アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

Honesty

2011年06月30日 | Tsushimi Takashi
6月というのにこの暑さは何だ!と
最近はそんな口癖も出ない程あたりまえの様に暑い日が続きます。

少なくとも20年前より暑がりの体質になりました。

一時期は自律神経が不調で暑くても人の半分も
汗をかけない時期もありましたが
最近は近所の中華屋で山椒のよく効いた麻婆丼を頂くだけで
汗が吹き出すようになりました。

何年か前にプロデュースをしていた「ナナムジカ」というユニットの
ピアノの松藤由里が久々にNew Yorkからメールをくれた。
彼女もかつての僕のように、音楽武者修行のまっただ中。

今は電子メールで一瞬の時代だから
絵はがきの様に時間をかけて海外を渡ってきた
空気や匂いのような物語は感じ取れないけれど
それでも文面からとても元気なオーラが伝わる。
たまたまコンサートで出会ったNY在住の女性が偶然にも
僕の知人でもあることがわかり、話に花が咲いたらしい。
縁とは不思議と書かれていた。

ほんまやね ほんまや。
出逢う縁 すれ違う縁 
何かとどこかが電線のように繋がっているのだろうが
我々にはそれが見えないがゆえに
色んな経験を生きてゆく糧にする事が出来るんやね。

見えるよりも前に、人はすでに心や頭で感じ
何かを選んだり 何かにノーと反応しながら
生きているのだろうけど、
そのためにも色んな経験をして色んな事を感じて
心を広く深めてゆく事が
我々の修行なんだろうなと思う。

スピリチュアルなエネルギーや、
たとえばよく当たる占いで、
魂同士の繋がりなどを知れる機会もあるけど
見えないものは本当は見なくていいものだからかも知れんやね。

最後の文面に、ピアノの腕もとことん磨いて
今年中にNYでピアニストとしてコンサートデビューも企んでいるとか。
ブーイングをされても自信満々でパフォーマンスをするアメリカ人を見習ってだと。
ほんまやね ほんまや その心意気や! さすがはワシの後輩や!

NYも猛暑らしい。身体が資本やで。頑張りなはれ!

--------------------------------今日の一曲-------------------------------

Billy Joel-Honesty(1978)

この曲ほどニューヨーク時代を想わせる楽曲は他にない。
そして自分の今までであれ程の時間を歌の練習に費やした曲は他にない。
歌詞も含めて、この一曲のすべてに占領された。

渡米一年目、イーストサイドのピアノバーで飛び入りで2曲唄わせてもらった。
一曲はこの「Honesty」 もう一曲は母の事を書いたオリジナルの曲
「Honesty」はパラパラ 日本語の歌にはブラボーを頂いた。

人生そんなもんだ。


P.S
日々、色々なコメントやメールをいただいて大変感謝しています。
ありがとうございます。
これからも沢山の素敵な楽曲を届けたいですね。
頑張ります。
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2011年06月27日 | Tsushimi Takashi
ひさびさに夜をまたいで飲み倒した。

何からどう書けば、胸の想いを整頓出来てゆくのかまだ不明。

一行書く度に、まだ何から書き始めようか考えている最中でして。。


(オブジェの様な取り壊し中の旧広島市民球場)

母校である広島県立廿日市高校同窓会について
今年は我々昭和52年の卒業組が大会幹事をやると言う事で
是非出席してほしいと昨年からお誘いをいただいていた。

かつて卒業後20年目の38歳の時に一度出席したきり。
東京在住であるのと
一度の滞在であまり長くゆっくり出来ない事もあり
なかなかこちらから連絡をとってということにまで
発展しないまま、月日だけが経っていたけれど。

先日、卒業後から数えて34年ぶりにまた皆と会う事ができた。

話や飲みに夢中で気がついてみたらこの写真しか撮っておらず残念。

廿日市高校卒業生全体の総会と52年卒業組の同期会とで総勢350人

同期の友人達が
「よう帰って来てくれたの ありがとの」などと
とても愛情ある言葉をかけてくれた。
「そろそろ広島に帰ってこいや」とも言ってくれた。

少しだけ歳を取った容姿と
各々が胸につけた名札(女子は旧姓共)で
何十年の月日の隔たりは一瞬にして埋まった。

ボート部の先輩にもお会い出来た。
歳はとられても
笑顔だけはあの当時のままだった。
迷惑をかけ続けた担任の恩師も
まだまだ元気な姿でいらっしゃった。

本当に故郷の風は優しく暖かい。

僕が覚えているよりはるかに皆の記憶に
色んな事が詰まっていて
僕の作品を含めて見守って頂いていた。

ありがたかった。
涙が出た。

心より感謝の気持ちで一杯です。
みんなありがとう。

具体的にはまだ浮かばないけれど
これから少しずつ自分の仕事を通して
広島や、その仲間達に何か恩返しをしたいと思う。


---------------------今日の一曲---------------------



中村雅俊 涙
 (YouTubeより拝借)

ここでも何度となく紹介したけれど 雅俊さんの「涙」。

50歳になった時ひとつの節目として
何か自分のために自分が唄える歌を残しておきたいと思って
詩曲で提供させていただいた。
ご本人にもとても気に入っていただき
「応援歌」だと
今でも大事に唄って頂いている。
僕自身も少しだけこの歌に拘っている。

同窓会で、恥ずかしながら唄わさせていただいた。

「こりゃまた覚えなきゃいけん歌がひとつ増えたわ」と
友人が微笑んでくれた。


Thank all of you for being in those days.
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6月25日

2011年06月24日 | Tsushimi Takashi
何度か暑くて目を覚ましましたが、何度目かに窓の外を見上げたら超青空。
昨日までの猛暑は一段落という予報ですが、まだまだその気配はなく。

さあ皆さん、ご一緒に!

