アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

30年

2007年12月17日 | Tsushimi Takashi
金曜日は池袋の芸術劇場ホールで辛島美登里と新日本フィルのクリスマスコンサートを観てきた。ゲストは秋川雅史で千の風になっての生歌。一部を除くアレンジとコンサートの監修を千住明氏。俺ははじめて足を運んだが、今年で9年目らしく毎年この時期にクリスマスコンサートをやっているらしい。辛島美登里と言えばサイレントイヴという楽曲がドラマの主題歌になって売れたが、変わらず優しい歌声でとても落ち着いたコンサートだった。秋川氏の千の風になっては、はじめてフルコーラスを聞いた。さすがに迫力がありオーケストラともとても相性がよかったと思う。

さて、昨日の日曜 行って来た。ヤザワの全国ツアー「REAL]の武道館。
12/14日から5日間やるなかで、昨日が彼の武道館なんと100回目にあたる日ということで、俺にとっても少々特別であった。
キャロルを解散してはじめてのソロ武道館が1977年。あれから30年。
おそらく本人でさえ予想もしてなかっただろうし、目標でもなかったと思う。
ただただ一回一回を丁寧に全力で歌って来た事が積み重なっただけの事なんだろうね。明日は101回目が始まるわけだし、やはり通過点にしか過ぎない感覚なんだろうとコンサートが観ている時に思ったりした。
まあしかし日本人アーティストの記録としては前例がないし、エリッククラプトンが70回くらいらしいから、回数はともかくも30年間ずっと続ける力は並大抵ではない。
1977年の初武道館のセットリストと同じ感じで始まったのにはちょっと震えた。

武道館の周りには小さなヤザワ、太ったヤザワ、白いスーツなヤザワ 革ジャンなヤザワ 女のヤザワ などなど色んなヤザワが開場への列をつくっていた。
しかし色んなヤザワも結構歳とったな(笑)。昔より数段年齢層が上がっていたが
開演前からどこからともなく「エイちゃん。エイちゃん」の大合唱は昔と変わらず
パワフルだ。
武道館のコンサートであそこまで空席ひとつなく埋めることが出来るアーティストもそうはいない。
ちょうど100回記念でwowwowの生中継も入っておりオンタイムで始まったオープニングもすばらしく武道館が揺れたね。
二時間半フルに飛んで走って歌いまくっての全力疾走。
58歳の現役ロッカーなんて素晴らしすぎるよな。
懐かしい曲も知らない曲もあったが、内容よりもヤザワがあの歳でまだまだ生き生きと躍動している姿にとても胸を打たれた。
思えば30年前俺も彼に憧れてこの道を目指した。この業界にもアーティストにも
そういう人たちが沢山いる。そして音楽の世界に限らず全国のヤザワファンの人達もそんな青春の1ページを心の中に大切にしまっているのだろう。

彼はいつも何かにチャレンジしている。変わろうとする事が変わらず行ける秘訣なのかも知れない。みんな彼のそういう姿や生き様に引っ張られているのかな。
続けてゆく事、積み重ねてゆく事が、口で言えるほど簡単ではないと言う事をよく知っている人だと思う。だからこそすべてに全力投球なのだ。
昔のライブよりもよく喋っていた。そして、ありがとうありがとうと何回も叫んでいた。こちらこそありがとうという想いで一杯だった。


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