アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

作曲の王道

2006年07月05日 | Tsushimi Takashi
昔、キャニオンレコードで結構作品を一緒に作って来た羽島さんが七年前に独立してボーカルアカデミーを立ち上げた。そして最近ブログを立ち上げたということで先日その取材を受けて来た。
”作曲の王道”というタイトルで、いまからクリエーターを目指している諸君も必見かも。
回を追って俺の記事も掲載されると思うのでそんときはチェックしてみてね。
ブックマークにも載せておいたから。んでは。
http://www.sakkyoku.jp/
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チカラ

2006年07月03日 | Tsushimi Takashi
最近よく思うんだけど、みんな基本的に結果を急ぎすぎてる気がするなあ。
音楽界も市場原理主義化してるのかなあ。時間をかけて育てる事より、どうにかこうにか形を作って
早く結果を追従させようという姿勢に最近嫌悪感を感じる。
この仕事はあと五年後にはとてもグレイトに成長する可能性があるとか、このアーティストは
あと三年かけてメジャーにしていこうとか、そういう将来性よりも、今目に見える可能性だけが
重要視されがちだよね。こっちのほうがより儲かりまっせっていう誘いに、自分のやりたかった事まで
簡単に捨てたり、何が何でもタイアップとるためにアーティストのキャラクターを半ば無視した音楽制作やってみたり
と、育てるのか殺すのかわからないところで売り上げだけが重視されるってのもなんだか空しい話だな。
何が何でも売れなきゃだめって思ってる俺だけど、そこに確固たる手段と戦略があっての話で
いくら売れる歯ブラシ作っても靴屋において宣伝してるようでは、誰もその歯ブラシをいいと思わないよな。
いくら大きな商品流通システムもってたって宣伝力があったって、それは功ばかりなように思うけど
ちゃんと罪もある。そういう大きなチカラのもとで、他の事を中々考えようとしない。
ドンと金かけてドンと売るしかノウハウが見当たらない。ドンと投資して莫大に儲ける昨今の経済事件となんら変わりない
構造だよな。大きなチカラは最初からいらない。一番の近道に見えるが、それで結果が出ないとそれで終わる。
アーティストなど何故売れたのかわからないまま自分のチカラと勘違いするのがオチだ。
準備ができた時はじめてビッグチャンスという力が必要なんだ。
音楽は人間という器に乗せて世に届けるんだ。人間を育てるのにはそれなりの時間がいる。
プレゼンで中々決まらないという新人作家達も沢山いるが、力がないだけだ。
ご褒美をもらうにはまだ努力が足りないですよという事だろう。
それくらい自分に時間を使って初めて世間が認めるんんだろう。何にしたって。
俺もいつもその事を頭にとどめてる。ちょっと売れて小金を手に入れる事よりも
それをやり続けていく事のほうがはるかに難しいし、それが才能ってもんだ。
大きな力に巻き込まれるのではなく、大きな力を利用しろ。
なんか無性にそう感じる。
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いよいよ七月。

2006年07月01日 | Tsushimi Takashi
なんだか、この一週間はほとんど仕事場にこもりっきりで、あまり外との接触がなかった。
まあ、特別どうのこうの言う話ではなく、振り返ればそんな生活を数十年だ。
これが仕事なんだもんな。ほっておくと結構椅子に根が生えるほうなので、無理矢理、外にでて
ランチをしたり、朝、仕事場に向かう途中に買えばいいものを、あえて買わずに、仕事の途中で自分の足を運動させるために買いにいく。なんだかズボンのベルトの穴が通常のポジションだと
ユルユルになった。でもさ、そりゃ音楽に生きてるけど、それがすべてってのも悲しいよね。
聞こえはいいけど、やっぱり人として成熟しなきゃなって思うのよ。もちろん今まで音楽と、音楽という仕事によって自分自身とても成長させてもらったし、まだまだ自分の音楽を深く見つめたいけど、それとはまったく違う視点で見れば、かなり偏ってるよね。つまりもっと視野を広げて物事を見たり聞いたり、それからいい時間の使い方しないとなって思うわけよ。最近、本は読みまくってるけど、やっぱ本を読むって気持ちいいんだよね。昔から活字は好きなほうだけど、最近のように、読むものがあると安心するって感じも、はじめてかも知れないなあ。
たぶん、何かに飢えてるか欲してるかどちらかなんだなって思うよ。
何年か前、作家の五木寛之氏と一緒に会食したときに、次から次へと出てくる知識や見識の広さに驚いた。まあ、当たり前の話なんだけどね(笑)、それと同時に強烈に感じたのは、とにかく元気なの。石原都知事と同級生って言ってたから、まあそれなりにお歳なんだろうけど。その後、テレビで百の寺を巡るという番組をやっていて、あの過密スケジュールの中、この人はいつ寝てるんだろうと思ったくらい(笑)。超人はいるんだよね、世の中にいっぱい。そして超人は健康なのよ。
松本零士氏もあんまり風呂は入らないらしいし、五木氏も髪洗わないとか歯は磨かないとか(噂)。そういう観点からすると俺は超人にはほど遠い。おれがそんな事したら臭うにきまってる。しかし、そんな時間も惜しいほど自分のやってることに没頭できる気持ちは若輩者の俺も充分にわかる。小説で涙するように、やはり音楽で涙させてみたいよね。そのためには人としてふくよかにならなくてはと思う。人生、生き抜いて最後に振り返った時、やっぱ俺は”人として”かな。
音楽という仕事はその手段に誰かが選んでくれたんだろう、きっと。。

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