本日は晴天なり!

隅田川の後輩が機材熱による熱中症で倒れないかどうか心配ですが
身体を壊してまでの節電は毒でございます。
どうか必要な電気は胸を張って使っていただきたいと
心から願うばかりです。

本当に、我々仕事で使うコンピューターを含めた機材から発する熱は
凄まじいもので、僕の仕事場は特に狭く
冬でも夕方くらいになると、エアコンをかける程で。

さておき、先日の22日は以前ここでも紹介させていただいた
佐野有美ちゃんのデビュー記念公開レコーディングが
ビクタースタジオで開かれました。
沢山のマスコミの方々の前で、シングルの「歩き続けよう」を含めて
2曲を唄う堂々とした姿は大したもの。
仕事の合間をぬって公演活動も行っているのでトークもとっても上手。
本当に見習う事ばかりです。


昨日も、以前に僕のスタッフとして働いて頂いていた方から
有美ちゃんのことをヤフーのニュースで見たとわざわざ連絡をいただき
嬉しい限りでございます。

CDを発売する事は彼女の人生にとって新しいチャレンジですし
またそんな頑張っている彼女の声や姿が、彼女の存在をまだ知らなかった人達に
静かに届けばいいなと思います。
時間をかけていくら言葉で説明するよりも
ひとつの音楽が人に与えるパワーは瞬間的でとても大きいですね。
今回とても実感しました。
ちゃんと役割をもって生まれた有美ちゃんの楽曲達
多くのみなさんに届くよう願うばかりです。

------------------------今日の一曲---------------------
プチ遠出のため、本日お休みします。

みなさん、いい週末を!
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Don't Be Cruel

2011年06月24日 | Tsushimi Takashi
まだ6月でこの気温は、勘弁願いたい。
いきなり30℃を超えた数日前から少し自律神経がバランスを取れずに
キリンフリーを飲んでも酔えそうです。

こういう時は冷たいものを極力摂取しない方向性でいくのが
いいらしいのですね。
身体の中から冷やそうとガリガリ君をガリガリやるのは最終手段。

できるだけ、ビールよりはお湯割りがいいそうです。
そいえば、知り合いの大阪のおっちゃんは真夏もお湯割りです。

不定期にジェット機がとても近い上空をかすめてゆくかの様な
轟音の突風に、何度も目が覚めた明け方でしたが

みなさまおはようございます。
天空は穏やかではありませんが
本日も晴天なり

そういえば、テレビやラジオでも「電気予報」なるもので
真夏の季節を前にして、毎日の電力消費と供給のバランスを
伝えていますが、我が家でも節電のかいあってか
去年と同じ月に比べて3000円くらい電気料金が下がった模様です。

仕事場のあるマンションでも各階の廊下に終日灯っていた
蛍光灯を半分に減らしたり、細かに消灯した努力で
毎月約3万円くらい節約できているそうです。

最初は、廊下も暗くなって防犯上どうかなとも思いましたが
慣れてくると気にならなくなるもので
理事会でも、全然暗くないという意見が大半でした。

人間の順応性を上手く利用すれば
今までの価値基準も簡単に変えられますね。

しかし僕らの仕事となると話は別。

発注に順応出来て行かなくてはプロの職業作家とは言えませんが
頼まれて書く事に決して慣れてはならないと思っています。
自分の主張は置いておいて、まず発注通りに書き上げるのが
プロの作家だと思い込んでいる若い人も少なくないと思います。

応じる事が仕事ではなく、導いてゆく事が仕事だと感じています。
偉そうな言い方ですが、少なくともそういう気持ちで作品を書いていかないと
いつまでたっても作品は発注のレベルを超えてゆかない。

いまの時代はアーティスト活動の一環の中で
作家としても活躍している方達のパターンも多く
音楽をやる元々の根源の自ら主張するという事を抜きにして
何かが成立してきた時代はもう、
とっくに終わっていると感じます。

作家志望の方からよく同じ様な質問をされる事が多いので
大雑把に書きましたが
運とかチャンスの前に必要なものは
とびきりの実力です。

作家もアーティストも、何しろとびきりの実力で
この音楽界の流れを変える一石を投じれる人材が
出てくる事を願っています。

---------------------------今日の一曲-----------------------


矢沢永吉 Don't Be Cruel


97年にNHKが追っかけていた「Do you know YAZAWA?」というドキュメンタリーの中の
ワンシーン。
当時リアルタイムで見ていて、僕はヤザワがこの曲を歌い終わった後、涙した。
アジアからのゲストということで参加したが、ここイギリスでのヤザワに対する扱いのひどさは
充分に画面から伝わって来た。
ストレスとフラストレーションの固まりで迎えた本番
いままでの海外のアーティストの影は一瞬消えたように思えた程
日本を背負いアジアを背負い、
そして自分のへし折られそうなプライドを必死に守った彼の唄が
このウェンブリースタジアムに響き渡った。

どんなアウェイであろうと、自分のスタイルを決して変えないヤザワに
またまた惚れ直した覚えがある。
開演前、Do You know YAZAWA?の問いに、観客達はもちろん誰も知らないのは当たり前だが
終演後インタビュアーの質問に、誰かが答えていた。
「君たち日本人は彼の事を誇りに思うべきだよ」と。

まさにとびきりのロッケンローラーだな。

(CDジャケットはチャイナタウン2004)
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Cryin'

