写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

「かきつばた衣(きぬ)に摺りつけ・・・」 杜若(かきつばた)が咲きました

2012年05月20日 | 写真
  「かきつばた衣(きぬ)に摺りつけ大夫(ますらを)の着襲(きそ)ひ猟(かり)する月は来にけり」大伴家持(万葉集)

兼六園の曲水をカキツバタの花が咲き始め新聞やテレビで初夏の風物詩として報道されています。写真は金沢市奥卯辰山公園でもキショウブと共に来園者の目を楽しませているかきつばたです。

金沢は加賀宝生流の能が盛んで金沢では時に「杜若」の能舞台を見る機会もあります。
花言葉は「幸運がくる」。昨年3.11後の初夏を迎えようとするこの時期にこの花を見たときは特別な思いでこの花言葉を思い出していました。あれから一年と二ヶ月たち、いま日本国内では国民の世論の強まりで原発は一基も稼動していませんが、電力会社・財界・政府はなんとか稼動させようと動きを強めています。また被災者支援や復興は遅々として進まない状況が続いています。花言葉のように幸運が来ることを願いたいと思います。
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山里の桐の花咲いた

2012年05月19日 | 写真
いま夜の12時近くです。昼寝をしたら今日の「新カメラ日記」の更新を忘れてしまっていました。とりあえずいまは珍しくなった桐の花を公開しましょう。

金沢市の南部の山里を訪ねると足元に紫の花が落ちている
顔を上げて頭上を見上げると桐の木が斜面の上で枝を広げて花を咲かせています。

かつて娘さんが生まれたら桐の木を植えて、結婚するときはその樹を使って箪笥にして花嫁道具にとしようと植えた木がいたるところで春に花を咲かせていたものですが・・・。わたしの子どものときは、桐で作った桐下駄は一番身近な上等品として意識していました。さていまの子どもたちはどうなのでしょうかね・・・。
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前回見た 『09年金沢 部分日蝕』をスライドショーで再公開

2012年05月18日 | 写真
デジブック 『09年金沢 部分日蝕』

おはようございます。いま午前6時で天候は曇り、雨を心配しましたがいまのところ雨は降っていません。小学校6年の孫娘が3日後に迫った皆既日蝕(金環蝕)を楽しみにしていますが、天気がよければ3日後のいまごろは日本全国の人たちが空を見上げていることでしょうね。(実は私達の住む石川県は部分蝕にとどまるようです、その点では現在の画一的な「金環蝕報道」には?マークを感じます)
天気予報を見てみると21日当日は終日曇りの予想で残念な結果に終わるかもしれません、少しでも太陽の方向の雲が薄らいでくれれば晴天のときよりも幻想的な天体ショーが裸眼で見ることが出来るのですが・・・。というわけで21日の好天を祈って、石川県で見ることが出来た前回2007年の天体ショーを「新カメラ日記」で再度公開します。
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自分で運転 棚田の綿帽子と夕景

2012年05月17日 | 写真
家族からの運転禁止令が解けて久しぶりにハンドルを握って金沢市の南部を取り巻く丘陵地帯の夕景に会いに行ってきました。
夕陽は日本海のはるか上で雲に隠れましたがタンポポの綿毛が夕焼けを見ていました。
明日は二週間ぶりに地域の仲間にお願いしていた「しんぶん赤旗」配達に復帰です。横で居候猫のモー太が、落語の「寝床」の丁稚のように寝床にしているパソコンの前をあけろといっているのでもう寝ることにします。オヤスミナサイ。
{/rain_sim/
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ブランドショップと象と街角

2012年05月16日 | 写真
少し体調を崩したことで金沢駅近くの病院へ通った。この病院は連れ合いも現在月に一回定期的に診察を受けていて、そのときは私がクルマで送り迎えをしている。
ところが私は体調を崩したため車の運転を控えていたのでバスと徒歩で行って受診したのだが、金沢の街も歩いてみるとなかなか面白いものと出会うことがあり、それはそれで良いカメラ散歩となりました。

バスの乗り換え場所となっている金沢市一番のデパートに入っているブランドショップのショーウィンドウの見事さにあっけに取られていてバスを乗り過ごしそうになりました。

まさか途中で黄金の象と会えるとは思ってもいませんでしたが街角で出会い頭にぶつかりそうになりました。

ところで肝心の私の受診結果は心配していた、アルツハイマーでも脳の病気でも欝症状でもなくて、年齢相応の記憶力の減退はあるものの許容範囲のうちだということで結果としては体調不調は「心身の過労」による一時的な症状だったようで、当分静かに暮らせという自分の身体からの警告だったようです。
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沖縄「本土復帰」の日に 写真は「山里の早苗田」

