アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

地鶏と自撮り イン MIYAZAKI

2015年11月10日 | Tsushimi Takashi
今年の夏のある日は37度まで気温も上がり
年々夏の暑さが苦手になりつつある。
真夏も真冬も構わずイケイケでゴルフをやっていた30代を
ついこの前の事のように思い出し、時には遠い昔に感じる時もある。

そんな中、いい季節になったら是非ゴルフを兼ねて思い出を作りましょうと
いつものメンバーでかねてから計画していた旅ゴルフで宮崎に降りた。



宮崎はおそらく10代の頃に仕事で訪れて以来である。
当時は仕事の現場と空港の間の行き来だけだったが
今回は地元の美味いもんを堪能し、
景色や土地の人柄にも触れる事が出来た。

後輩が持参した自撮り棒なるものでの記念撮影。
雑踏での使用はいささか迷惑にもなるが、スマホが定着した今日の社会では
「すみませんが、シャッター押していただけますか?」と
デジカメで記念撮影を頼まれることもなくなった。
自分たちでアングルを決めて自由に撮れるという
こんなことも言わば立派な Do It Yourself の端くれなのだ。

                   

じどりと言えば、上京して曲を作り始めた頃からもう自録りをはじめていた。
当時はカセット2台を使っての自録り。
ギターの伴奏を録音したテープを流しながらそれに合わせてピアノを弾きながら
もう一台のラジカセに録音し、それを流しながらベースを弾き、
同じ要領で最後に歌を唄いながら録るという方法だ。
間違えたらまた最初から弾きなおすことになるのでそれは大変だった。
何度も重ねるので最終的にはシャーッというヒスノイズが耳障りなデモテープになるが
そんなクオリティーでも最後までじっと聴いてくれたディレクター達のお陰で
現在の自分がある。

「イントロ聴いてダメならその先はもう聴かないですよ(笑)」と
言ってしまうようなディレクターの存在も、
時代の流れのせいにしてしまえば理屈としては成り立つかもしれない。
個人的には、そういう人には会わなくてよかったという思いだが。

やがてカセットテープの裏表を使って録音できる
4チャンネル(ステレオ×2)のマルチデッキが出て以降は
本格的な自録りの世界にハマっていった事は言うまでもないが、
今や宅録はデモテープはおろか、そのまま本チャンに使うトラックとして
各クリエーター達が制作できるほどに、
機器の性能や音のクオリティーがプロの制作現場と変わらないものも
手に入れることのできる時代になった。 そのような時代に、
音楽業界だけでなく各分野のプロとして求められるには
それこそオンリーワンの技術や感性 確実性といった
とびきりの才能が求められる事は言うまでもない。
誰もが作れてしまうものに人の心は動かないし
そんなものは誰一人ほしがらない。
                

さて、炭火で焼いたしっかりと歯ごたえのある地鶏は少し弱り気味だった奥歯の一本にダメージを与え
後で少々痛みが出たが、宮崎で頂いた肉も魚も、そしてメインの酒も本当に美味かった。
まさに食は人生の楽園の大きなテーマ
その土地の風土が生んだ食文化を味わう楽しみはゴルフ以上に格別である。
そしてまた、そんな時間を気心知れた仲間や家族と過ごせるならこれ以上の喜びはないだろう。 

余談であるが、交差点から宮崎駅に向かう歩道を老人が運転する乗用車が暴走して
歩行者をなぎ倒し数人の死傷者が出たのは、記憶に新しい。
現場は我々が宿泊したホテルの目と鼻の先 到着したその日の同じ時間帯だった。



Thank you for reading to the end



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