2011年06月21日 | Tsushimi Takashi
見上げる空に浮かぶ雲の隙間から抜ける様な青色の空を見るだけで
人は一瞬でも幸せな気持ちを感じます。

天気予報では、晴れだからといって油断せず傘の用意をと仰っていましたが
見る限り、東京地方はズドーンと本日も晴天なり。

このブログにて今日の一曲をコメントするようになってから
文章を書く楽しみがひとつ増えた。

心の中にある楽曲や、大好きな曲 
影響を受けたものや将来的にやってみたい楽曲など
視点は様々だけど
ここで紹介する為に改めてその背景を調べてみたり
他のミュージシャンとの繋がりも
色々とわかってくると
またそこから違う音楽にサーフィンしたりアマゾンしたりと
まるでシリトリのように、どんどんと繋がってゆく。

こうしてアメリカに限らず世界のアーティストを見ていると
日本語の限界 アーティストイメージの枠内の限界 そして歌唱力の限界など
日本の音楽としては色々と制約がある中で、しかし
日本語の美しさ アーティストの音楽ジャンル 唄い方など
イメージ出来るいいものだけを使って、何とかその人にとっての
オンリーワンなものを書かせて頂きたいと日々思っている。

欧米人のものの考え方で日本と一番大きく違うところは
「イメージ」するという習慣だと思う。
何事も心にまずイメージを描く事は
どんな事にだっていい効果をもたらすかも知れない。
そんな事は改めて言われなくてもわかっていると
つい日本人なら思う事を、その何倍も大切な事ととして
心の中に管理している。

曲をお聴かせした時に、パッとその楽曲の世界に引き込めるような
そんなイメージのもとに僕は書いている。
イメージがなかなか出来てゆかないアーティストには
何故かメロディーも不確かになってしまう。

すべてがうまくはいかないけれど
誰かの心を少しでも動かす事が出来たら
僕はそれが嬉しい。

-----------------------今日の一曲-------------------

Chris Botti & Steven Tyler - Cryin'

ミュージシャンのライブDVDの中で
とても名盤とされてるものの中に必ず入ると思う
クリスボッティのLive in Boston.
ボストンポップスオーケストラを従えてのサウンドは至極の空間。

彼のプレイはセッションミュージシャンとしても様々なレコードで聴ける。

このコンサートでスティーブンタイラーが
「Cryin'」を唄うなんて誰が予測出来ただろうか。
この瞬間だけは彼の唄が主役であった。
そのあと チャールズチャップリン作曲の「smile」を唄う姿がまたイカしてる。

頭からケツまで必見のDVDでござるよ。

What a surprise !
What a great Rock'n Roller he is !



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Isn't it romantic

2011年06月20日 | Tsushimi Takashi
みなさんおはようございます。

天気予報が少し変わって
本日もプチ晴天なり

本格的と言っていいのか、梅雨の季節なんですが
特に九州地方の豪雨は映像を見る限り、
災害と背中合わせのレベルで要注意。
世界各地の異常気象も、僕らが巻きすぎた科学の種が芽を吹いて
おそらく自然界をアンバランスにしている結果でしょう。

ハイテクの恩恵を一番感じてる人種である反面
こんなもの、なけりゃないでも不便はないと
心底信じてる人間です。

日曜の朝食は「題名のない音楽会」で辻井伸行くんが
ラフマニノフのピアノコンチェルトの2番を
弾いている映像の途中と共に始まった。
録画を忘れたと残念がっていたら、なんと再放送がある事を知り
泣いたカラスがもう止んだとは僕こと。

しかし凄い。
出来る事ならこっそりと彼の心と頭の中にある宇宙空間を覗いてみたい。
アリエッティーくらいに小ちゃくなって
彼の左胸のポケットにでも身を忍ばせ彼の息使いと指が奏でる映像を
同時に味わってみたいと思った。

たとえばボッチェッリがラスベガスの野外ステージに立ち
ベサメムーチョを唄うとき、彼はそのゴージャスすぎる風景や環境を
彼の宇宙空間の中でどのように描きながら唄っているのだろうか。

---------------------------------------

ヤザワが夢の中に出て来た。
おそらく今までの人生では始めてだろう。
僕は、何故か「ウチくる!?」みたいな番組のゲストで
ゆかりのある店や想い出の場所でロケをしていた。

そこにサプライズな形で、ヤザワがお目見えした。
夢の中のヤザワは、実際よりも饒舌だった。
「僕は本当の事をいうとヤザワに会いたくなかったよ。」
「Why 何故に?」ヤザワが聞いてきた。
「なぜなら会っしまうともう、
あなたに面と向かってヤザワとか永ちゃんとかって呼べなくなるでしょ」

わけのわからない事を言った事だけは鮮明に覚えている。

ヤザワが、ビートルズに影響を受けて結成したキャロルの時代から
様々な音楽的経験と遍歴を重ねて、ロックオペラや
アンプラグドといった形態の中からまた新たな要素を模索してきて
たとえばディズニーからのオファーをうけて
「星に願いを」を唄った事等は記憶に新しい。

ただエレキをおいてアコギに持ち替えてアンプラグドでござるではなく
何か違ったものをと
色いろなアーティストのビデオ見てて結局一番響いたのが
フランクシナトラのライブ映像だったと 
かつてのインタビューで
聞いた事を思い出した。

歳を重ねると共にっていうか 
音楽的にも許容量が深くなって、
革ジャン着て頭にはポマード塗ってみたいなところから主張していってたものが
60歳を超えて、今見事にシャルウィーダンスなんて唄ってる姿をみると
本当に素敵な歳の取り方してると思う。

欧米のアーティストってそれこそみんな
スタンダードなんて唄えるのは当たり前みたいなところから
スタートしているから
ロッケンローから色んな道筋への可能性を持ってる。

