写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

デジブック 『能登半島大地震-1』 2007年の記憶と記録

2014年04月06日 | 写真

7年前の4月5日、その10日ほど前の3月25日発生した震度6強を記録し大きな被害を出した能登半島大地震の現地をカメラを全自動設定にして只々シャッターを押しながら記録して歩いていました。
大地震発生直後は金沢で救援募金活動などをしながら新聞やテレビの報道を見ていたのですが、どうも「隔靴掻痒」とでも言うのでしょうか、取り上げられる状況はいつも同じ場所の被害状況ばかりで全体が見えない、カメラを持つ者の使命として拙くとも全体の状況を画像として記録する必要があるのではないかと早朝に金沢市を出発し被害の多かった門前町、輪島市、穴水町を回ってきました。
その一部は写真展やブログで公開しましたが、多くは辛く重い記憶とともに封印してきました。今では大震災といえば3年前の3.11東日本大震災の記憶が強烈ですが、それも私にとっては能登半島地震とつながる記憶になっています。
その記録を思い切ってインターネットアルバムとしてデジブックで公開しましたのでリンクしました。
数年後に輪島市を訪れた時にも表面上は復興した姿を見せるものの、当時の建物が倒壊した後は家屋が建たないまま駐車場になりその場に住んでいた人たちのことが気になりました。
少し昔の記録ですがどうぞ下記のリンクをクリックしてご覧いただくようお願いいたします

デジブック 『能登半島大地震-1』


写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする