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写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

稀に見る朝焼けの北アルプス 沖縄地方選で勝利

2014年09月08日 | 写真
昨夜から今朝にかけての沖縄県の統一地方選挙は全体として基地押しつけに反対する沖縄県民の声を再確認するという画期的な開票結果になり、日本共産党も名護市でトップ当選、辺野古の高江町で議席獲得など着実な前進といううれしい結果になりました。
今朝は「しんぶん赤旗」の地域配達担当日。空を眺めると月は薄雲でもやもやと見えるものの頭の上には星も見えていたので早めに配達終了後に立山からの日の出が見えるのではないかといつもの医王山夕霧峠から国見ヒュッテへ向かいました。

夕霧峠は深い霧に包まれていたものの場所を富山県側の国見ヒュッテに移動すると手前の霧は薄くなり、朝焼けが始まった雲のこちら側に剣岳や立山、そして槍ヶ岳、穂高などの姿が見えていました。
まずは午前4時50分、朝焼けの始まる前の未明の夜間の明かりが見える砺波平野と北アルプス、特徴ある山容の剣岳当たりから焼け始めた空の模様です。


その後30分ほど経った後の本格的な朝焼けの中のほぼ同じ画角で大きくアップした砺波平野と北アルプス。まさに稀に見る素晴らしい色合いの朝焼けのドラマでした。


ただ期待した立山から昇る朝陽は雲に阻まれ見ることはできませんでしたが、それはまた来年に期待して山を下りてきました。


鷹柱(鷹の渡り)ハチクマ?サシバ?

2014年09月07日 | 写真
今日はいつものように早朝ではなく午前8時ごろから金沢市南部の山里へ出かけて、ときどきオオタカの姿を見かける地域で遥か空高くを鷹の群れが上昇気流に乗るように舞いながら移動しているのを見ました。


比較的低空に降りてきたのをよく見ると写真のように、どうもいつも見るオオタカではなさそうです。もう秋の気配が感じられる自然の中では早くも鷹の渡りが始まったのかもしれません。


ここ金沢市南部丘陵で「鷹の渡り」いわゆる「鷹柱」を見るという話は聞いたことがなかったのですが、どこかから移動する途中の鷹たちに出合ったようです。
上昇気流に乗って「鷹柱」を形成するのは「サシバ」や「ハチクマ」が多いということは知っていますが・・・、なにしろ遠くの高い空を飛んでいるのでその種はよくわかりませんが、形状や大きさから言って「ハチクマ」のように思います。
いずれにしてもこの地域では本当に珍しい種類の鷹とめったに見ることのない現象を見ることのできる山里訪問でした。

このところ全米オープンテニスでの伊達公子さんという大ベテランがダブルスでベストフォーに進出、車いすの部では国枝選手の決勝進出とテニスの話題が持ちきりです。そして今朝のニュースでは男子単で錦織選手が第一シードの強豪ジョコビッチ選手を破り日本人としては初めての決勝進出だそうです。スポーツの世界ではまさに明るいビッグニュースが続いています。
日本の政治では内閣改造で政権に巣食う「日本会議」という右翼団体がまるで政権を乗っ取ったかの様相が強まっていて、大変な事態になってくるなか、今日は基地問題で日本の象徴のようになっている沖縄の地方選挙で辺野古新基地に反対する日本共産党をはじめとする勢力の前進で日米両政府を追い詰めてほしいと思いながらパソコンの前で朗報を待つ夜になりそうです。


里の秋 鬼灯とエノコログサ

2014年09月06日 | 写真
山里に秋風が立ち始めススキの穂の風にそよぐ風情が夏から秋への季節の変わりめをより強く印象付けています。


山の畑では種を採るための紫蘇が朝の光に赤く輝きエノコログサも風情を添えています。


すぐ隣の畑では赤い火を灯したような鬼灯(ホオズキ)が残され、網目模様の皮の中に実が見えるものも散見されていました。

今日のブログは秋の山里の写真二枚公開で更新終了です


昇竜?  利権政治一掃選挙に

2014年09月05日 | 写真
私はドラゴンズファンでもないし、このところ北陸中部を繋ぐ観光コースとして知名度を上げようという愛称としての「昇竜道」に興味があるわけでもありませんが・・・、脳裏に「昇竜」という言葉が浮かんだ朝焼けの光景です。


