妙立寺（忍者寺）のしだれ桜

　　　　［早咲きの枝垂れの花咲く］

朝の９時を過ぎると観光客が次々と訪れる通称「忍者寺」、正式には［日蓮宗　正見山　妙立寺］という前田家ゆかりの由緒正しい寺院です。
いくつもの隠れ部屋や隠し階段などが交錯する複雑な木造の高層建築でまるで忍者の住む屋敷のようだというところから「忍者寺」と呼ばれ、北国街道から攻めてくる敵勢を食い止める前田家の「出城」だとか、金沢城と地下で通じていて万一金沢城が攻められるような時にはその秘密の通路を通ってこの寺に避難するとか、いろいろな説があります。
私の新聞配達エリアにあるこの寺の境内に早咲きの立派な枝垂桜があります。
毎年桜の季節には新聞配達の途中に境内を覗いて花が咲いているかどうかを確認しています。
今日境内を覗き込むとしだれ桜が咲きはじめて３分咲きか４分咲きの姿を見せていました。

　　　　［青空に映える］

私は大好きな枝垂桜ですが「忍者寺」そのものが観光スポットとしてのブランドなためか、ご覧のとおり金沢ではトップクラスの枝垂れ桜の大木ですがあまり知られていない桜です。
金沢市内のしだれ桜は一般的にソメイヨシノが咲いてそろそろ散り始めるころにピンク色の花を咲かせます。
そんなこともあって、例年注意している私でさえ花盛りを見ないままにシーズンを終わることがあります。
もうすぐ満開の枝垂桜としての姿が見られると思います、機会があればぜひ見に来てくださいね。

今日は通称忍者寺として知られる妙立寺のしだれ桜の写真二枚をアップしてブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。



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