アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

満場一致

2014年10月26日 | Tsushimi Takashi
「いつも何か探してるのよ。生活の中に新しい歌の材料はないかって」
              
伊東ゆかりさんの「小指の想い出」 南沙織さんの「17歳」ほか
数多くの昭和のヒット曲を持つ 作詞家の有馬三恵子さんにお会いした。
最近では1973年リリースの金井克子さんが唄った「他人の関係」が
一青窈によってカバーされておりドラマのタイアップ曲になっている。

僕の母親とほぼ同世代だが、そのバイタリティーたるや
僕なんかが軽々しく「歳を取った」などというのが恥ずかしい程だ。

「売れない時代」だからって、何もしないで同じような歌ばっかり出してるから
余計に活気のない世界になるのよね」

夏川りみちゃんで御一緒して以来久々だった上田知華さんとも御一緒に
色々2時間ほどのミーティングは
あっと言う間でした。
              
       
「他人の関係」というと、不倫の歌だと思われがちだが、
歌詞をよく読んでちょうだいと思うのだそうだ。

僕はいつもその歌が曲先であるのか、詩が先に作られたのかに興味が湧く。

思った通り、曲は川口真さんの曲が先ということだったが
それにしてもなんて斬新な作品なんだろう。
1973年当時まだ中学生だった僕は、あの振り付けといい 
なんとも表現しがたい少し変てこりんな感情で
まだ出会った事のない大人の色香みたいなものだけがやけに強烈だった。

しかしこうして顔をつき合わせて歌詞のやり取りなどをする機会は本当に減った。
大衆を驚かし負かし続けてきた才能に出会う楽しさはまた格別だ。

これまでリリースされた作品の数々
すんなりと決まったものよりむしろ製作陣が首をかしげ、
歌い手が嫌がった作品のほうが売れたのよとも仰っていた。

世の中に出る手前でどんなにいい評価を得ても 売れなきゃナンニモナッシング~。
提出した作品が満場一致で大絶賛なんて言われるとそりゃ悪い気はしないが
作家としての力は、リスナーと同じ場所に居ながら いかに社会とリンクできる作品を世の中に投げ込めるかだ。
制作者側の満場一致の評価なんて実はむしろ怪しいのかも知れない。


「いいもの作れば、売れると思うのよ!」という先人の、情熱溢れるありがたいお言葉に従い、
これからもお互いに切磋琢磨致しましょう。
と翌日に上田知華さんが丁寧なメールをくれた。 


さて その日の夕方 先日受けた健康診断の結果が届く。。

ん~~~~

誰がその数値を見ても結果は 満場一致で 飲み過ぎ~~!!
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穏やかに美しく

2014年10月11日 | Tsushimi Takashi

東京出身の友人夫妻が広島の厳島神社や四国の道後温泉等を巡って
プチ旅行から帰京した。
西への旅は仕事を除いては、初めての観光だったらしい。

「いいところだった。あんな美しい土地で生まれたなんて、本当に羨ましいな」と メールをくれた。

そう言われて改めて郷里を想う。
若き時代は真っすぐに そんな街から抜け出す事しか頭になかった。
今では多少の視野も広がり
周りも そして周りの中の自分の事もある程度具体的に見えて来る。

広島を思う時、昔よりも圧倒的に我が郷里が恋しくなる。
確かに友人の言う通りかも知れない。
広島という土地の美しさを友人の言葉で再確認した。


<太平洋クラブ御殿場コース。来月始まるトーナメントに備えてコンディションは上々でした>

                   

以前からお誘いを頂いていた女子プロを交えてのコンペ。
台風の影響で危ぶまれていたが、当日は雨にも降られず
同伴競技者で幹事の三波豊和さんはじめ
この会の長である敬愛する作.編曲家の川口真先生など 皆さんにとても暖かく迎えて頂き
昨年に引き続き今年も参加させていただいた。

振り返ればゴルフを始めて延べ25年を越えた。
途中でクラブを握らなかった月日もあるが
基本的には真面目に練習してクラブチャンピオンなどを目指せたら楽しいだろうななんて思いながら
当時このコースのメンバーになった。
不規則な仕事の傍ら、ゴルフもちゃんと両立させていたその時代から比べると
現在は飛距離も技術も相当に衰えた。

当日の個人的な結果は散散たるものであったが、
さすがにトップアマや女子プロの技術のレベルはまったく別物で
観ているだけでイメージトレーニングになる。

少しだけ..もう細かい事はどうでも良くて楽しけりゃそれでいいかな なんて思いながらやっていた最近のゴルフ。
運動不足は座りっぱなしの職業柄と言い 年齢と共に代謝が悪くなっているので中々痩せないと言い
そんな緩みきった身体に合わせて楽にクラブを振っていた。 
無論、そんな人間にプロアマ戦でいきなりいいスコアが出る筈がない。
同伴競技者の圧倒的な弾道で空に消えゆく球を見た後は、後に続けとばかり気も身体も力みで がんじがらめ。
そのうち変てこりんなスイングで筋を痛め、日頃の運動不足で足がつり 
打った球は小振りな台湾バナナの如く左の崖に向かってファーッと落ちてゆくだけなのである。

何事も、それを楽しむ境地に達するには それなりの努力がいるのだ。
昨夜の台風一過を境に自己嫌悪の水たまりから もう一度楽しむ為に拘りたい気持ちがムクッと芽生えた。

しかし今度は、若い頃の様なムキムキの闘争心でなく 
静かな風に凪(な)ぐ我がふるさと瀬戸内の海のように 穏やかに向上心を胸に抱き日々を積み重ねてゆければいい。

勝ち負けではなくせめて
「個人的な結果は散散たるものであったが」などと、毎度言い訳しなくていいように。。

                   

さて、その日の夜は二子玉川にて中西保志のライブに招待されていたが日曜日の東名高速上りは恒例の大渋滞で
御殿場~東京で3時間 ライブには30分遅刻。

今でも当時と同じように譜面通り丁寧に唄う歌手 その積み重ねがあの夜の美しい歌声

こちらはナイスショット! いや 本当に素敵な歌声でした。 





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