レディーガガは戦略であって、どこかのタイミングで必ず
ナチュラル志向に転身するとは友人の分析だが
突然化粧を脱いで、スタンダードなどをガチで唄われたら
それこそ彼女の魅力は倍増するだろう。

結果的にはヤザワのキャロルも、つまりはここに到達するための
戦略として生まれたのかも知れない。
神のみぞ知る。

そういえばロックンロールとヨロシクしか言わないお方が
最近世間を騒がしたけど、
やはり何をやっても言い訳しないような生き方をする事が
ロッケンローラー魂だろうな。
特に彼に特別な感情は持ってなかったけれど、
どうせなら最後までキメてほしかったな。

話がそれました。

-----------------------今日の一曲--------------

Rod Stewart - Isn't it romantic

言わずと知れたイギリスのロッケンローラー
小振りで美しい張りのあるケツを振りながら一世風靡した。

これはスタンダードばかりを唄ったGreat american song bookの3.(2004)

とても奥行きを感じるアーティスト。
これぞロッケンローラーでございます。


Have a nice monday !







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Fly Me To The Moon

2011年06月17日 | Tsushimi Takashi
少し夜遅くまで仕事をすると
痩せる。
普通に食べているのだが、
神経細胞からエネルギーを吸い取られるように
寝る前の昨夜 体重計に乗ると1.5キロ減っていた。

どの時点で作曲という仕事は終わっているのか
どこまでを含めて作曲と言えるのか
毎度の事ながら考えさせられる。

毎度の事ながら、誰かにデモテープを作ってもらえないかと
痛切に思う。
先日のレコーディングで編曲家の若草恵さんも
「ぼくも曲書いたあとアレンジがおっくうでね(笑)」と
何だか気持ちがわかる様な、笑えてしまうような。

人の力を借りて上手く仕上げたいものと
自分の色合いを出したいものとを分けるのは
結果的にそれぞれの作品の個性を
いかにしたら引きだせるかを考えるからなんだが
人にお願いするにしてもデモは必要(笑)。

必要最低限の楽器で構成するように心がけてはいるが
なかなかねえ....やり始めると終わらない。

人のデモは気軽~に聴けてどんなクオリティーのものでも
的確な印象を持つ事が出来るのに、自分が聴かせるとなると
話は別なのだ(笑)。

とにかく18歳で上京した当時から
ラジオカセット2台並べてデモテを作っているわけだけだから
採用されてない曲も含めると何千曲分のデモテを作ったかわからない。
もうおっくうになるのも当たり前だが、しかし
飽きてはいない。

現在は、それをそのまま本番仕様にしてしまう事も少なくないので
自分の頭の中では曲とアレンジが
綿密な関係で繋がっている事は確かなんだけど
本当に時間がかかる。
だからこそ、その曲をはじめて聴いて
サササッと譜面に素晴らしい音魂を走らせてしまう優れた編曲家を
僕は心から敬う。

イメージは宇宙なんだがね、
音に色をつけ始めると現実の厳しさに
今日も何度もぶち当たる。

----------------------今日の一曲--------------------

Fly Me To The Moon - Tony Bennett

子供の頃、どうしてお袋が好んで作るのかわからなかった茄子の甘辛く煮たやつ。
子供の頃、これはきっと大人になっても絶対好きにならないと思っていた。

音楽に興味を持ち始めてから僕はこの「Fly Me To The Moon」という曲に何だか無反応だった。
あまり興味もなかったし、よくジャズのボーカリストがスイングしてて、
そんな感じを聴く度に「またか~」なんて思ってた。
好きとか嫌いとかいう次元になかった曲だった。

いつからか、茄子の甘辛く煮たやつも、Fly Me To The Moonも大好物になった。

そんなもんだ、人生って。

僕は最近またTonny Bennettを聴いている。
K.D.Langとのデュエットアルバムも素晴らしく、お薦め。

What a Voice !





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ON MY OWN

2011年06月15日 | Tsushimi Takashi
毎日の様に体重計に乗ってみては
何百グラム単位の推移を見守るマイ朝とマイ晩でございます。

仕事柄、座りっぱなしの日常なので
食したものを燃焼させ
エネルギーに変えてゆく作業が
出来にくいのもあって、
健康回復のため断酒している友人と2人で
本日は歩き中心でと、太平洋クラブ相模コースまで
仕事前のゴルフに行って参りました


みなさんおはようございます。
今年の梅雨はダラダラと降らない雨で潔く
高得点ですね。

それにしても、今年の夏は金鳥(キンチョウ)の夏、
いや失礼、緊張の夏になりそうです。
数日前、もしも東京が大停電になったらというようなお題で
番組をやっていたと思いますが、
僕らの生活の営みにとって、ほとんどのものを支え続けているのが
電気なんだと言う事を改めて実感。

なるだけクーラのない生活に耐えられるような身体に
しておかねばと、今から備えてはいるものの
車に乗れば季節柄やはりクーラーは
もう習慣の様に必ずかけてしまいます。

昨日も友人と車についての話になり
どうしてこんな狭い国土の日本で
コンパクトカーも含めて
走る車のサイズがどんどん大きくなるのは何故なんだとか
ハイブリッド車の燃費なら、月イチの給油が
半年に一回ですむとか済まないとか
もはや天災を意識の想定内に置いて
物事の順番を決めてゆく思考になったとか
音楽の世界も、つまらないものはつまらないと
誰かがはっきり言わなきゃ
結局売れない結果に
誰にも責任を問えず追わず
携わっている人がいつまでたっても幸せになれない とか