今朝は小雨の降る中での「しんぶん赤旗」地域配達でした。配達した赤旗の一面は「9条壊すな総がかり行動」に5500人が集まり「閣議決定」撤回に追い込もうとの熱気ある集会として成功した記事と写真が私を勇気づけてくれます。
東海・北陸信越のページではいま市民の関心の的になっている金沢市長選挙に関して「利権政治一層選挙に」として28日告示の金沢市長選に臨む升きよみ候補の「今回の前市長辞職に至った疑惑の解明と利権政治を一掃すること、暮らしや福祉優先の施策を実行し、金沢を誇れる街へと再生したい」との決意表明と六つの基本政策を発表したことを詳報しています。
さらに「県・市民応援の政治へ」として同時に行われる県議補選におおくわ氏、市議補選に奥野氏を共産党候補として立てて「誰もが住みよい金沢市にしていく」トリプル選挙が始まったことを報道しています。
トリプル選挙の投票日はともに10月5日、待ったなしの闘いが始まりました。「昇竜」のような闘いにしていきたいと思います。


花の秋 萩と曼珠沙華  金沢市長・県議・市議トリプル選

2014年09月04日 | 写真
我が家の玄関先で鉢植えの小さな萩が今年最初の花を咲かせました。この後次々と花をつけて秋の到来を告げながら目を楽しませてくれるでしょうね。


昨日は山里で初咲きの曼珠沙華(ヒガンバナ)を見かけました。この花は別名に「天上の花」という目出度い呼び名もあり、相反する意味の呼び名もあるという様々な想いのこもる花のようで花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」など様々な人の深い思いを現す言葉となっています。
万葉集にも「いちしの花」として「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」と詠われ万葉の時代から親しまれている花だったようです。(花言葉、和歌などはWikipediaから)



金沢市のローカルニュースではいま金沢市長選挙と県議・市議の補選という「トリプル選挙」の話題で持ち切りです。ただこの選挙の持つ本質、「場外車券売場設置問題の疑惑で山野ゆきよし市長が辞任した事を受けて行われる市長選挙であり、疑惑究明と「利権政治一掃」が大きな争点となって戦われる選挙」(日本共産党石川県委員会ホームページ)を自民党籍を持つもの同士の泥仕合にしてはならないと「・・・市民の会」では市長候補には「升きよみ」共産党市議団長を立て、補欠選挙で日本共産党は県議候補に「大桑初枝」、市議候補には「奥野ひでなり」を立てて文字通りの「市政刷新の闘いに挑むことになりました。


金沢市トリプル地方選 夕霧峠から見る朝陽と雲海

2014年09月03日 | 写真
今日の話題は何をおいても場外車券売り場をめぐる密約とその後の不明朗な業者との関係の疑惑で市長が辞任した後を受けて市長選、県議補選、市議補選というトリプル選挙の候補者として「市民本位の金沢市政をつくる会」から共産党の市議として40年間市民のために働いてきた升きよみ共産党市議団長(現在)を立てることを明らかにしたこと、加えて共産党の県議補選には大桑はつえさん、市議補選には奥野ひでなりさんの立候補を決めたことです。
今回の市長選挙をめぐっては辞任したばかりの元市長の再出馬、元自民党県議、そして立候補が取りざたされている自民党県議。いずれも自民党籍をもつ三人の市民そっちのけのごたごたの中で升きよみさんの立候補表明には救われる気持ちになります。今日のブログは市政を市民のものにと立候補する升きよみさん、そして県議、市議補選に立つ共産党候補予定者の当選を祈っての写真公開です。


今日の写真は北アルプスを前にしての大景観に逢いたいと夜明けに足を延ばした医王山の夕霧峠から、朝焼けの雲に向かって劔岳の斜面から昇って行く太陽です。


そして能登半島から富山湾方向には雲海が広がりました。


金沢市南部丘陵の朝 剣岳遠望と渓流の滝

2014年09月02日 | 写真
今朝は思いがけず星が見えている空に誘われて朝のカメラ散歩。朝日の出る時間が近づいていたので金沢市の南部を取り巻く丘陵へ車を向けました。条件は良くないけれど剣岳、立山の見える限られたポイントの一つに立つと朝陽が剣岳と立山の間、別山あたりから昇ってきました。雲が多いので見えにくいですが太陽の左に剣岳、右に立山の山脈が見えています。朝焼けの色もなかなかのものでした。


その後南部丘陵の朝を楽しみながら内川ダムを遡り川に注ぎ込む渓流の小さな滝を訪れ、ちいさな滝を三脚を立ててシャッタースピードを遅くすることで流れを止めるように撮影してみました。昼間は明るいので思うようにシャッタースピードをコントロールできないのですが今日はまだ暗かったので比較的イメージに近い写真が撮れました。


