そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

震災記録をみる!

2012-03-10 08:36:41 | Weblog

3月10日(土)

昨日も雨、今日も朝から冷たい雨。イヤになる。

朝の外の気温は2.5度だった。ニュースでは渋谷は雪が降ってる。

今日で、あの大震災から一年がたってしまった。

このところテレビ各局も争うように震災記念番組を放映してる。

昨晩は9時から自衛隊の未公開映像を2時間しっかり見た。

今までいろんな映像を見てるが、初めて見る角度、或いは場所からの撮影なので目が離せない。

仙台の駐屯地、名取だったと思うが、地震のあと急ぎ救援の支度をした輸送機・軍用トラックの

車列が出発しようとしたその時、津波に襲われ無念の涙をのむ。

圧倒的な津波によって、飛行機も重々しいトラックもいとも簡単に浮いて流れていってしまう。

隊員は建物の屋上に避難するしかなかった。

水が膝上ぐらいまで引いてからの歩行で救出に向かうすばやさ!

隊員のうち63名の当初行方不明者。つまり任務に着いていて連絡が取れなくなった隊員。

この人たちの後日談がすごい。

ある隊員は、津波に呑まれながら目の前に流れてきた二名の年配者を両脇にかかえ、幸運に

もある家の二階にたどり着く。

二人を助け上げ、一息ついて窓外を見るとあちこちに浮いてる人が見える。

「気になる!」と救助された人が止めるのも聞かず、また瓦礫の海に泳ぎ出て、なんと16名の

人を救助したそうだ!

なんという勇気!

日ごろから人を助ける事が使命と訓練されていても、なかなか出来る事ではない。

もちろん、この他の人も同じように使命を果たしていたのだ。

本人の淡々とした話し方が実に普通でいい。信頼が持てる。

いつも、この時間帯は2時間ドラマなどを見て半分ぐらい居眠り状態なのに、しっかりと最後ま

で見てしまった。

私達の年代は、ある時期までは自衛隊に対し複雑なものを感じていたが、今や自衛隊がなか

ったらこの国はどうなっている事だろう。

指揮官の采配も頼もしいし、政治家よしっかりしろ!と言いたい。

ただ、軍隊の台頭だけは避けたいが。

 でも、自衛隊の方々には心から有難うと言いたい!