 色々

そんな話で行き帰りの道中 あっと言う間でした。

時代が変われば物事の価値観もそれに準じて移行しますね。
音楽業界でもブラックのプリウスは流行もんですよと聞かされ
ちょっと驚きました。
どんな時代になろうとも音楽への情熱だけは省エネではなく
贅沢に、そして正直に注いでゆきたい
そんな事を思う今日この頃でございます。


午後のスタートホールにひょいと現れた子鹿ちゃん。

可愛くてゆっくり近寄りもう一枚
自分でもよくわからない子鹿言葉を喋りながら近寄りました。

そろそろね って言うと

んじゃ って帰ってゆきました

------------------------今日の一曲----------------------

TRIJNTJE OOSTERHUIS - ON MY OWN
かつてパティーラベルとマイケルマクドナルドが唄って全米No.1(1986)になった
これもバカラックと作詞はキャロルベイヤーセイガーの作品。

トレインチャ.オースターハウスというオランダの歌手だが
バカラックの楽曲のカバーアルバムのこれはsong book2にある曲。
合わせてLook of Love: Burt Bacharach Songbook(ジャケット写真)も全曲素晴らしい。
「Alfie]などは編曲、演奏、歌ともに極上品だ。
どこかで聴いたことのあるスタンダードナンバーの単なるカバーという聞こえ方はしない。

僕自身、誰が最初に唄ってヒットしたかということに
とっても拘っていた時期があるけれど
今は全くその意識はない。
誰かのヒット曲のカバーではなく
その作品の存在そのものを認識されて
唄われるっていう事。
それはまさに作り手にとっての賛辞。

Have a nice day today !





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The House is Empty Now

2011年06月12日 | Tsushimi Takashi
最近、習慣のように午後4時くらいに
とても眠くなってしまう癖がついた。

どうしようもなく30分後に目覚ましをかけて
仮眠する日もあり、
これはさらに増えた体重と関係あるのだろうか。

以前よりは燃費が圧倒的に向上したので
食する量は変わらなくても、
どんどん吸収し肥えてゆく。

みなさんおはようございます。

-----------------------------------------------

六本木のライブハウスの前に長蛇の列
当日券を買おうと早めに仕事場を出たのだが
すでに、多くの人が並ぶ中に僕も混じった。
大ファンではないが、来てしまったManzo(マンゾー)の
三九公演。

ご本人40歳を目にしての最後のライブ。

開場時間が約40分くらい押したので
重心が踵体重の僕はすでに足が疲れてしまっていたのだが。

久々にいいライブだった。。
ず~と、小僧だと思っていた彼に
はじめて「男」を感じたライブだった。

お袋さんもゲストで一曲 さすがに人の気を引くという意味では
年季も含めてマンゾーより一枚うわ手だったが
彼が大事に積み重ねて来たものが少しづつ確実に熟し始め
当初は一生懸命に聴いてもらっていたであろう歌を
昨夜僕らは心地よく聴かせてもらっていた。

長めのMCもご愛嬌。
飾らず 欲張らず ありのままで生きている彼だからこそ
その一生懸命な姿に会いに来てホッとしたい...
そんなファンの方達も沢山いるのだろうな。
次の四十公演、また心より楽しみにしておりまする。 


しかし本当に、人の人生の一部を垣間見るだけでも
色んな物語がありますね。
一昨日、ここに書いた佐野有美ちゃんの事もそうですが、
ひょっとして、僕がご縁を頂いた人達は
人知れず、僕にこっそりと
何かのメッセージを発信して頂いているのかも知れないと
思うようになりました。
その出会いに意味があるかないかではなく
自分がその意味をどう探し出せるかによって
生き方というのは変わってゆくのだなあと。

言葉にすると漠然としたありきたりになってしまいますが
やはり昨夜のライブでも
自分の事を深く考えるためのお題を頂いた気分でした。

さて、僕自身にも、もしも与えられた役目があるとすれば
酒と邪念は程々に、日々それに邁進するだけでございます。

---------------------今日の一曲----------------------------

Burt Bacharach Al Costelo The House is Empty Now
(1998)
20歳の頃、渋谷のパルコ劇場にライブを聴きにいった頃から
僕はずっとコステロのファン。
Elvis Costello - Pump it up(1978)

幅広い音楽性と共に、この人のボーカルが特に好き。
歳の重ね具合によって、ずっと変わらない人と、どんどん変わってゆく人と。
どちらも生き方としては素晴らしい。
この翌年の1999年。映画「ノッティングヒルの恋人」のサウンドトラックで
シャルル・アズナブールの作品『She』をカバーする。

このバートバカラックとのコラボアルバムは珠玉の名曲ばかり。
中でもこの” The House is Empty Now”という曲の美しすぎるメロディー。
溜め息の連続 バカラック。

Have a nice sunday afternoon !










