そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

文楽鑑賞教室・・・国立劇場

2013-12-12 12:03:30 | Weblog

12月11日(水)

文楽を観はじめて一年になるが、鑑賞教室に参加した事はない。

今月は初心に帰って、教室に参加してみた。

チケットを取る時、教室の方が激戦だと感じたが、事情が分かった。

半蔵門の駅を出ると、第一部を鑑賞した人たちがぞろぞろ帰ってくる

殆どが高校生。先生が要所要所に立ち交通整理(?)をして、迷惑かけないよう必死。

やっぱり教室は若人や学生達のためのものなのだ。

ただ、空きを埋める為の一般人参加なのだろう。

劇場に入ると、どこを向いても学生・また学生。

今時は、どこを向いても自分を含めジジババばかりなので、新鮮!

しかも、私達の前列は外国の若者がずらり。

私の前の席に座った子が突然振り向いて「見えますか?」と聞くではないか。

この子達の株がグンとあがった!

にっこり「大丈夫よ!」と言ったが、確かに背が高い。

でも、いつまで持つかと可笑しい。多分眠るだろう。

隣りの友人の前のアフリカ系の子は、はじめから寝る姿勢。

演目は初めに「団子売り」。間に解説が入って最後は「菅原伝授手習鑑」

解説はやはりとても面白い。

何となくそうなんだろうなと思ってたことが、すっきり分かった。

解説までは割合しっかり若者達も見てるようだ。

「菅原伝授~」に入るとだんだん前方の視界が広がった。

アフリカ系の子はすっかりお休み!

突然アフリカちゃんがぴょンと起き上がる。夢でもみたか?

友達と笑いをこらえるのに必死!

楽しい体験だった!!!