2012年05月15日 | 写真
  
  「沖縄を返せ」と歩んだ旧友(とも)からの「米基地返せ沖縄に」の賀状

括弧つきとはいえ沖縄返還運動の高まりの中で敗戦から27年後の40年前の今日、1972年5月15日にようやく沖縄の本土復帰がなりました。冒頭の31文字は旧友からの今年の年賀状を見て創ったものです。沖縄との往来に「ピザが必要」ということは無くなりましたが、相変わらず居座り続ける米軍と米兵の無法状態は日本政府公認(黙認)のものとして今に至っています。
今朝の赤旗コラム潮流は十数万人もの犠牲者を出した沖縄の組織的な地上戦が終了した1945年6月23日を「沖縄忌」という俳句の夏の季語として記憶しようとする10回目を迎える「沖縄忌俳句大会」を採り上げています。
じつは私の父方の叔父は中国戦線から沖縄へと転戦し首里にあった参謀本部の落ちる前日に爆雷を背負っての特攻に参加して帰らぬ人となっています。そういう言う意味でも私にとっては特別な地である沖縄が真の「復帰」を勝ち取るまでは私自身の立つ本土という場所でそのための努力を続けたいと思っています。
日本共産党の志位委員長は12日に開かれた全国革新懇総会の記念講演で沖縄の現状にも触れながら安保条約の廃棄により沖縄はもちろん日本が負っている基地の重圧からの解放される道筋を語っています。
安保条約を無くすことは条約の規定で通告するだけで一年後は廃棄されるのですから、手続き上は何も難しいことはなく必要なことは廃棄を目指す国民の多数派を形成することだと思います。私はこれからもそのための働きの一部を担いたいと思う「沖縄復帰」の日の朝です。
沖縄戦のことは6月23日で終わりということでなくて、その後の日々こそが沖縄住民に多大な犠牲を与えたことなどのことはまた別の機会に書いてみます。

話しは変わりますが、今日は病院でMRI検査と受診です。先日来の体調の問題がわかるといいんですが・・・。結果はまた明日のブログで報告します。
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花のアルバム 『街や公園の花 4月』を公開しました。

2012年05月14日 | 写真
昨日に引き続き金沢の市街地で出遭った花たちの四月の姿をアルバムとして公開しました。今年の春は記録的な寒波の影響が長引き、桜をはじめとしてどの花も開花期が遅れましたが例年通りの美しい姿を見せてくれました。
つたない写真ですが、どうか金沢の春をお楽しみ下さい。

デジブック 『街や公園の花 4月』
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2012 春の花散歩-1 『街や庭 早春の花』

2012年05月13日 | 写真
ブログの更新を忘れていて、大急ぎでの更新です。テーマが思い浮かばないのでいま編集中のウェブアルバムを公開し、編集不備の部分は後ほど修正していきます。
このアルバムの続編は4月編、色とりどりの花が待機中です。ご期待下さいね、さらに可憐なカタクリや清楚な佇まいのミズバショウなどの山里編も予定しています。

デジブック 『街や庭 早春の花』
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故郷からの贈り物

2012年05月12日 | 写真

数日前にインターネットで知り合った方のFBへの書き込みなど見ていると私の生まれ育った四国の香川県の話題、それも香教祖の活動家のこともあり、私の本棚に長い間眠っていた「明治百年 香川の歩み(毎日新聞高松支局編)」「香川の農民運動(山本繁著)」「香川の原水禁運動30年史(山本繁著)」の三冊の本を取り出した。とくに後ろの二冊の著者山本繁さんは50年代後半からの香川県の教職員組合への攻撃がはげしくなるなか果敢に戦った一人と聞いています。その後日本共産党の町会議員、国会議員選挙候補、原水爆運動や民主的な文学運動にかかわった人です。私も一度帰郷したさいに当時は三木町議として活躍していた山本さんにお会いしたこともあります。
私の本棚には香川県ゆかりの詩人「壷井繁治」小説家「壷井栄」「黒島傳冶」児童文学「村山籌子」俳人「尾崎放哉」など反骨の精神が脈々と流れる本が並んでいます。
私は小さな土地で工夫しての農耕を続け小作農として闘い続け、戦前の第一回「普通選挙」では労農等から大山郁夫を立てて闘かう力を貯え、全国屈指の農民闘争を繰り広げたその香川の農民の反骨の精神を受け継ぎたいと思っています。
一般に知られる香川県のイメージは圧倒的に「讃岐うどん」ですが、私の中のそれはもっと深い想いがあるのでそのことはまた別の話としていつか書きましょう。
今日の写真は帰郷した際に私の育った土地から撮影した讃岐七富士のひとつ三木富士とも呼ばれる「白山(しらやま)」から上がる朝陽の写真です。
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サイト「ぎゃらりーたちばな」を手直ししました。

2012年05月11日 | 写真
このブログの親サイト[ぎゃらりーたちばな]を見直して手直ししました。フェースブック、ツィッターに参加することでほとんど利用しなくなった[写真掲示板]を廃止しました。更新が遅れていた[今週の一枚][今月の一枚]の更新をしました。役員をしている地元町会の庶務的な仕事をしました。今日は頭と体を使いすぎて、少し体の調子が崩れています。
ここ一週間ばかりは昼寝でちゃんと睡眠を取り、精神的にものんびりとした生活の中でよい感じだったのですが今日は夕方以後、ときどき「いま何をしようとしているんだろう」という感じが頭の中でグルグルまわるときがあります。
ということで今日はここまで。
公開する写真は「八重桜と渓流の滝」。金沢市の南部を取り巻く山里にある小さいけれど四季おりおりにステキな表情を見せてくれる滝です。
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