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歩き続けよう

2011年06月10日 | Tsushimi Takashi
沖縄がもう梅雨明けしたらしいですね。
こちらも梅雨というわりには雨の降りかたが
例年に比べると控え目な感じもいたします。
週間天気予報では、陽の出る日数も多いらしく
雨の合間に友人と2人でゴルフでもと思っています。

あの大震災以来、普段通りの生活が出来ることの有難さや
当たり前と思って気にもしなかった事が
実はとても特別な事だったと気づかされた事や 
とにかく「普通」である事の尊さを
もう一度見直す機会を与えられたと日々感じます。

皆様 おはようございます。

この春に、僕らの普通からしてみると
とっても普通じゃない人に出会いました。


佐野有美ちゃん
先天性の四肢欠損症で一本の足と三本の指しかない女の子。

彼女の書いた詩集「あきらめないで」を読んだ
テイチクエンタテインメントの池田純さんから
「都志見さん、実はこの詩集にグッときてね、
この何編かに曲をつけて歌にしたいんだけど」と
電話をいただいたのが昨年の暮れ。

「もちろん売れるものを作る事は大事なことだけど、その前に
彼女のこの言葉に託した想いを純粋に歌にしてあげたくてね。
これは長年音楽の世界でやらせてもらった恩返しの意味もあってさ、
是非一緒にやってほしくて」

僕はその言葉に打たれっぱなしだった。

詩集は当然の事ながら歌詞ではないのでサビもないし2番もない。
歌にするための最低限の言葉の付け足しや自由な構成のお許しをいただいて
まずシングル用の最初の二曲をお聴かせした。
思った以上に自分も心を動かせられながら、
2ヶ月の時間を頂いて、虹色の7曲が完成。

それからすぐにレコーディングに入った。
名古屋在住の彼女の上京の日程とすり合わせながら。

唄入れ等も、たっぷりの時間もない中で
僕らからすれば普通じゃない彼女が
僕ら以上に本当によく頑張った。

短時間にあれだけ唄えば、
どれほどエネルギーを消耗するかよくわかるからこそ
疲れたとか休みたいとか一切言わない彼女の精神の強さにこれまた感服。
そりゃそうだろう。
彼女がこの世に生まれてこれまで生きて来た道のりを思えば
僕らの基準なんてとうてい当てにならないのだ。

唄入れ終了後 小雨の降る中
ピンクの電動車椅子を三本の指で自由自在に操って
近くのホープ軒にラーメンを食べにいく姿が
とっても勇ましくて、その後ろからスピードの速い車椅子に
必死でついてゆくお母様やスタッフの方の姿が何とも微笑ましく滑稽で
思わず吹き出してしまう事もあったり、
そんな、僕らにとってはとても大変に思える事を
ニコニコしながらどんどんやってしまう彼女を見ながら
そのたくましさの裏側の日々日常の戦いを想像しない訳にはいかず、
すべてにおいて恵まれて来た僕自身の普通でしかも当たり前な境遇に
感謝する気持ち以外に何があるだろう。


今回は
僕が携わらなくても、いずれ生まれて来たであろう楽曲達の
出産のお手伝いをさせてもらった気持ち。

虹の7曲 とてもいい作品になりました。
何かいいモノが書ける時は
いつも誰かにそっと引き出して頂いている。
今回の有美ちゃんとの出会いも
まさに、そういう事でした。
そして何より、とっても喜んでもらえた。
ありがとう。
---------------------今日の一曲-------------------------

6月22日に発売 シングル「歩き続けよう」 アルバム「あきらめないで」同時発売

佐野有美/歩き続けよう
http://www.teichiku.co.jp/artist/sano-ami/

It was a great pleasure meeting you .ami!














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Another Rain

2011年06月08日 | Tsushimi Takashi
雨...

昨日 洗車した。

みなさんおはようございます。

僕のこの音楽の世界での希少な友人でありプロデューサーの一人が
16日間 断酒をしていると聞いた。
あれだけ美酒美食家の彼が、酒を飲んでないのには
それ相当の理由があるのだろうと思えば
やはり肝臓疾患であった。

脂肪肝?とい聞いたら、「脂肪肝は生まれた時からですよ(笑)」と
その程度は当たり前と言う風な口調で
お医者様からは肝硬変の一歩手前と診断されたらしい。

そりゃ 酒やめる。

「16日間、酒飲まないと身体はどう?」と聞くと
「そりゃ全然楽ですよ(笑)!毒を入れてないのですから」と言う。
「痩せたろ?」と聞くと
「5キロ」と言う。

そりゃあれだけ飲めば毒だが、飲み方によっちゃ
昔から良薬とされているのも酒である。

もしかして肝臓を休めるため当分の間このまま禁酒っていうことになると
禁煙に続く 禁酒の輪が 我々の中にも広がるかも知れない。

一週間の中で3日くらい飲まない日を作ってみようとか
家飲みは一切やめて、飲みたきゃ外で飲む様にしようとか
昨夜も食事をしながら余計なやる気を出し始めてみたが
禁煙の時と同じ 己自身が切羽詰まらねばどうせ酒上の空論である。

考えてみると、風邪や胃痛などで体調が優れないとき以外は
酒も煙草同様 人生の半分以上の毎晩 飲み倒してきた。

試しに、次回のゴルフで
「80以上叩いたら、禁酒ね!」と宣言したら
みんな「了解!」と言うだろうか。

せめて、いい作品ができた晩くらいは
一人静かにググッといきたいもんだが。

-------------------今日の一曲〈私事でですみません〉----------------

Another Rain / 中西保志

2009年、松井五郎と作った作品。
「最後の雨」という楽曲のアンサーソングというテーマで
これは女性を目線にした楽曲。
「最後の雨」の作詞の夏目純ちゃんには、
男の気持ちの描き方に心を全部持っていかれ、
この曲の松井五郎の詩の切なさに、これでもかと打ちのめされる

まったく作詞家っていうのは、
どうしてこんなに奥深く人の気持ちの一部になりすませるのだろう。

寝覚めの雨音を聞いてふと....今日の雨にはこの曲と寝床で決めた。

Enjoy with your story of the rain.





