そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

明治座新春公演「細雪」

2010-01-29 08:43:10 | Weblog
1月29日

6時半ウオーキングスタート。
今朝は雲が多いようだ。
江戸川の上は殆ど工事で歩けなくされているが、朝のうちは監視員も居ず、みんな平気で歩いてる。そりゃそうだ、工事の邪魔をするわけでもなし、私も元の道を歩く事にした。

そうは言っても今までの半分ほどの距離になる。
途中からは厳重なバリケードになってるので、そこまでは突破しない。
それにしても人は少ない。みんな新しい壁の道を歩いてるのかな?
土手の斜面はみんな掘り取られて、土だけになってさっぱりと無機質な風景。
それなのにむくどり達が群れて何か一生懸命啄ばんでる。
土を掘り起こしたので美味しい物でも出てきたのか、ツグミも混じって食べている。
そして、暫く見なかったヒバリらしき姿が3羽。

鳥はいいなあ~、工事関係ないものね。好きな所へ飛んで行ける羽根がある。
今日は富士山は雲が邪魔して残念!

そうそう、26日に観た明治座公演を書かなくては。

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新春公演「細雪」

 出演  長女鶴子  高橋恵子
     次女幸子  賀来千賀子
     三女雪子  紺野美沙子
     四女妙子  藤谷美紀

谷崎潤一郎原作のあまりにも有名な作品。
内容は良く知られてるので省くが、とっかえひっかえ着る衣装が素晴らしいのでお正月に相応しい公演だった。美女4名に衣装何十着。堪能させてもらった。
中でも、老舗の木綿問屋を継いでる長女役の高橋恵子が格段に素晴らしく美しい。
昔映画で見た淡島千景さんが長女役の凛とした姿を覚えてるが、また違った良さがあると思う。
私は三女雪子が大嫌いだったが、今みてもやはり好きになれない人物だ。
紺野美沙子は好きな女優さんだけれど・・・

しかし舞台、それも昭和10年代の話とはいえ、何と浮世離れしてる事だろうか。
こういう暮らしをしてる家が今もあるのだろうか?
ド庶民の私には想像もつかないが、形を変えてあるのだろう。
勿論、昭和のきなくさくなってきたあの時代、この老舗も没落するのだが。

平成22年の1月は不景気のせいか、明治座に着物姿はチラホラでありました。
もっとも楽日に近かったせいかも知れないが・・・

目の保養をさせて頂いた一日でした、ありがとう!