ところで金沢市といえば任期直前に不明朗な業者との密約問題が明らかになり、共産党は事実を解明するための100条委員会開催を求めていますが、前市長は辞職し市長選挙の話題がマスコミをにぎわしています。
現在のところ自民党から元県議、日本共産党が参加する「市民の会」からと二人が立候補を予定していますが、今日の報道では市長の座を放り出したばかりの前市長の立候補も取りざたされています。考えられないことですが、もしそうなれば前代未聞の市長選挙となります。



いしかわピース9フェスティバル

2014年09月01日 | 写真
北陸中日新聞の見出しは「平和の願い歌にのせて 野々市で9条訴える催し」として報道している[いしかわピース9フェスティバル2014]
シンガーソングライターのたかはしべんのコンサートを中心に県内各地で活動する表現活動を続ける舞台や展示作品の発表による憲法9条を守り平和憲法を政府に守らせようという集いが昨日8月31日に開催され、私の所属する「JRP(日本リアリズム写真集団)かなざわ支部」も参加しました。舞台に比べて展示部門は地味ですがゆっくりとみるとそれぞれの作品に平和を願う人たちの心が感じられるものでした。


JR野々市駅隣の会場となった「野々市交遊舎」ロビーでは入場者が一段落してようやく落ち着いたようです。入り口付近の展示物は友禅作家志田弘子さんの作品です。私の写真も含めた展示作品は別の展示部屋に


舞台はロックの「穴田バンド」の演奏でもりあがっていました。

フェスティバルの全体はリンクしたフェースブックページでごらんください。



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砺波平野の夜明け 今日は「ピース9フェスティバル」

2014年08月31日 | 写真
おはようございます。8月最終日の今日は石川県で文化活動を繰り広げている憲法9条を守り平和を希求する団体や個人が一堂に会しての催し「いしかわピース9フェスティバル2014」が開催されます。私も展示部門で写真を出しています。お近くの方はぜひおいでくださいね。

今朝は久しぶりに夜明けの医王山夕霧峠で砺波平野の夜明けを見てきました。


起きた時は空に星が瞬いていたので、北アルプスの峰々の大パノラマを期待したのですが峠について富山県側を見ると残念ながら立山や剣、槍が岳は雲の向こうで姿を見せていません、しかし日の出を待っていると朝霧が雲海となり砺波平野を淡く多い向こう側の五箇山や牛岳など浮かべるような光景を見せてくれました。

今朝は時間がないので砺波平野の朝霧と雲海の向こうの山並みを公開してのブログ更新でした。



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金沢市南部の棚田 収穫目前大雨の跡

2014年08月30日 | 写真
金沢市の南部を取り巻く丘陵地域は豊かな自然を感じることのできる私にとっては主要な写真撮影フィールドとなっています。
大雨が続いた後の昨日、少し天候が回復したのでカメラを持って棚田などを巡ってきました。収穫を前にしての田んぼは見事な景観を見せてくれていました。


地域の人たちの丹精のたまものでしょう、夏の終わりらしい空の下の棚田は稲穂の実も垂れてトンボも飛び交い収穫を待つ状態になっていました。


でも美しく見える棚田も一枚一枚の田を見てみるとご覧のように大雨による被害が見受けられます。収穫を前にして田の一部が成長した稲穂と共に崩落しています。山里の棚田に費やしてきた農家の苦労を考えると美しい景観を楽しむことにはならない、複雑な気持ちで山里から降りてきました。

先日のブログにも書きましたが、日本の食糧を支え環境や防災面でも大きな役割を果たしている水田を中心とした日本の農業は政府のTPP参加を前提とした農協切り捨てが先行しての米価の低下で平地での大規模農業でさえやっていけないという状況が進んでいます。世界の農業、食糧政策は大規模から家族農業へ回帰させることで食料自給率を上げようとしているときに日本の食糧政策の愚かさも際立つことになっています。

今日の一般紙、北陸中日新聞によると財務省は2015年の一般予算の概算要求が締め切られ101兆円という過去最大のものとなったことを一面記事に撮りあげています。見出しには「育児と地方重視」と政府発表の見出しと見られるものですが新聞社の社説では消費税増税で膨れ上がる節操のない財政を支えさせようとすることに警鐘を鳴らしています。

「軍事費 過去最大5兆円」「防衛省概算要求 国民には消費税増税」 
これは私が購読しているもう一紙「しんぶん赤旗」一面です。予算の中で大幅に増え続ける軍事費をいち早く取り上げています。今年度の予算の性格をズバリと指摘です。防衛費については北陸中日新聞も「攻撃型装備に傾斜」として自衛隊の性格そのものの変質を指摘しています。



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