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Home

2011年06月06日 | Tsushimi Takashi
一週間前の治療から一週間経った昨日の日曜日
ミミを連れて病院へ。
少し調子がいいと、自分から走り出したりジャンプしようとしたり
気持ちはわかるのだが、このひと月は心を鬼にして
その行為はやめさせるようにと釘を刺される。

みなさま おはようございます。
すこし霞んではいますが
本日も晴天なり。


インディーズで頑張っているアーティストのミューア
その事務所の社長の小林のおっちゃんから連絡頂いて
渋谷の清香園という老舗の焼肉屋さんで
大将の李さん交えて久々に酔いました。

「涙を空にあずけて」 という楽曲をミューアと一緒に作ってから
もう二年位経つのでしょうか。
今でも大事に大事に歌って頂いている事が、
何年も何曲も曲を作ってきた僕でさえ
その喜びはいくら重ねても免疫化せず
毎度、心のマグニチュードは大きく揺れるわけです。
本当に感謝の気持ちです。

色んな事を吸収して、身体の血肉にしてゆくように
その歌がその人の背骨のひとつとして生き始める事が素晴らしいので、
作家の本当の喜びはむしろ、
そんなアーティストの唄が動かしたリスナーの心や表情を
根掘り葉掘り伺い、そうかそうかと自己満に酔った心を
見破られないようにする瞬間にもあるような気がします。

気に入った絵葉書の裏の左の下の片隅の
小さな文字を虫眼鏡でみたら
作家さんの名前が書いてありました。

kazuaki yamada [Acqua Studio]

そんな小さな情報から僕が気に入り手に取った絵葉書の作者とデザインに
たどり着けるなんて驚きですね。

好きという気持ちに理由を付け足すのはじつに難しいけれど
本当はまだ好きかどうかもわからないけれど
魅かれました。

あんな小さな名前だけで手繰り寄せられる事ができるなんて
凄い事ですね。
必ず誰かがどこかで聴いて頂いているという事を
僕も今一度心にとどめて、
誠心誠意、音楽を作ろうと思います。


----------------今日の一曲---------------------

Michael Buble Ft. Blake Shelton - Home

言わずと知れた名曲だけど、
マイケルブーブレやブレイクシェルトンの単独のバージョンにはない
お洒落な香りがして、結局この曲はこの二人のデュエットが一番好き。
お互いの歌の良さが上手く絡んで、しっとりし過ぎず カントリー色が出過ぎずの
ポップ具合が好みだな。

前出のミューアの曲書いている頃にも、
こんな曲の雰囲気にしたいと、とても参考にした。

Have a good afternoon !
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Sorry Seems To Be The Hardest Word

2011年06月04日 | Tsushimi Takashi
新芽を吹いて 青々と育った木々の間から
透き通った青空がより一層 本日の天気の良さを
予告しているようで

久々に はりきって合掌でございます。

本日も晴天なり!

このブログを書き始めるのが早朝としても
完成後アップするころには 
それから2時間程は経っている状態なので
書き始めの鮮度は多少落ちてしまうのは残念ですが。

そういう意味では
ツイッターで「おはようございます!」とつぶやくほうが
その時間的意味あいは大きいかも知れません。

昨日は、仕事の前にちょっとデパートへ。

雑誌の取材用にコメントをお願いし
お忙しい中、寄せて頂いたアーティストの皆様に
お礼状を出すため気の利いた絵はがき等探しに。

何か一つでもその方々と関連性のあるものや
イメージ出来るものなどを基に
色々見ていましたら 見つけました。

とても素敵な絵葉書。
(ご紹介出来ないのが残念)

それにしても、スペースに制限があるので
コンパクトに想いを伝えようとするのですが
なかなかまとまらないものですね。
昨今の、手書きが減少した生活により
相当レベルで字が下手になっており
書く文字にまったく雰囲気がなくなった事が
一層哀しいのだが。

ところで、こんな綺麗な空にも目に見えない放射能が
風に吹かれているなんて。
今の政治はその後処理に追われて七転八倒しておりますが
これからの政治は、未来の先までを見越して
ひとつひとつの事を決めてゆかないと
本当に日本は沈んでしまうかも知れないな。

-------------------今日の一曲------------------

Elton John - Sorry Seems To Be The
Hardest Word
(1976)

この人にも僕は非常に影響を受けた。

何かをちゃんとわかって作品を聞いていたというより
エルトンジョンに限らず、この頃のアーティストと作品は
時代のヒット曲だったし、
今よりネットワークは少ないにも関わらず
今より情報を多く得ようとしていた。
完全に身体に触れて心まで届いている楽曲達と言う感覚だ。

リチャードマークスのこの曲のカバーもとてもいい。

特にマイナー系の歌は僕の好みとするところでもあり
日本のそれとは何かが違う感じを、今も模索している。

洋楽的に作りたいというよりも、センス良く作りたいのだ。


Have a nice weekend!






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A Place In The Sun

2011年06月03日 | Tsushimi Takashi
雨の日は、気分的に散髪はしたくないのだが
とりあえず予約をしてあったという事と
今まで一度も何事に対しても
「やはり来なければよかった」という想いをしたことは
不思議に覚えがなく
「やっぱり、来て良かった」と
思えた事の方が圧倒的に多かった記憶をもとに
リュックを背負って雨の中 散髪に出かけた。

圧倒的といえば本日の政局 
圧倒的な人や力や思想や動きが全くないまま
予想通りのさざ波のごとく勝敗のないゲームに終わりました。

一つとして何の問題の解決にも影響しなかったばかりか
余計な事に時間を費やし、遂に海外はおろか自国民からも
さじを投げられたこの国をなんとか愛するために、
僕は52年前に生まれ 30年以上音楽を生業にしているのであります。

------------------------------------------

ある雑誌に、ご縁あって取材をして頂いてから、
本日、編集者の方から原稿チェックの為の第一項が届いた。
目を通させてもらって多少の付け加えたい項目などを
明記させて頂いたのだが。

