてるが、理解の外だ。

そして、もう一つ面白いのは主人公が一人称の「わたし」で書かれてて、最後まで名前が出てこないのだ。
文中で「いい名前だね」とマキシムがいうのだが、いくらひっくりかえして読んでも名前が出てこない。
不思議な本だ!

映画っておもしろい。
でも、本はもっとおもしろい!

栄花とピアノとコーラス!

2009-10-04 11:19:28 | Weblog
10月3日

本日三つの用事が重なった。

折角のブルースカイだったが、ウオーキングはあきらめ、やるべき家事をサッサと片ずける。
午前中は「栄花物語」の講義。今日は半年に一回の会費を払う日。
6、000円は安い!月に一回だが1,000円は破格。
会員が多いからだと思う。
会場の市民会館の1階会議室の前に行くと、何か変。
いつもは実にガヤガヤと中学生以上の賑やかさなのに、変に静か・・・
今日は会場変更で二階だったのだ。

ちょっと異変が・・・
先生、前振りもなくサッサと講義に入った。
実に珍しい!
勿論半分は前回の復習のようなもの。でも、生徒としても忘れやすい年齢でもあるからして当然かなとも思う。
しっかり講義をすすめ、12時15分前に「いや~、この進み方でいくつもりですが、果たしてあと二巻半終わりまで行くかですね~」と。
つい、笑ってしまった。みんなもクスクスっと。

あったりまえ!
この6年間で一巻目の半分しかいってないのだ。
この調子では、あと30年かかる。
先生107歳!生徒だって「そして、誰もいなくなった!」だ。

でも、これでいいのでは?月一回の講義だし、先生の話は面白いし、枝葉の話しも知識の幅を広げてくれるのだし。
もう、誰も終わらせる事を目的にしてはいない。

午後は二時からトリフォニーで新日フィルの定演がある日。
12時15分につばめグリル集合。
高校時代の同級生、私を含め4名。みんな元気だ!

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 新クラシックへの扉

1、シューマン   ピアノ協奏曲イ短調 作品54  32分

2、チャイコフスキー  交響曲第5番ホ短調 作品64  50分

 指揮   デリック・イノウエ
 ピアノ  相沢 吏江子

 残念ながら今日は、コーラスのリハーサルが赤羽であるので、ピアノ協奏曲が終わって休憩になったら会場を後にしなくてはならない。

相沢さんのピアノははじめて聴いたが、細い少女のような腕から力強い音楽が弾き出され、大したものだった。
あまり容姿を構わない人らしく、地味なのでもう少し構うといいかな~
でも、そんな事はどうでもいいか、実力者だもの。
ニューヨーク在住、向こうの大学で指導してるとのこと。

休憩時間、急いで飛び出し赤羽へ。
今までこんな事はなかったのだが、今年の指揮者は入念に11月の演奏会の前に二度のリハーサルを組んでいる。
面食らってしまう。
今日はその一回目、赤羽のスタジオへ急ぐ。

やはり、今日は疲れるスケジュール!
もう、こういうのはやめよう。反省!

映画「南極料理人」

2009-10-02 14:05:57 | Weblog
10月1日

毎月1日の義務、コーラス会場の申し込みに錦糸町の体育館へ行く。
それだけの為に電車乗り換え40分も行くのだから、1日は映画を観る日と決まっている。

ただ錦糸町の映画館で、今現在観たいのはあまり無い。
観てもいいかなというのが「南極料理人」だった。
今日は木曜日なので夜はコーラスがあるので忙しい。
何も無理してみる事はないのに・・・
ま、これは病気の一種!

帰宅してから夕食の準備をして、取って返して又錦糸町へと考えると憂鬱になるので、ひとまず頭の中にオトシブタをする。

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「南極料理人」

  監督   沖田修一

  出演   堺雅人
       生瀬勝久
       きたろう
       豊原功輔
       高良健吾 他

 原作は実際に南極観測隊で料理担当の西村淳「面白南極料理人」。
 
 気温、氷点下ー50度をこえる酷寒の南極でも富士山より高い地点。
 ドームふじ基地。そこでのお話しだ。
 全体にそれほどドラマチックな事はおこらず、どちらかといえばゆるいというか
 雪と氷の中の生活なのに暖かい物語。

 交通事故にあって南極に行けなくなった上司の代わりに思いがけず南極へ行く事
 になった料理人が主人公。
 メンバーは、雪氷学者・大気学者・気象学者・通信・医療・車両・雪氷サポート
 そして料理人の8名。
 雪と氷に閉じ込められて1年半。
 狭い空間で、一癖も二癖もある学者達、しかもむさくるしい男達ばかり。

 やはり一番の楽しみは食べる事!
 料理人の腕は重要だ。
 和食・中華・イタリアン・正式な晩餐・バースデーケーキと実に多彩。
 しかも美味しそうだ。
 鬚もじゃのオジサン達が黙って、ガツガツと料理を食べまくる様子は圧巻だ!
 それをじっと楽しげにというか、うれしげにというか、あの謎めいた堺雅人の目
 が観察してるのだ。そこが何ともおかしい!

 一年半は長い。
 いろいろおかしな事件がおこる。
 「もう帰るッ」とマイナス50度の中へ出ていく者。
 「死んでやる!」と雪の上に上半身裸で寝そべる者もでる。
 夜中にキッチンに潜んでインスタントラーメンを貪る二人。
 お陰でラーメンが底を付き、ノイローゼ状態に!

 実際に南極基地へ行って撮影してるわけないか?でも雪氷学者の作る円筒形の氷
 はどうしたんだろう・・

 湯気の立つ料理の数々がひょっとして主役だったような・・・
 暖かく、飄々としていて実に楽しいいい映画だった!

 お腹が空いてこまった!!!

江戸川だより (どんより~)

2009-10-01 09:01:58 | 江戸川ウォーク
10月1日

昨日は雨だったのでウオーク休み。
今朝はどんより、でも雨は降らないようだ。
5時半に出ようとしたら、何だか雨のせいで薄暗い。
5時50分スタート。

空はいくら眺めても曇天。
下の道を行くことに。
エノキに絡まってた藤が随分枯れ始めてる、どうしたのかな?
このエノキの後ろ側は、例の空き地になった所。今日はまた工事が進行していて、
とっても高い杭が打ち込まれて、瓦礫やセメントのかけらがどんどんならされて平らになっていた。
その杭を打ち込む時に、藤の元が切られてしまったのだろうか。

道を時々彩ってるのは、ツユクサの藍色!まだ健在だ。

途中蜘蛛の巣にひっかかる。
大概は事前に気がつくのだが、よそ見をしていて失敗。
蜘蛛の巣はやっかいなのだ。なかなかとれない。
独りぶつぶついいながら糸と闘ってる変なオバサン。

奥まで行くと、やはりタケニグサのあたりにカワセミが止まってるのが見えた。
今日は10メートル手前で気がついたようだ。
パッと飛び立ちまっすぐに飛んでいく。
カワセミは水平飛行が特徴的!
とっても潔い飛び方で格好いいのだ。

翡翠色もいいが、何より飛翔が好き。