アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

思い出のアルバム

2010年04月22日 | Tsushimi Takashi
最近の政治関連のニュース等を見ていると、
ますます日本という国がどこに行こうとしているのか、
どういう国を目指しているのかがわからなくなってくるなあ。

もちろん今の政権は民意の表れの最たるものだが、
次も同じ民意が働くとは限らず、
怖いのは国民が政治に興味を持たなくなる事だと思ってしまう。

日本をよりよくする為の政権交代だったが、
今のところ何がどう前に動いているのかがわかりづらい。
先日、自民党前総裁がテレビに出ていたけれど、
現職の総理大臣も時が経てば、
「今となっては当時の政策も正解だった」と、
TV出演して裏話や昔話に花を咲かせるんだろうか。。

さて、先日。
Carol King & James Taylorのコンサートに行って来た。
どちらも大好きなアーティストな事は言うまでもない。

予想通りといってはなんだが、お客さんの年齢層は割と、いや、
とても高め。何しろあの時代の青春謳歌組なので
実際僕の年齢より高めの人も多かった。

もちろん殆どが知っている曲なのでとても楽しめたし、
僕は生で見るのも聞くのも初体験だったので始まる前からドキドキ。
You've Got A Friend や It's Too Lateなどのスタンダードの多くを
生で聞いたら当時の記憶と一緒に涙が溢れるだろうなあなんて。

実際お互い歳はとったものの、キャロルキングの声が素敵で
聞き惚れてしまった。

なんかだけど正直物足りなさも感じたのも確か。

先日、友人の編曲家と久しぶりに飲みながら話したのだけど、
たとえば昔とても聞いたり影響を受けた音楽が急に聞きたくなって
アマゾンで衝動的にクリックして買いまくるけど
一度聞いたら、ほぼ収納してしまうという話。

僕もレコードしか持っていない、例えばメリッサマンチェスターや
パットメセニーなんかのCDをアマゾンしても不思議に一度聞いたら
妙に納得して また何年後にその衝動がくるまでおそらく聞かない。

昔とは聞く耳も違えば置かれている環境もちがうので
こんな感じだったんだあと
やはりその時代の音として確認して終わってしまう程度。

先日のコンサートでも、見終わった後 実は同じ様な感覚を覚えた。

昔のアルバムを開いて懐かしい写真を久しぶりに見て当時の事を思い出し
今一度、自分の辿って来た時代や歴史を確認してまた
本棚の奥にしまう、まさにその感じ。

すごくノスタルジックに時間が過ぎてゆく中
殆どの曲が当たり前の様にあの時代の名曲達で進行してゆく中
僕はまさに古いアルバムを引っぱりだして一通り観て
またそっと閉じる感覚だった。

音楽ってそういうものなんだろう、きっと。
あの時代がそうであったように
その歌は、やはりその時代にしか生まれて来ないんだ。

僕ら制作側も今の時代に歌われるような楽曲を書き続ける事に
きっと意味があるような気がする。

もし彼等達が今新曲を出すとしたら
どんな歌を書くんだろうなんて思いながら
武道館の外に出ると増々冷えて櫻雨。

しかしあんな大勢の前で歌ったらキモチいいだろーな。

(写真は開演10分前)。


コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

桜!

2010年04月15日 | Tsushimi Takashi
このところ天気が不安定で気温の寒暖が激しいので、なにかと天気予報とにらめっこの一週間でございました。

住まいの補修や塗り替えも、雨が降っては作業も進まず、予定では5日間くらいの行程でしたが
天候不順と日曜をはさんで延べ10日間くらいかかってやっと昨日終了。

ゴルフの予定日の天気をめぐっても友人達と天気予報の情報とにらめっこしつつ
、当日は運良く、つかの間の晴れの日に大当たり。
午前中は半袖 午後はまた長袖とまるでイギリスのセントアンドリュースの様な
まさに1日に四季を封じ込めた気候とでもいいましょうか。

都内に比べて山間部はまだ朝晩冷えるので桜も多少は残っているかと思いきや、
予想に反してまだまだ綺麗。
最後の桜吹雪のなかで各々が18ホールのドラマを堪能したわけで、
空の青と芝の緑と、そして桜色。
やはり春という季節こそ、草木に限らず人間も
新しいスタートが芽吹くにふさわしい季節だと実感しますね。