その中で、自分でも「あ~そうだったんだ」と再確認した事がある。

我ら職業作家達は日々の過酷な発注に対応しながら作曲なり詩を書いたりしている。
たとえば決め事が多過ぎたり、また決め事もなく相手がノーアイデアであればあるほど
それはそれで、より一層過酷なのだ。

僕はいつしか発注がどうであれ
まずは「僕自身がそのアーティストからどんな歌を聴きたいか」
「僕自身がそのアーティストのどんな歌の姿を想像出来るか」を
作品創りの一番の糧にした。

たとえ発注内容とは方向性が異なっても
やはり、自分がエネルギーを感じながら書く作品は
不思議と相手に届く。
発注に寄り添いすぎると、相手の想像を超えない分
こじんまりとした印象を持たれる。

だから僕は、自分本意に書いている。
そしてこれからも 少しはみ出して自分本位でいこう。
ひとりよがりにならないように ちょっとだけ自分本位でいこう。

--------------------今日の一曲------------------

Stevie Wonder - A Place In The Sun

インターネットっていうのは、本当に凄いね。
僕がL.A武者修行時代にボイストレーニングでお世話になったトレーナーのセス。
もしやと探したら簡単に遭遇。

The seth riggs Vocal studio

彼の最初のレッスンで、僕のオリジナルの日本語の歌と
もう一曲 彼に聞いてもらった曲がStevie Wonderの”A place in the sun”。
この曲は、我ながら声を思いっきり出せて自分の欠点を誤摩化せた。

しかしセスには「それは似てないモノマネと一緒だ。
自分の唄い方で歌いなさい。日本語の歌を唄いなさい」と
初日から一発食らった想い出がある。

Thank you. Seth.

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マイ・ラグジュアリー・ナイト

2011年06月01日 | Tsushimi Takashi
みなさんおはようございます。
外吹く風も穏やかに 

今朝は少し寒くて、4月の陽気らしゅうございます。

長年の音楽家の友人が来月より
箱根方面に機材を運び移り住むとの事。
家族はこちらにマンションを借り 
彼は箱根で仕事に集中し
都内と行き来する生活に変えるという事でありました。

日々益々、僕の周りにも
東京で生活することの意味について
深く考えはじめた人達が増え始めた。

出来た作品を新幹線に乗せて運ぶわけではなく
今のネット社会の利点は
僕らの仕事柄あらゆる場所での活動を可能にする。

僕らは丁度ここ近年で就職や結婚など
次の新しい人生を踏み出す子供達を持つ親の世代でもあり
親は親として第二の人生設計を含めて
この先どういう生活環境が自分たちにふさわしいかを考える
いいタイミングなのかもしれない。
今回の大地震は、そういう意味も含めて
様々な課題を僕らに与えてくれていると思う。

------------------------------------

さて昨日は仕事の後 久々に青葉台の友に会いに。

乗ろうと決めていた時間の電車が
前駅にて体調不良の人の搬出のため遅れて
池尻大橋のホームに入ってくる頃には
電車を待つ人も普段の倍くらいになっていて
久々の人、人、人に気分が悪くなった。

「まったく寒いのか暑いのかわからんね」と
久々に乾杯。
軽い人酔いで目が空ろな僕も徐々に平静を取り戻した。

彼も年頃の子供を持つ親だが
今の若い人は、身体や頭脳は発達してるけど
心の発育が追いついていかなくて
僕らのその時代より精神は幼くてねなんて
ビール二杯目を頂く頃には以前なら顔を真っ赤にしていた彼も
少し会わないうちに酒も強くなった様だった。 

そういえば、僕らが通り過ぎて来た時代の歌と比べても
今は圧倒的に幼い歌が多いと感じる。
特に、言葉を紡いだ歌詞の世界は
昔と作風が違うにしろ想像力を必要としない歌も多い。

しなやかで芯がしっかりした女性のような言葉使いが好きな僕には
言葉が現実的過ぎて直接的すぎて、 
でも心はもろく弱いんだよと唄われる歌の
荒削りな感じが苦手な時もある。

レコードメーカーの現場には有能な若手ディレクターがいなくなり
若いクリエーター達があれこれ言われて
作家として鍛えられ成熟していった僕らの時代の環境とは大きく異なる。

曲出し後、返事がないのはボツの知らせとばかり
いいものを作ってゆきたいという気迫さえも
プレゼンを重ねる度に空しく奪われてゆく若手の制作環境は
はっきり言ってエンタテインメントの世界とはほど遠い。
結局のところ新しいディレクターやプロデューサーも育ってこない。

もはや東京を目指すどころか、東京離脱したいクリエーターも増えている。

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偶然に彼の家族とも久々に再会。

みな元気そう。で、娘はとっても大人になって
僕に「よりいっそう顔が丸くなった」と
満面の笑みで
駅までお見送りいただいた。

娘達から比べると
僕らは少し萎れた(しおれた)けれど
それなりにいい時代を生きて来た。
僕らが知る音楽の旨味を
この時代の作品として改めて
もっともっと書き出さなければならないと思った。

--------------------------今日の一曲-----------------


来生たかお マイ・ラグジュアリー・ナイト
(1979)
(You Tubeより拝借)

何度聴いたかわからない至極の名曲
故しばたはつみさんが唄ってヒットした。
アレンジも絶品。

この曲に留まらず、来生ご兄弟の作品に僕はいつも打ちのめされた。
僕もこういう風に、もの静かな中に感情の起伏を押さえ込んで唄ってみたい。

Have a nice day.

 
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