先週福島へ行ってきた。
その前日、大きな地震があった。3:11を思わせるような体感だったので驚いた。
今迄は福島へ行く時は常磐道を使っていたが、今回はひたちなかの漁港へ寄って行く事に。
その為、東関道を選択。
息子の所へいつも行くコースをとり、潮来でおりて51号線をまっすぐに行く。
少し風は強いが、晴天で気持ちのいいドライブ。
ひたちなかの漁港は息子達と2回ほど行っている活気のある漁港だ。
3:11以後ははじめてだが、どうなってるだろう。
海はあくまで綺麗でそしらぬ顔。あんなに暴れたのに。
海岸を走っているだけでは被害はわからない。
元の様子を知ってるものにしか分からない程度には頑張って復興したのだろうと思う。
ひたちなかの漁港も津波にあの時やられた筈だから・・・
今、漁港は再び賑わっていた。
ただ、前にはぎっしり来ていた観光バスが駐車場に居ない事を除けば。
お土産をあれこれ買い付け、無事に常磐道に乗り入れ先を急ぐ。
日立から先はトンネルが多く、13箇所もある。
中央道のトンネル事故があったばかりなので、つい天井をみあげてしまう。
「大丈夫だよ、常磐道はつり天井式じゃないから」と夫。
そうだ、たしかに巨大な送風機が取り付けられている。
ただ、一キロ以下のトンネルには送風機はないようだ。
トンネルを越えると、まだまだ紅葉というか枯れた茶色の山々と緑の針葉樹の重なりが美しい。
高速はやはり速い。あったりまえだ、高い高速料金払ってるんだもの。
勿来で下りる。
そこから25分、いつも変わらぬ夫の故郷。
いや違う。まだ瓦の直っていないうちがあるし、墓石も倒れている。
順番がなかなか廻ってこないそうだ。
義兄夫婦もそれなりに私達同様年をとった。
でも、お互いを悪口言いながら思いやってる夫婦を見るのはいいものだ!
まだまだ元気で居てほしい。