アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

超人

2015年10月17日 | Tsushimi Takashi
さあて
今年も恒例のトシのコンサートでありました。
年々パワーアップするダンスと唄だが
踊りはもちろん、昨夜は歌がすごくよく響いた。



何より一曲一曲がとても丁寧に仕上がって、
僕らが聴いてきたあん時の歌を
何年経っても同じ感じで聴ける心地よさは、
コンサートに来る人達にとっていちばん大事なことなんだと思う。

歌はそれぞれの人の時代やその思い出に寄り添って
一緒に心の中で生きているもの。
彼と共に年月を歩んできたファンの方々それぞれが
その時々の歌に思いをはせながら聴いているのが
会場での周りの会話からもよくわかる。

だからヒット曲って、
歌手のものというよりはむしろ聴く人たちの持ちもの。
メロディーも譜割も出来るだけオリジナルに忠実に表現する事は
歌い手のプロ意識の高さであると思っている。

そんな彼の歌を聴きながら
今年僕は何度か胸がジーンとした。

昔より肺活量が上がり、それが歌の呼吸にもいい影響してるのだろう。
声も今まで以上に良く伸びハイトーンにも艶があった。
来年2月で55才になる男とは思えない超人的なパフォーマンスに
誰一人、老いや物足りなさを感じた奴などいないだろう。

2時間半 ほぼ踊りっ放し

あっぱれ!
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

秋日傘

2015年10月08日 | Tsushimi Takashi
長い道のりだった。

約2年程前に作品作りを始めた。
作詞家の康珍化氏と何度もやり取りを繰り返しながら
半年かかって歌が出来上がった。

歌い手を探しながらそこからまた一年が過ぎ
それでは作曲した僕自身がこの歌を唄ってわれわれの自主制作で
この歌を被災地に届けましょうと準備を始めた矢先
『僕が唄ってみましょうか」と『最後の雨の」中西保志が
手を上げてくれた。
彼の歌でやっと「秋日傘」をひらく事が出来た。


10月7日発売『秋日傘』NHKラジオ深夜便 10~12月 深夜便の歌

ある打ち合わせが終わって帰りの地下鉄の中
「つっくん、作りたい歌があるんだけど」と康さんが話し始めた。
先の震災で子供を失くしたおばちゃんの歌なんだけど と始まって
僕は地下鉄のうなり声を払いのけながら、ずっと耳を傾けて聞いた。

以下 康氏コメントより


< もみじと、りんごと、おばちゃんの家 >

震災から、もうすぐ2年が過ぎようとしていた冬のある日、
津波で子供を亡くしたお母さんたちの、その後の日々を伝えるテレビ番組を見ました。
「復興、復興っていう声を聞くのが辛い。
だって復興できないものを失くしてしまったから」と言った、
ひとりのお母さんの嘆きが深く心に刺さりました

歌を愛し、その仕事に携わる僕らは、震災直後、
たくさんのエールを歌に込めて被災地に届けました。
でも、それらの歌がひとつの役目を終えて静まったあとも、
相変わらずたくさんの人たちが、
厳しい環境の中で日々を送らなければいけない現実は何も変わっていません。
そんな人たちの心に寄り添えるような次の歌を、
僕らはもう作り終わったのだろうか、
もう届け終わったのだろうかと、そんな自問をしている頃のことでした。

何か大げさな歌を作ろうと思ったわけではありません。
ただ、おばちゃんの家にお線香をあげに行く少女の姿を、
歌に描きたいと思いました。
そして彼女の目を通して、かけがえのない命を失ったおばちゃんの悲しみと、
それを気遣う周囲の人たちのやさしさや、
おばちゃんの悲しみを静かに見守って過ぎてゆく季節の流れを描けたらと思いました。

山の色を変えて、3年目の秋が過ぎてゆきます。
厳しい冬には海も色を変えるでしょう。
4年目、5年目と時間が積もることでやわらぐ痛みの傍らに、
癒されることのない悲しみがあることも事実です。
そんな悲しみを見守っている人たちが近くにいることを、
じっと見つめている歌があることを、
伝えられたらと思っています。        作詞家 康珍化

このコメントは2014年当時、この楽曲の媒体へのプレゼン用に氏が
書かれたものです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

さらば脂肪肝

2015年10月06日 | Tsushimi Takashi
「去年より、少しだけですが脂肪肝 よくなってますね。
何か生活上で変わった事はありますか?」

超音波で撮ったデータを観ながら
なるほど、腎臓にくらべると実に真っ白だった肝臓が
少しだけ黒味が増えていた。

脂肪肝は改善されるのでがんばってくださいとお医者さま。
体重も去年の同時期より2.5キロ減っていた。

明らかに変わった事と言えば、自分でも料理を始めたことだろうか。

25年以上日々お世話になっている
女房殿が作る料理の聖域を犯さないように
たまに少し時間をかけて作るものとか、
小麦粉でうどんを打ち
昆布とサバや鰹節で出汁を取って自家製うどんを食べるとか、
そういうことから始めてみた。

今までレストランや専門店に食べに行っていた料理を
自宅でやってみると、最初の頃は無惨だったが
それでも何度か繰り返すと調味料などのルールや合わせわざのような、
たとえば和食に通じる共通項みたいなものも見えてきて
実に面白く時間を忘れる程だった。

性格的には料理に向いているかもしれないとは思うが
シェフになって、様々な人の口を満たしたいなんて度胸はない。
ただ、料理人を目指す人の気持ちがよくわかった。
面白さだけでやってゆけるから
むしろアマチュアがいいのだ。

いい塩があると聞けばすぐに取り寄せる。
こんなに塩味の立たないまろやかな塩があったんだ~と
そんな事が楽しい。

ちょっと脂肪肝が良くなったと聞いただけで
その夜これでもかと酒を飲んで翌日超~後悔してしまう
その幼稚な感じも、いいかげんどうにか改善したいと思うのだが。。
 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加