雨が降らないだけでこんなに幸せな気持ちになるなんてと、
その夜の反省会も盛り上がりました。
ある友人は黒いラブラドールレトリバーを飼い始めたとか、
ある友人は脳ドックの話とか
またまた別の友人は来月結婚パーティーをやるとか
そして僕は家の修繕を始めたら屋根の腐敗も見つかって、
とりあえずはミニマムの出資で押さえる事が出来、当分は大丈夫だとか
しかし歳とったらやはりマンションのほうが何かと便利だとか(笑)。
そして80歳までゴルフやってるかとか、誰が先に死んで誰が一番最後まで
残るかとか 自分の死についても真剣に考えてるだとか、
そんな他愛もない話にワイン3本があっという間に。

作曲の仕事をしていると、時間がジェット機のように猛スピードで過ぎて
それでも何も生まれない時は、自分が時間に取り残されていくような気分に
陥る時も多々あり、重たい言い方をすれば、
一日一生懸命生きた証が見当たらないと凹む日もあります。

同じ12時間でも全く内容の違う一日ですが、
常夏の島に永住出来ないのと同じ様に(個人的に)
たまに訪れるから楽しめるのかも知れませんね。

やはりいいバランスをとりながら仕事やリラックスする時間を両方
真面目に楽しく取り込んでいければそれが一番!と、
2件目のBarで締めくくり解散。

なんともまあ、当たり前の話ですが
当たり前の事をちゃんと確認しながら生きるという話題も
酒の一杯や二杯、簡単に飲めてしまうほど我々にとっては大事な
話なのです(笑)

さてさて、まだこの寒暖は今月一杯くらい続くらしいですね。
風邪等ひかれませぬように。

ありきたりなタイトルですが、あえて今...桜!


コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

来週のゴルフ..また雨かなあ..

2010年04月10日 | Tsushimi Takashi

今年は寒暖が交互にやってきているせいか桜の持ちが長いらしい。
咲きかけた桜も急に気温が下がると足止めをくい、割と晩稲(おくて)な桜は
暖かくなると、ここぞとばかりに開花するので同じエリアに咲く桜も
一方では満開だが違う桜姫は葉桜まじりであったりする。

しかしこの時期はやはり色んな草木が芽吹き街の彩りもいっそう鮮やかさを増し
歩く事が苦にならない。

自宅も築年数を重ね、所々に痛みや傷が出て来たので先週末から壁の清掃や
塗装でワサワサと慌ただしく、車は仕事場の駐車場にほぼ置きっぱなしで
電車や歩きに徹している。
毎朝、職人さんが8時過ぎにくるので、夜が遅くても一応7時半くらいに起きる
習慣がついて、マジ眠いが身体は不思議に軽い。

池尻大橋の仕事場付近の大々的な首都高のジャンクションの工事も無事に開通したらしく
巨大なコンクリートの造形物が出現。
マンションの隣にあった「道しるべ会館」なる税金の無駄使いの象徴のような
無用の箱ものも取り壊され、向いの公団住宅も立て替えのため解体が進む。

池尻に仕事場を持った約20年前とは景色が全く違う近隣界隈だ。
まさにスクラップ&ビルドの世界。

都心への便の良さや仕事上とても動きやすいロケーションではあるが
そういった景色の街では何となく生活する気にならない。

是非あのコンクリートの巨大なジャンクションの周りを木々や緑で
埋め尽くして呼吸しやすくしてほしいものである。

最近また作曲の時間が少し速くなった気がする。
意識の上でもそう心がけてやっているのだが
短時間で集中力を倍使ってやると形が見えやすく、早く形が見えた方が
次に進みやすい。

ある時期、時間をかける事で楽曲の存在感や作家としての使命感を
増幅させたような気になっていたけど、やはりその都度身体は重く
作品は変わらず 時間をかけた事ほど聞き手に全く伝わらないという
悪循環だ。
一番最初に頭の中で鳴り響いたものにヒントがある気がするのだが
どうもそれよりもいいものがあるのではとグルグル回る。
所詮、自分の中に無いものは無いのだ。あるもので書くしかない。
だからそれを増やすだけ。

派手さはないが仕立ての良さで着ている人をさりげなく引立てる
ジャケットのような作品が作りたいのです。


この時期は桜の開花から満開そして桜吹雪と、桜の話題が多い中、
見つけたチューリップとその仲間達。近所の児童館の脇に咲いていた。

君たち 桜に負けず劣らず とても綺麗ですぞ。

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加