1月31日(月)
私が勝手にちょっと秘密っぽいコンサートと思い、わくわくしていった会場。
東京メソニックセンターホール。
いわゆるフリーメイスンの会場で東京タワーのすぐ下に位置する。
私を誘ってくれた方の話では会員の関係者でないと入ることが出来ないとの
ことなので、勝手に想像をめぐらせて行ったのだが、至ってふつうというか
こじんまりとアットホームなコンサートだった。
ただ、ホールは少し不思議な模様に彩られていて、そこここにフリーメイス
ンのマークが存在する。
指揮者ロバート・ライカーのお話によると、モーツアルトもフリーメイスン
であったとのこと。つまり慈善会員だったということか?
私の今までの読書からの想像でいうと、秘密結社というか悪いイメージもあ
るのだが、今は友愛の結社ということだろうか・・・
ま、そんなわからないことはさて置いて、音楽の内容。
今夜のゲスト、ピアニスト「サラ・ビュクナー」によるモーツアルトは力強
く、しかも流麗、軽やかで明るい!
背が高く、声も低いので友人は思わず喉元を確認してしまったわと笑った。
ピアノ協奏曲を三曲。最後の23番は最高!音楽の中に入り込んだ感覚があ
った。9番「ジュノーム」は若いモーツアルトの恋があふれ出てくるようで
素敵だったし、素晴らしいコンサートをありがとう!
終わって、別室でお茶とお菓子の簡単な茶話会があり、サラさんやロバート
氏と写真を撮った。
やっぱりちょっと不思議で愛らしいコンサート!